「ディズニー・オン・クラシック〜まほうの夜の音楽会 2019」公開リハーサルに参加してきた！プログラム紹介と感想

ライター　hiro

ディズニーオンクラシック
Presentation licensed by Disney Concerts. ©Disney
©︎1992 Disney

ディズニーの名曲の数々を、オーケストラの演奏と、NYで活躍するヴォーカリストの歌声でお贈りする大人のための音楽会、「ディズニー・オン・クラシック」。

この度、2019年9/21（土）〜12/23（月）の約3ヶ月にわたる、全国24都市49公演の全国ツアーの開催が決定し、前日の20日に、メディア関係者向けの公開ドレスリハーサル（ゲネプロ）が行われました。

文京シビックホール

今年の公演のテーマは、「きっと、叶う☆ Wish, Hope, Dream」。

ディズニー・オン・クラシックならではの、バラエティ豊かな構成を、一足お先に体験してきたライターのレポートとともにご紹介します。

2019年プログラム

1曲目は東京ディズニーランド®️『ワンマンズ・ドリームⅡ-ザ・マジック・リブズ・オン』より「ワン・マンズ・ドリーム」。

最初の1音から、一気にディズニーの夢の世界へ。
踊るミッキー達の姿が目に浮かんできます。

例年通り、東京ディズニーリゾート®️の曲で気分を盛り上げると、お次は、今年2月に公開された『メリーポピンズリターンズ』より「メリー・ポピンズリターンズ序曲」「幸せのありか」の2曲。

そうなんです！
この「ディズニー・オン・クラシック」では最新の映画の曲も取り上げるのも大きな特徴。

ちなみに、2014年は『アナと雪の女王』、昨年の春公演では『リメンバー・ミー』から話題の曲をいち早く取り上げていました。

続いては、毎年行われている公演アンケートの集計を元に、ファンの皆さんのリクエストに答える「ファン・リクエスト！ソングス」。
今回は、『トイ・ストーリー』、『トイ・ストーリー２』、『ムーラン』から数曲。

第一部の最後にはOrchestra Dreamと題して『ファンタジア／2000』よりオットー・レスピーギ作曲の交響詩「ローマの松」。
オーケストラの圧倒的な演奏と壮大な映像が合わさり迫力満点。

興奮状態で休憩を迎えます。

そして第二部へ。
興奮冷めやらぬまま、メイン演目『アラジン』全31曲！

「アラジン、見たことがないんだけど曲だけは知ってる…」「昔見たけど内容を忘れちゃった…」、そんな方でも大丈夫。スクリーンには曲に合わせて、実際の映画の場面（静止画）が映し出されており、歌詞やセリフの日本語訳も。

今回、新しく演出をし直したと聞いて期待していたのですが、実際に私が体験した7年前の公演はもちろん、去年の秋公演（ヘラクレス）よりもさらに大きく進化したと感じました。

大きな違いは、曲中のセリフを入れたこと。

これによって、まるで実際に映画を見ながら音楽を聴いているような感覚に。シンガーとスクリーン、どちらに目を向けようか迷ってしまうくらい、どちらも魅力的です。

ディズニーオンクラシックヴォーカリスト8名
Presentation licensed by Disney Concerts. ©Disney

ブロードウェイで「オペラ座の怪人」を1500回以上指揮し、オペラの指揮経験も豊富な新指揮者 リチャード・カーシー氏と、オーケストラ、映像、ヴォーカリストの息はぴったり。

ヴォーカリスト8名は、なんと、600人以上の中からオーディションで選ばれた精鋭です。

それぞれがミュージカル等で活躍をしていることもあり、歌に踊りに演技にセリフに…ステージ上だけでなく客席の間も使いながら演じていきます。

…

そんな、「ディズニー・オン・クラシック〜まほうの夜の音楽会 2019」。

今年は、誰もが知っているであろう名曲が入っている『アラジン』がメイン演目ということもあり、マニアの方のみならず、「クラシックやオーケストラに興味があるんだけれど中々一歩が踏み出せない」と感じている人にもお勧めできるプログラム内容になっていました。

ヴォーカリスト、オーケストラと一緒に作り上げるコンサート、笑って泣いて最後に感動して…そんな魔法の時間を過ごしてみませんか？

「ディズニー・オン・クラシック～まほうの夜の音楽会 2019」公演概要

テーマ：きっと、叶う☆ Wish, Hope, Dream
日程： 2019年9月21日（土）～12月23日（月）
会場：全国24都市49公演
主管： Disney Concerts
後援：アメリカ大使館
特別協賛：JCB　協賛：シチズン時計株式会社／三井ホーム株式会社
協力：月刊「ディズニーファン」
制作： Harmony JAPAN