オペラは昼ドラである。【特集:おひとりさまオペラ(6/7)】

ライター ライフ☆スタイリスト 乃浬子 Noriko K.

オペラガルニエ 天井絵

「これさえ読めば、おひとりさまでオペラを楽しむことができるようになる!」特集:おひとりさまオペラ

これまで、

1.「オペラってどこで観れるの?」「チケットはいくらくらい?」
2.「ドレスコードってあるの?」「幕間の楽しみ方って?」
3.「予習は必要?」「おすすめの演目は?」

・・・などの基本情報の他、前回からは、オペラの裏話や秘話、「知っておくと、よりオペラを深く楽しめるかも?」という予備知識に関してもお届けしています。

今回は、わたくし、ライターNoriko流のオペラの見方をご紹介したいと思います。これまでのオペラガイドでは、決して語られることのなかったオペラ体験談(笑)、どうぞ楽しんでくださいね。

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オペラのストーリーって、昼ドラだ!?

アメリカでは、お昼の帯ドラマのことを、”soap opera”=”ソープオペラ” と言うんです。えっ!なぜかって?

ソープ(石鹸)は、テレビのスポンサーに洗剤会社が多かったことから。
そして昼ドラのストーリーは、あたかもオペラの筋がごとく、人間のエゴの渦巻く世界…ドロドロな人間関係を描いているから。

そう、逆に言い換えれば「オペラって、崇高で敷居が高そうに感じるけど、その実、ストーリーは単純で俗物的!」。

例えば、”トスカ”という演目は、ローマの歌姫トスカと、画家カヴァラドッシとの仲を横恋慕した警視総監スカルピアが、職権を乱用してトスカを奪おうと策略する…みたいな、「それはないだろう~!?」というストーリーなんです(笑)

確かに、想いを高らかに歌い上げちゃうのがオペラなわけですから、より強烈な感情の起伏があった方が、歌いやすいものね。
そして視覚と聴覚を満たす総合芸術なのだから、むしろストーリーは出来るだけ単純明快にしておいた方が、バランスがとれるのかもしれません。

何度も見ていると、「やはりストーリーの根底に在るのはであり、人生哲学でもあるんだな…」と、ようやくそう思えるようになってきて、オペラの見方が変わってきたような気がします。

自分のステージを照らし合わせてオペラを鑑賞するのもステキな見方のひとつかもしれません。登場人物に感情移入をして泣いたり笑ったり…波乱万丈オペラ愛憎ストーリーを、堪能しまくっちゃいましょう。

オペラ劇場

オペラ歌手のビジュアルにも注目しよう!

オペラ歌手みなさんは、オペラというと、かなり体格のいい人が、大声で歌ってるというイメージがあるのではないでしょうか?

ですよね~。
私もオペラにハマるまではそんなふうに思っていました(笑)

たしかに、身体という器は肉声を共鳴させる一つの楽器なワケですから、体格がよくて声量が多いシンガーの方が多いのは当然だと思います。
でもね、前回も書きましたがオペラは総合芸術。感動指数にビジュアル面が占めるポイントはかなり高いと思うのです。

ニューヨークのメトロポリタンオペラで観た、忘れられない舞台があります。

15歳の日本人女性役である蝶々夫人を、まるで小錦さんのような黒人ソプラノ歌手が演じていたんです。偏見ではなく、「ある適度のビジュアルの向き不向きはあるよね…」と思った体験でした。

また最近観た”椿姫”では、ソファーの上にクネクネ寝転びながら歌ったり、下着からドレスに着替えながら熱唱したりする演出もありました。
近年、さまざまな演出が施されるようになってからというもの、歌唱力だけでなく、演技力や、ダンス能力などの、ビジュアル要素がますます求められるようになってきているように思います。

歌い手さんにとっては、よりチャレンジングなステージになるけれど、観客の私たちにとっては、多才な表現力を堪能させて頂けるチャンス到来!
素晴らしい時代になって来ています。

ぜひみなさんも、そんなことを思い出しながら、劇場に足を運んでみては如何でしょう♪

という事で、次回、【特集:おひとりさまオペラ】最終回。

35-45WOMAN編集長である近藤さんが、ついに、おひとりさまオペラデビューします!最終回は、そんな彼女の初体験オペラレポ。
はたして、この特集を読んだだけの知識で、滞りなくオペラを楽しめるのか?!

どうぞお楽しみに。

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おまけコラム:乃浬子のおひとりさまオペラ体験~その5~

「ニューヨークメトロポリタン歌劇場の首切り事件!?」

みなさんはキャスリーン・バトルというオペラ歌手をご存知ですか?

1987年くらいに、スーパーニッカのCMに使われたヘンデルのオンブラマイフと言う曲で、天使のような歌声を披露し、日本のオペラファンを急増させた人物です。

実は私もその際、彼女、そしてオペラファンになったうちの一人。のちにニューヨークに移り住んでからは、何度となく彼女の美しい歌声とチャーミングな役柄に酔いしれたものでした。

しかし往年のディーヴァさながらの気位の高い性格 (と言われている)が高じて、メトロポリタン歌劇場の総合芸術監督のジェームスレヴァイン氏から、劇場への立ち入りを禁止されてしまったんです!

当時ニューヨーカーは、「キャスリーン・バトルが、首になった!」と大騒ぎ。
「でもあれだけの人気スーパースターなのだから、ほとぼりが冷めたら数年で戻ってくるのでは?」と、みんなが密かに期待していのだけれど、あれから約20年経ってもそのままみたい。どうやらレヴァイン氏の怒りは相当なものだったんですね。

キャスリーン・バトルの生歌声…いつかまた聴いてみたいものです。

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