【特集:おひとりさまオペラ(7/7)】ついにオペラデビュー!ドキドキ初体験してきました。
「これさえ読めば、おひとりさまでオペラを楽しむことができるようになる!」特集:おひとりさまオペラ。
「12年のニューヨーク生活の中で、オペラやバレエなどなどかなり観まくった」ライターNorikoさんにより、これまで…
1.「オペラってどこで観れるの?」「チケットは何円?」
2.「ドレスコードは?」「幕間の楽しみ方は?」
3.「予習は必要?」「おすすめ演目は?」
・・・などの基本情報の他、前々回からは、オペラの裏話や秘話、「知っておくと、よりオペラを深く楽しめるかも?」という予備知識に関してもお届けしてきました。
最終回の今日は、オペラ未経験の編集長・近藤が、この特集を読んだだけの知識を持って、実際にオペラデビューしてしまおうという企画!
ドキドキ初体験レポです。
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おひとりさまオペラデビュー
…というワケで、本当に一人でオペラを見に行くことになりました、近藤です。
「オペラにはシーズンがあり、基本的に夏はやっていない」という第4回連載の情報をもとに、時期を待って出かけてきました。
予約に使ったのは、チケットぴあのWEBサイト。選んだ演目は、第3回連載でおすすめされていた”こうもり”という喜劇です。
初台にある新国立劇場に向かいます
京王新線 初台駅へ。
電車を降り、案内を見ながら新国立劇場を目指します。中央口直結で便利です。ちょっとややこしいのですが、「東京オペラシティ」は目的地ではありませんのでご注意を。
さほど迷う事なく、建物入り口に到着しました。
オペラだけでなく、新国立劇場自体初体験のわたし。
テンションあがって、上品な紳士淑女の皆様の、やや冷ややかな視線を感じながら、自撮り乱発です。
さて…まずは予習通り、大きな荷物やコートをクロークに預けに行きました。なんなくミッションコンプリート。
身軽になった後は、小さなバッグにチケットを握りしめ、新国立劇場内のオペラパラスへ。
中は吹き抜けの広い空間になっていて、すでに入場にしてる人たちでワイワイガヤガヤしています。
今回は4F席なので、エレベーターを使って上へ。(階段で上がることも可能です。)
オペラ観覧スタート!
「遅刻厳禁!」の予習通り、やや時間に余裕を追って劇場内へ入りました。
*写真はイメージです。
携帯電話の電源を切り、静かに幕が上がるのを待ちます。
上演中は、座席に背中をつけて静かに見るのがマナーだそう。もしも、前の座席の人が前のめりになったりして、見づらい場合は、こちらから注意してもいいそうですよ。
いよいよ幕が上がりました
日本語訳は、舞台の左右に設置されている画面にリアルタイムで表示されます。
どうやらアドリブも多いみたいで、洒落たセリフの後には笑い声が起きる場面も多数。
ただし、目が暇になるという場面がないので、字幕を全部読んでいるのは確かにもったいないですね。「事前にストーリーを把握しておいた方がいい」という事を知っておいて本当に良かった。持参したオペラグラスで演者さんに注目しながら話を追う事もできました。
とは言え、こんな感じならば、例えば…
「今日は、あらすじを見ずに舞台に集中。」
「今日は、オペラグラス覗きまくって楽しもう!」
とか…、同じものを複数回楽しむのもアリなんじゃない?と。自分なりの楽しみ方を発見するのも面白そうです。
幕間(インターミッション)を楽しむ
第1幕が終わり、休憩時間。
第2回連載で読んだ通り、ホワイエに出て何か飲んだり食べてりすることにしました。
オペラパレスは大きなガラス張りになっていて、外の噴水を眺める事も出来ますし、パンフレットやポスターなどで出演者さんのプロフィールやプロダクションの解説を読むことも。
第2幕スタート、終幕へ
今回私が体験した演目”こうもり”は、ウィーンの粋な夜遊びを描いた喜劇です。
中盤にはとても華やかなパーティーシーンがあるのですが、この場面がすごかった!
いろんな国の民族衣装を意識したような、さまざまなテイストのドレス、人…。壁だと思っていた仕切りがあがり、今までの舞台の広さが4倍ほどになるという驚きの演出。
第2幕の拍手は、本当に熱のこもったモノになりました。
思ったより楽しめた おひとりさまオペラ
「むずかしいかも」と思っていたオペラ、この連載のおかげでスルリと楽しむ事が出来ました。
そもそも、オペラにシーズンがある…というトコロから全く知識がなく、どこで観るものなのかも知らなかった私。これからどんどん楽しんで行きたいと思います!
さっそくですが、この冬はトスカという演目を見る予定♡皆様もぜひ、オペラデビューしてみてください。
ショップの品ぞろえもセンス良し!
お買い物を楽しんでも。
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