【特集:おひとりさまオペラ(1/7)】どこで観れるの?チケットはいくら?
写真:パリ オペラ座
演劇と音楽によって構成される舞台芸術・・・歌劇とも呼ばれる”オペラ”。
突然ですが、35-45WOMANをご覧のみなさんは「オペラ」ってどんなイメージがありますか?
実は先日、ある読者さんから・・・
「30超えて大人になってからやっと、歌舞伎とかオペラとか、そういう伝統芸能や文化的な事に興味が出てきたんです。
でも『いったいどこで見れるんだろ?』とか『結構お金かかるんだろうなー』とか。
こういうのって、誰に聞いたらいいのかどこで調べたらいいのか全然わかんない;」
・・・
そんな皆様のために、”12年のニューヨーク生活の中で、オペラやバレエなどなどかなり観まくった”、わたくしライフスタイリスト 乃浬子が、特集:おひとりさまオペラ(全7回連載)にて、オペラに関する情報をお届けいたします♡
このシリーズの終わりころには、むずむずオペラ鑑賞したくなって、すんなりと”おひとりさまオペラ”が出来ちゃってるはず〜〜♪
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プロローグ
ふつうの入門書は、ここで「オペラとはなんぞや?」みたいなお話になるのですが、乃浬子的序章は、それよりも気になる事へのご質問にズバッと答えてみようと思います。
オペラって一体どこで観れるの?そもそも日本で観れるの??
「ヨーロッパなどだと、”オペラ座”っていう施設があるみたいだけど日本では・・・?」
私のおススメは何と言っても新国立劇場です。
■劇場が新しくきれい
■洗練された演目チョイス
■オペラの醍醐味であるインターミッションなどの過ごし方が素敵に楽しめる!
■なにより海外のオペラハウスに匹敵するクオリティにこだわっている
など、多くの理由があるんです。
新国立劇場 オペラページURL:http://www.nntt.jac.go.jp/opera/
オペラって、一体いくらで観れるの?
オペラチケットのお値段はピンからキリまで。
だけど、実は、皆さんがイメージしているよりもずっとお手頃なお値段で観覧することができます。
例えば、新国立劇場の場合、チケットは3,000円から20,000円ほど。
お手頃の席からすぐ売り切れてしまうようですが、平日の夜であれば6,000円〜10,000円位のチケットなら比較的取りやすい。
*もちろん演目や出演者にもよります。(2014年12月調べ)
さらに、かなりの争奪戦ではありますが、”Z席”という1,620円の格安席も用意されているんです。実際わたしは、何度かこのチケットをGETしたことがあります。
日本の劇場では、消防法の関係で立見席がないので、お安い席でも座ってみることができます。
ちなみに、立見席は、海外ではほぼ用意されていて、立ち見で何度も観るのがオペラ通とも言われてるんですよ。まぁこれはもうオタクの域ですけどね(笑)
・・・ということで、いかがでしょう?オペラへのハードル、ちょっと低くなりましたか?
次回は、「ドレスコードってある?」「幕間(休憩時間)の過ごし方って?」などについてです。
ではでは次回の連載までの間、どうぞホワイエでシャンパンなど飲みながら、オペラへの思いを馳せてみてくださいね。
おまけコラム:乃浬子のおひとりさまオペラ初体験〜その1
私が初めてオペラを観たのは、ニューヨークメトロポリタンオペラでの”ドンカルロ”(ヴェルディ作)でした。
ニューヨークに住んでいてミュージカルなどはよく観ていたのだけれど、”クラシックのある文化的生活”へと憧れて、「そうだ!オペラに行こう!!」っと思い立ち、演目もチェックしないで、いきなりチケットブースへ。
「わ〜〜〜!英語じゃないタイトルがずら〜りっと並んでる・・・;
えっと、あっ!Don なんちゃらって、なんとなく耳にしたことあるから解り易いかも?・・・」
っと、ドンカルロの一番お手ごろなバルコニーサイド チケットを、$25ほどで購入しました。
当日は、ちょっとおめかししたドレスでメトロポリタンオペラハウス入りしていたのに、座席は、落下したらとても無事には帰れそうにない急な階段の上!
しかも、4時間もの大作なのに予習もしていないから、何が起こっているのかまったく意味不明(笑)さらには、首と腰が痛くなり、なんともトホホ~なオペラデビュー。初心者が一人で身体をひねって観るにはちょっと辛すぎるチョイスでした(笑
もちろん、ドンカルロ、今では大好きな演目!とても上品なオペラなんですよ。
現在、新国立劇場で上演されるので、長丁場にチャレンジしたい方はぜひトライしてみてね。http://www.nntt.jac.go.jp/opera/
この特集が紹介されました♡
オペラエクスプレス、全日本オペラネットワークさまのFBページで、当記事が紹介されました♪
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