KAT-TUN上田竜也さん「まさにギリギリです…。」主演舞台「After Life」ゲネプロ＆囲み取材

2023年7月～8月に、東京・大阪・福岡にて上演される、KAT-TUN 上田竜也さん主演舞台「After Life」。

初日を明日に控えた7月7日、出演者への囲み取材とゲネプロが行われ、主演の上田さん、演出の河原雅彦さん、相島一之さん、高橋惠子さんが登壇しました。

囲み取材

Q：初日への意気込み

まずは、初日を控えた心境を聞かれ、主演の上田さんは

「果たして明日を迎えられるのか…。」

と第一声。

「まさにギリギリでございます。」

とKAT-TUNの人気曲とかけ取材陣を沸かします。

次いで相島さんが、

「一度キャスト全員でごはんを食べに行ったのですが、たっちゃん（上田さん）が『全員の力で頑張ろうぜ』って。みんなジーンとして。ギリギリになると思うのですが、頑張ってお届けします。」

と語り、高橋さんも同じく、

「こんなギリギリという感じは初めてですけれど、キャストスタッフさんとの信頼関係はできています。きっとうまくいくと思います。」

とにっこり。

この日誕生日を迎えた演出の河原さんは、

「なるようにしかならないので、稽古はとにかく念入りに、話し合いながら理解を深めながら。舞台は総合芸術なので、照明、映像、セットの転換など、時間がかかります。見ごたえのある作品、いいものになるんじゃないかなと思っております。楽しみにしていただいて！」

と力強く語ってくれました。

Q：ガイド役について

また、上田さんは、思い出だけを持って永遠の時間を過ごす人に寄り添いガイドする…という今までにない役柄について聞かれると、

「皆さんに相談してます。いい人ってなに？みたいな。ステージに立ってるときと、休憩と、別人みたいだね、って言われます。笑顔の練習はしてますけど…。稽古中ずっと口角を上げていないといけないので、筋肉が鍛えられました。」

と、自身の普段のイメージとの違いに戸惑ったと明かし、演出の河原さんも、

「彼はクールでワイルド。上田君はそんな気がなくても、スンッてしてるとガイドされる相手役の人がリラックスできない…。口角だけあげとけば大丈夫、と話しました。」

としながら、

「ただ、役を掴んでからは早いというか。日を追うごとに、きちんと『2番』になっていきましたね。」

と役者としての上田さんを信頼している様子を見せてくれました。

Q：今の状態で、たった1つの想い出を選ぶとしたら？

さらに、舞台の内容にからめた質問に上田さんは、

「KAT-TUNのライブかな。ライブしててファンの方々と1つになって盛り上がっている瞬間。まぁこっちは人数が減っていってるんですが（笑）」

と笑いを誘い、

高橋さんも、

「私は、舞台の袖から演じてる人達を裏から見てる場面…」

と、それぞれ仕事に関する思い出をチョイス。

一方相島さんは、

「私は家族ですね。子供が小さいのでかみさんと、犬と猫と。あんまり面白みもないその日の風景…それにします！」

とプライベートのシーンをあげました。

最後は主演の上田さんが

「初日が無事に開くのかわからない状態ですが、とにかく20人以上のキャストがいますので、みんなで力を合わせて、素晴らしい2時間半を提供できるよう稽古を積んできました。ぜひ楽しみにしていてください！」

と挨拶。ファンに向けてメッセージを送りました。

あらすじ

たった1つの思い出だけを持って永遠の時間を過ごすとしたら、あなたは何を選びますか？

5人のガイドが待つ無個性な空間に集められた人々。
ガイドからこう告げられる。
「皆さんには、ここで過ごす1週間の間に、1つ、思い出を選んで頂きたいのです。
皆さんにとって、一番意味のある、大事な思い出を。選んだ思い出は我々が全力で再現します。
そして皆さんは先に進むのです、その思い出だけを持って―――。」

それぞれが思い出を選んでいく中、ひとり悩み続ける老人がいた。
彼を担当するガイド2番は、なんとか老人を助けようとその過去を調べるうちに、ある事実に気がつく。
1週間の期限を迎え、それぞれが迎える結末とはー。

公演概要

東京公演
2023年7月8日（土）～18日（火）・新国立劇場 中劇場

大阪公演
2023年7月21日（金）～27日（木）・森ノ宮ピロティホール

福岡公演
2023年8月2日（水）～4日（金）・キャナルシティ劇場

公式サイト