「このご時世炎上しませんか…?」福田悠太(ふぉ〜ゆ〜)、室龍太「ボーイング・ボーイング」囲み取材
福田悠太(ふぉ〜ゆ〜)さん主演、室 龍太さん、松本明子さん共演、トニー賞受賞作品「ボーイング・ボーイング」。
その初日である2022年5月14日、メディアに向けた囲み取材会が行われ、福田さん、室さん、松本さんお三方が登壇し、初日公演を迎えた手応えなどを語ってくれました。
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囲み取材 書き起こし
福田:「本日はお集まりいただきありがとうございます!
これから大爆笑のトークコーナーという事で、それではおひとり1000円ずついただきます…(笑)
室くんが関西人だからツッコんでくれると思って」
Q:初日おめでとうございます。公演を終えた感想を教えて下さい。
福田:「普段はゲネプロ(関係者、報道陣向けの通し)の後、囲み取材をやって初日公演…という流れなんですが、今回は初日をやった後の囲み取材をさせていただいて初めての経験というか…。
しかし、ま~ウケましたね!
こんなにウケちゃって大丈夫かな?というくらい。手ごたえバッチリでございます。」
Q:テンションが高いですね?
福田:「まだ本番終わって2分くらいですか?(笑)もうちょっと?(笑)
こういう感じでリラックスしてステージ上でもお客さんと笑いを共有して、素晴らしい時間でした。」
室:「役柄的には当たり前なんですが、福ちゃんさん…福田さんが笑いとってたら、ステージ裏でめちゃくちゃ悔しかったです。
たぶん関西人の性(さが)なんでしょうね。」
福田:「僕はそうは思いませんでした。やっぱり器の違いですかね。」
Q:初共演だそうですね?
福田:「そうですね、(室さんと)しゃべったこともないです。」
室:「おいー!記事になっちゃうやん!ダメダメ…」
福田:「室ちゃんはもちろん事務所の後輩でマネージャーも一緒なので接する機会も多くって、まぁ『よろしく』くらいの感じですけど。
松本さんは、あの松本明子さんですから。会った瞬間『おぉ電波少年の…!』みたいな。
ほんとに腰が低くて、僕の腰はなんて高いんだ…と実感してます。ホントにお世話になっています。」(福田さん、しゃがむ)
室:「僕はどうしたらいい…!僕突っ込むために呼ばれたんちゃうんすよ!」
Q:今回それぞれ、モテ役、非モテ役という役柄ですね?
福田:「はい!モテないですね~。ジャニーズなのに普段からモテるタイプじゃないので、この役は僕のための役だな、と。
約60年前の作品なんですが、僕のために書いてる可能性ありますね…。
めちゃくちゃ汗をかいて頭使うんですが、やってて楽しかったですね。」
室「僕の役柄は、そうです、普段とまったく真逆です。こんなキザじゃないし。モテないんです…。
『え~?』ってホンマに思ってます?(笑)
福ちゃんさんはモテると思います。僕はうるさいんでモテないですけど…。」
福田:「うるさいはうるいさいな。30超えてるのに挨拶も『おはよーーーございまーす!!』って遠くからもわかる…」
Q:少しやせましたか?
福田:「いろんな方に毎回言われるんですよね。
多分僕、会っていない間、皆さんの記憶の中で、風船みたいに膨らんでるんですよ。」
松本:「もう、汗びっしょりかいて大熱演!」
室:「僕は汗かかないですけどね。顔に。女優なんで。」
福田:「ジャニーズみたいなこと言ってんな。」
室:「ジャニーズなんです!残念ながらジャニーズなんです。」
Q:稽古での苦労はありますか?
福田「(室さんに)髪を染めたことだよね?」
室:「違う違う!そうじゃなっくて、いかに笑わないかが苦労しましたね。2人の動きがゾーンにはいっちゃって。」
福田:「稽古も、内容を詰めていくとかそんな感じじゃなくって、本が面白すぎるので、それに対して笑わないようにするっていうのが多かったですね。」
松本:「(セリフの量もかなり多いのに)稽古初日から、誰も台本持っていないんですよ」
福田:「僕なんか、燃やしました。たぶん天才の集まりなんですよね~。
エゴサーチしたんですけど、この舞台に出てる人天才だって、みんないっぱい書いてました!」
Q:今回親友役という事で、なにかやってましたか?
福田:「稽古が終わって(室さんと)2人で一緒に帰ってました。
僕は真面目なんで、稽古終わり台本とか見て…ちょっと待たしちゃったな、先に帰っててって言っても待っててくれるんです。」
松本:「室さんは、こう見えて礼儀正しいんですよ!」
室:「どう見えてます?僕お母さんに礼儀だけはちゃんとしなさいって言われてきたんです!」
Q:なんて呼び合ってたんですか?
室「ふくちゃんって呼んでくれって…僕がSnow Manの向井康二に るーたん って呼ばれてるからか、挙句の果てには、ふくたんって呼んでくれって…」
福田:「Snow Man乗ってるから、その波に僕も乗ろうと思って。」
Q:役柄の3股交際は実際にやってみたいですか?
室:「ここでやってみたいって言ったら、このご時世 絶対炎上するじゃないですか…」
福田:「炎上させたいんじゃない?」
室:「やってみたいです!!!」
Q:最後にメッセージをお願いします!
松本:「ぜひとも大いに笑って、明日からの活力にしていただけたら!」
室:「暗いニュースが多い中、ここにきていただいて明るく笑って帰っていただけたらと思います。お待ちしています!」
福田:「会場でいっぱい笑いましょーーーーー!」
「ボーイング・ボーイング」について
「ボーイング・ボーイング」は、2008年度トニー賞で、“リバイバル演劇作品賞” と“主演男優賞” に輝いた大ヒットコメディです。この度、完全版で日本に再着陸。
本作はモテない男・ロベールがモテ男・ベルナールを訪ねたことから巻き起こるドタバタ喜劇の大傑作。
今回演出に三枝孝臣を迎え、上演台本を可児理華が務めます。
モテない男・ロベールは、コメディには定評のある福田さんが、二枚目のモテ男・ベルナールは関西ジャニーズJr.時代から芸人顔負けのツッコミで人気を博し、「どれミゼラブル!」「コムサdeマンボ!」などのコメディにも出演している室さんが演じます。
あらすじ
1960年代のパリの日曜日、空港に近いパリ市内のアパルトマンに住んでいる建築家の“モテ男”ベルナールはアメリカ人のフィアンセ、ジャネットと朝食を楽しんでいた。すると、田舎から旧友の“非モテ男”ロベールが訪ねてくる。
ジャネットを見送った後、ベルナールはロベールに自慢する。自分は三か国の美女三人と付き合っている、と。しかも全員が国際線キャビン・アテンダントなので、スケジュールをうまくやり取りすれば、全くバレずにうまく行くのだと。昼になるとフランス人のジャクリーンがランチにやってくる。ロベールにジャクリーンを紹介するベルナール。
フライトに出かけたジャクリーンの後、まもなくドイツ人のジュディスが予定より早く着いたとやってきて、ジュディスは間違えてロベールにキスしてしまう。人生初のキスに仰天するも、何かに目覚めてしまうロベール。
そこへ、フライトスケジュールが変更になったとジャクリーンが再び戻ってくる。二人が鉢合わせしないようにジャクリーンを何とか外出させようとするベルナール。更にそこに天候不順で同じくフライトが変更になったジャネットも戻ってくる。三人全員が同じ時間にアパルトマンで会うことになってしまい、焦るベルナールたち。ロベールや家政婦のベルタを巻き込んで、何とか場を取り繕うとするベルナールだが…。
果たして、ベルナールは三人とうまく付き合っていくことは出来るのか!? そして女に目覚めたロベールは?
公式サイト:https://www.bbstage.jp/
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