関西ジャニーズJr.福井宏志朗、奥村颯太のW主演「キャッシュ・オン・デリバリー」名古屋にて開幕
「SHY BOY プロデュース」第4弾公演「キャッシュ・オン・デリバリー」が5月20日(金)名古屋・ウインクあいち大ホールにて開幕しました。
本作は2018年に上演し、好評を博した作品。2022年ver.はW主演に関西ジャニーズJr. 福井 宏志朗さんと奥村颯太さん、ヒロインにはSKE48チームSリーダーの松本慈子さんを迎え、名古屋・大阪にて上演されます。
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初日 レポート
膨大なセリフ量、そして次々と変わるシチュエーション、ハイテンションに場面が移り変わっていく本作、福井さん・奥村さんはあちらこちらと動き回り、軽快なステップを踏みながら、さすが関西ジャニーズJr.と思わせるノリツッコミを惜しみなく披露します。
今回が初舞台となる松本さんは少々気の強いリンダを熱演。どんどんヒートアップしていく姿をコミカル&キュートに演じます。
名古屋を拠点に活躍するBOYS AND MENの吉原さんは冷静沈着な葬儀屋をクールに演じながらも、騒動に巻き込まれ、慌てふためくギャップを魅せました。
終始ドタバタで少しでも狂いが生じれば崩壊しかねない舞台、野坂実さんによる緻密な演出と、田野聖子さん、椙本滋さん、谷口敏也さん(30-DELUX)、礒谷菜々さん、東てる美さんの安定の芝居が、舞台をしっかりと支え、骨太の舞台に仕上がっています。
終演後のカーテンコールでは福井さんが、
「稽古からここまであっという間に進んできました。このメンバーで最後まで頑張っていきます!」
と熱くメッセージ。
一方奥村さんも、
「この初日をスタートラインにまだまだ、まだまだ、クオリティを上げていきたいと思ってます!何度でも観に来てください!」
と会場を盛り上げました。
取材会にて「地方からムーブメントを起こしていきたい!」
終演後には取材会が開催され、福井宏志朗さん、奥村颯太さん、松本慈子さん、吉原雅斗さん、清水順二さんが登場。
福井さん、奥村さん、松本さんは口を揃えて楽しかったと話し、福井さんは、
「楽し過ぎてテンションがどんどん上がって、想像以上に疲れました。自分の楽しさがお客様に伝わったら嬉しいです!」
とコメント。
奥村さんも、
「身体が軽くなった気がする。アクシデントもあったりして、それも舞台ならでは、ですよね。」
と笑顔を見せてくれました。
初舞台の松本さんは、
「全然緊張しなかったです!お客様が入ったら緊張するのかな。でも本当に楽しかったので、この雰囲気のまま続けられたら。」
と本番を心待ちにしていました。
舞台上では冷静沈着な葬儀屋を演じる吉原さんは、
「僕は(役の立場上)後ろから見てることが多いので…みんな楽しそうだなぁ、僕ももうちょっとワーキャーしたいなぁ、と思いながら見ていました。」
と悔しそうな表情。
そんな4人の姿を見て清水さんは、
「僕はみんなの姿を見て嬉しく思ってました。きっかけが難しいこの芝居は無茶苦茶になる心配もあるんですが、みんなしっかりやっていたので感心しながら演じていました。」
と話しました。
稽古場では若いメンバーが先輩の役者に質問をしたり、居残り稽古としてマンツーマン指導を受けることもあったそう。
また今回は福井さん・奥村さんの拠点である関西。松本さん、吉原さんの拠点である名古屋での開催。清水さんは、
「エンタメは東京に集まることがほとんど。だからこそ地方からムーブメントを起こしていきたい。」
と語り、メンバーも大きく頷いていました。
取材会は終始笑いに包まれ、まるでファミリーのような雰囲気。千穐楽までにますます絆も深まり、極上の仕上がりになりそうだ。名古屋・大阪まで足を運ぶ価値は十二分にあり。ぜひ劇場で大爆笑を!
あらすじ
舞台はロンドン郊外、エリック・スワン(福井)の自宅。エリックには、妻のリンダ(松本)に大きな隠し事があった。
2年前に勤め先をクビになって以来、嘘を駆使して社会保障手当を不正受給し、生計を立てていたのだ。 良心の呵責を感じ始めたエリックは、手当てを打ち切る方法を思いつく。
―でっちあげた人物をひとりずつ抹殺しよう―ところがそこへ、社会保障省の調査員、ジェンキンズ氏(清水順二/30-DELUX)が訪ねてくる。
2階の間借り人・ノーマン(奥村)を巻き込んで、どうにかごまかそうと嘘を重ねるエリック。
ごまかせばごまかすほど嘘がこじれ、エリックとノーマンは窮地に立たされていく…
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