主演 松岡充!デヴィッド・ボウイの遺作『LAZARUS』稽古場レポート
2025年5月31日から、横浜・大阪で上演される、主演 松岡充によるデヴィッド・ボウイの遺作ミュージカル『LAZARUS』の稽古場レポートが届きました。
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稽古場レポート
本作は、2016年に他界したボウイが関わった唯一のミュージカル。ボウイと劇作家エンダ・ウォルシュが手がけ、SF映画『地球に落ちて来た男』の続編としてニュートンのその後を描きます。劇中ではボウイの名曲『All the Young Dudes』や『Changes』に加え、本作のために書き下ろされた『No Plan』なども披露されます。
稽古場では、松岡充が主演のニュートンを演じ、ボウイの名曲『Absolute Beginners』を歌うシーンが印象的。歌の発音指導も徹底され、出演者たちは細部にわたり表現を追求しています。特に、松岡の歌唱はニュートンの複雑な感情を巧みに表現し、エリー(鈴木瑛美子)との絡みで魅力を放っています。
演出の白井晃氏は、演技を細かく指導。セリフの意味を深く掘り下げ、舞台全体に緊張感を生み出すように求めます。稽古の中で、上原理生演じるバレンタインが歌う『Dirty Boys』は、その存在感を放ち、劇の緊張感を一層引き立てています。
ボウイの遺作であり、命と向き合いながら作られた本作は、松岡充にとっても特別な意味を持ちます。「ボウイの魂を表現したい」と語る彼の演技は、圧巻のひと言。物語が進むにつれ、ニュートンの苦悩と希望が見事に描かれています。
この作品の魅力的な要素は、身体表現と視覚効果で表現されるシーンにあります。
最後のシーンでは、松岡が天に手を伸ばし、ボウイの霊が降りてくるかのような感覚を覚えました。
公演日程
【横浜公演】
日程:2025年5月31日(土)~6月14日(土)
会場:KAAT神奈川芸術劇場〈ホール〉
【大阪公演】
日程:2025年6月28日(土)~29日(日)
会場:フェスティバルホール
チケット一般発売日
横浜公演 好評発売中!
大阪公演 5/18(日) 10:00 発売開始!
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