美男子で同性愛者で殺人犯…ふぉ~ゆ~辰巳雄大さん「ネバー・ザ・シナー -魅かれ合う狂気-」取材会
ジャニーズ事務所所属アイドル「ふぉ~ゆ~」のメンバー辰巳雄大さんが、美男子で同性愛者で殺人犯…という難しい役柄に挑戦する「ネバー・ザ・シナー -魅かれ合う狂気-」。
恋人であり共犯者でもある相手役として、同事務所の後輩 林翔太さんが出演することでも話題となっている同作が、2021年9月2日 初日を迎え、同日、メディアに向けゲネプロ&取材会が行われました。
http://www.nts-stage.jp
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辰巳さん、林さんコメント
リチャード・ローブ役:辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)さんコメント
「翔太とは、同じグループに属していた時期もありましたが、まさかこうして2人で主要人物としてステージに立つとは想像もしていませんでした。その時の自分たちに諦めずに頑張っていたらこういう景色が見えると伝えてあげたいです。
翔太とは今回、初めてがっつりとお芝居をしましたが、優しさやふわふわしている部分がありつつ、芯がものすごくしっかりした男だと感じました。ただ、この稽古に入る前は『恋人としてあり』と言っていましたが、稽古をしてみたらナシかなと(笑)。
翔太は、優しさで包んでくれるような母性すら感じる人ですが、気づくと『あれ? 今、手のひらで踊らされている?』という瞬間があるんです。最終的に尻に敷かれそうなイメージが強くなったので、(恋人は)やめておきます(笑)。
今回、僕たちはカンパニー一同、演劇をやるということに真摯に立ち向かってきました。この作品は実話をもとにしているため、(演出の)君塚良一さんを先頭に、いろいろなことを調べて、僕たちなりに勉強をしてこの作品に取り組みました。濃密な稽古の時間を経て、今、こうして皆さまの前で披露できたことが何よりも幸せです。千秋楽まで気を引き締めてお届けしたいと思います。」
ネイサン・レオポルド役:林翔太さんコメント
「辰巳くんは、同じグループの時からお兄ちゃん的存在で、小さい頃から踊りを教えてもらったりしていたので、今回、2人でがっつりとお芝居させて頂けることは本当にうれしいです。お稽古場でも毎回、違うお芝居を投げてくださるので、すごく勉強になりましたし、刺激になりました。
辰巳くんは、ローブのように稽古中もずっとセクシーでした。自宅でも動画を観たりして、日々研究しているようで、日を重ねるごとにどんどんセクシーになっていたので、僕はレオポルドとしてキュンキュンしながらお芝居をしていました。なので、恋人としても「あり」です(笑)。
頼りがいもあるので、世の女性から見ても恋人にしたい男性ではないでしょうか。
本作は、実在した事件を題材にしているので、もしかしたら心苦しくなるところもあるかもしれません。ですが、劇中にはローブとレオポルドの青春物語のような場面もありますし、観に来てくださった皆さんにエネルギーや元気を与えられる作品だと思います。そして、僕たちはセクシーな部分もどんどん出していきたいと思いますので、楽しんでいただけたらうれしいです。」
実際に起きた事件を舞台化
「ネバー・ザ・シナー -魅かれ合う狂気-」は、1924年、アメリカで実際に起こった犯罪「ローブとレオポルド事件」がベースになっています。
この事件は、裕福な家庭に生まれ、互いに同性愛関係にあった天才と呼ばれていたユダヤ人の大学生二人が、同じく裕福なユダヤ人実業家の息子、ボビー・フランクスを誘拐して殺害したというショッキングな事件で、その狂気性から、世界中で上演され続けている人気ミュージカル「スリル・ミー」など、事件をテーマにした作品が多く作られています。
実は、映画「グラディエイター」「ラストサムライ」などを手掛けたハリウッドの脚本家ジョン・ローガンが、それよりも前に「ローブとレオポルド事件」をベースに執筆した戯曲が、この「ネバー・ザ・シナー」です。
そして今回、「ずっとあなたが好きだった」をはじめ、「踊る大捜査線」シリーズを世に送り出し、近年では「教場」「教場2」のヒットも記憶に新しい日本を代表する脚本家であり、映画監督の君塚良一が、「ネバー・ザ・シナー-魅かれ合う狂気-」で舞台の初演出に挑みます。
公式Twitter:@nts_stage
ハッシュタグ:#ネバシナ
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