【舞台信長の野望】田中れいなさん、方言で想い語る！鶏冠井孝介さん、谷佳樹さん、彦摩呂さん囲み取材

ライター　円為子

田中れいなさん、鶏冠井孝介さん、谷佳樹さん、彦摩呂さん

信長の野望舞台囲み取材田中れいなさん、鶏冠井孝介さん、谷佳樹さん、彦摩呂さん

歴史シミュレーションゲーム「信長の野望」の舞台、シリーズ第5弾となる「大志～最終章～群像割拠関ヶ原」が、かめありリリオホールにて、2021年7月23日初日を迎えました。

本公演を前に開催された囲み取材にて、鶏冠井孝介さん（織田信長役）、田中れいなさん（お市役）、谷佳樹さん（明智光秀役）、彦摩呂さん（今井宗久役）の4人が、その想いを語ってくださいました。

tap5 囲み取材の様子は動画でもご覧いただけます。

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舞台「信長の野望大志～最終章～群像割拠関ヶ原」とは

本公演は、2017年に発売された最新タイトル「信長の野望･大志」と完全連動型として、2018年に初めて舞台化されたシリーズの第5弾となります。

本作の特徴である多元視点のWサイドストーリーにより、回を重ねるごとに作品の深みや面白みを増しています。そしてこの度、昨年新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった、「最終章」を＜SIDE 織田紅血＞、＜SIDE 明智紫炎＞のWサイドストーリーで7月23日から上演します。

イントロダクション

現代の記憶を持ちながら戦国を生きる織田信長。そして信長と同じく本来の歴史を知りながら自らの天下を狙う武将達。
VS武田&上杉、さらには本能寺の「乱」をも生き残った織田信長を待ち受けたのは、本来の戦場では”敵”として顔を合わせることのなかったはずの英雄たちが集結する関ヶ原の大地。
そこには、本能寺の「乱」で爆発の炎に包まれたはずの明智光秀の姿もあった…。

信長の野望

囲み取材の様子

まずは、舞台への意気込みを教えてください

鶏冠井さん：「最終章を迎えることができてうれしく思います。よろしくお願いします。」

信長の野望舞台囲み取材田中れいなさん、鶏冠井孝介さん、谷佳樹さん、彦摩呂さん

谷さん：「前回、明智光秀としての役を全うしたと思ったんですが、復活をぜひというお声をいただきました。さらにパワーアップしてお届けできるかと思います。最終章楽しんでいただけたら。」

彦摩呂さん：「最終章、第5弾となりました。延期もありましたが、このように開催出来てとてもうれしく思っています。僕はストーリーテーラーも務めます。よろしくお願いします。」

信長の野望舞台囲み取材田中れいなさん、鶏冠井孝介さん、谷佳樹さん、彦摩呂さん

田中さん：「1年前に開催予定だったものが延期になってようやくお届けできる…、嬉しい反面、最終章が始まる…終わりがあるんだな、といつもとは違う切ない感じにもなっていて…。
内容も、お市としても田中れいなとしても泣けるところがあって、稽古からボロ泣き。お客さんにも（そんな想いを）届けられたらなと思います。」

田中れいなさん、鶏冠井孝介さん、谷佳樹さん、彦摩呂さん

Wサイドストーリーという変わった演出ですね？

鶏冠井さん：「まずこれまでの4作をダイジェストにスクリーンと舞台上で紹介するシーンがあるんです。
なので、今まで見てない方も十分楽しめる内容になっています。」

信長の野望舞台囲み取材田中れいなさん、鶏冠井孝介さん、谷佳樹さん、彦摩呂さん

谷さん：「こういう流れで信長が最後関ヶ原に来た…というストーリーがぎゅっとまとまっています。
王道のストーリー、裏側の別ストーリー。軸である我々とは別のキャストからは『まったく別の作品が出来上がってる』と聞いています。そこを楽しみにしていただけたら。」

（思わず笑いだす鶏冠井さん。）

全員：「どした？笑」

谷さん：「俺変だった？我々の雰囲気のまましゃべった方が伝わるかな…と。」

田中さん：「そうしよ！今のすごい伝わった！」

チームワークが素晴らしいですね。最終章ならではのエピソードがあれば教えてください

田中さん：「口で表わさんと皆さんには伝わらんけど、でも、口では表せられないくらいの『帰ってきた』感。
チームワークができてて、新メンバーの方がいても、そんなのも感じさせんぐらいにチーム一丸となって。
今回…寂しいけん？わからんけど、稽古がすごく少なかったように感じたんですよね。それなのに、場当たりでは『なんか普通にしゃべれよお（しゃべれている）』というか。役やけど、お芝居してない感じにできて。」

鶏冠井さん：「そこがお互いの信頼関係のおかげかな。」

田中さん：「…寂しいね～～～！（出演者に向かって）」

谷さん鶏冠井さん：「最後のカーテンコールとかでも、みんなを見るシーンがあるですけど泣きそうになって。
オープニングから泣きそう。
シリーズを知ってくれてる方はもちろん、『涙腺を刺激するコトを狙ってるだろ！』という…演出家がにくい演出を付けております！」

信長の野望舞台囲み取材田中れいなさん、鶏冠井孝介さん、谷佳樹さん、彦摩呂さん

彦摩呂さん：「ずーっと初演作から両サイドを続けてきたんですよ、だから5作だけど10作やってるのと同じなんですよ。」

全員：「そうですよね！」

彦摩呂さん：「この両サイドの演出、魅せ方は『信長の野望』ならでは。見方を変えると全然違うんですよ。
お稲荷さんも、表で巻くのと裏でまくのと全然ちがうんですよ！…例えがおかしいか？？笑
海苔巻きも、ごはんが外のお洒落なのもあるで～！」

信長の野望舞台囲み取材田中れいなさん、鶏冠井孝介さん、谷佳樹さん、彦摩呂さん

リポーター業のイメージが強い彦摩呂さん、俳優としてこういう役目はいかがでしたか？

彦摩呂さん：「あ…わたくし、皆さんご存じないかもしれませんが、本業が俳優なんです…。
グルメリポーターは派遣社員…？（笑）冗談です。
俳優業っていうのは、役になりきるというのが楽しい。やめられませんね。
関西弁の世話焼きのおっちゃんなので私はこの役を気に入っています。楽しんでいます。」

記者：「どっちが大事ですか？」

彦摩呂さん：「それは皆さんに決めていただけたらと思います。
今は、芸人さんも上手に食レポもされますし。
ま、私は本業はアイドルですからね！（笑）」

信長の野望舞台囲み取材田中れいなさん、鶏冠井孝介さん、谷佳樹さん、彦摩呂さん

それぞれの、個人としての野望はありますか？

彦摩呂さん：「生きてやる…！これは深いですよ。健康面も、芸能界も…生きてやる…！」

谷さん：「誰もが思うと思うのですが、彦摩呂さんみたいになりたい…。
彦摩呂さんの家で食事会開催してくださったり、誰に対してもフランクで気遣いが人一倍できて、自然さも魅力。自分もああなりたいです。」

信長の野望舞台囲み取材田中れいなさん、鶏冠井孝介さん、谷佳樹さん、彦摩呂さん

田中さん：「わかる！」

谷さん：「ね～いっつも言ってるじゃんね？人にやさしくなりたい。目指すべきは彦摩呂さんなんだなって。」

彦摩呂さん：「今の絶対カットせんといてな！」

鶏冠井さん：「僕は今、犬と猫を飼いたいと思っていまして。それに伴って、家を建てたいなっていうのが野望。
そして僕も、まだまだこの世界で生き抜きたい！…頑張ります！（大声）」

田中さん：「コロナ禍、自分のソロライブが中止になったりしている中で、ハロープロジェクト卒業メンバーのファンクラブ『M-line club』のライブが始まったんです。
言い方が難しいですが…コロナは早く終わって欲しいけれど、コロナがなかったら考えられなかった企画だったんですよ。
今までいろんなキャリアを積んできて『私は田中れいな』というのができていたつもりだったけど、そこで、いろんな個性の後輩たちをみて、『もっとやらないかんな！』という久しぶりの気持ちが芽生えました。
『もっと自分は表現できる！』と。そんなアーティストになりたい。」

記者：「という事は、まだまだアイドルとしてやりたいと？」

田中さん：「あ！違います！1つ言っていいですか？私、自分のことアイドルだと思ってないんで。これちゃんと書いてほしいんですけど、『いつまでアイドルやるの？』っていうアンチとかいるんですよ！
だけど、『私は、私可愛いでしょ～～？』じゃないんです。『田中れいな』として見て欲しいので。
アーティストといわれると、端くれですいません…という気持ちにはなりますが…。」