佐藤二朗、Novel Coreの主題歌に「魂ごとのめり込まなければ作れない曲」と感謝!Novel Coreは「二朗さんに次いで名無しの大ファン」と宣言

俳優の佐藤二朗さんとアーティストのNovel Coreさんが6月10日、kino cinéma新宿で開催された映画『名無し』大ヒット御礼舞台挨拶に登壇。
本作でNovel Coreさんが書き下ろした映画主題歌「名前」への思いや、楽曲誕生の裏側などを語りました。
公式サイト
映画『名無し』冒頭映像【77.4秒】|5.22(金)全国公開
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「全部”ラ”でいいんじゃないか」佐藤さんが明かしたデモ音源の衝撃
上映後に客席後方から登壇した佐藤さんは、エンドロールで流れた主題歌について「魂ごと作品にのめり込まなければ作れないような曲が最後に流れて、本当にありがたいと思っています」と感謝を述べました。
Novel Coreさんにとって人生初の映画主題歌となった「名前」。脚本を「多分15、6回はフルで読んだ」といい、「読むたびに大事だと思うポイントが変わっていく。余白の強い作品だと感じました。その抽象性を損なわずに、余白を残したまま映画の世界観を地続きに感じてもらえるような曲にしなきゃということで、”名前を付ける”という行為自体が人間にとってすごく大きなカルマなんじゃないかというところにフォーカスして作詞を進めました」と制作の核心を語りました。
一方、佐藤さんはデモ音源を初めて聴いたときのことをこう振り返りました。「その時は全部歌詞が『ラ』だったんですよ。あまりにメロディが映画の世界観と合っているから、プロデューサーに『もうこれ全部”ラ”でいいんじゃないか』って言ったんです。監督もそれがいいねって言っていた」。ただ、歌詞が上がってきた際には「デモよりも何倍も良かった。さすがプロだなと脱帽しました」と話しました。
「太朗と二朗なんですよね」本名が生んだシンパシー
楽曲作りのトークの中で、劇中の登場人物「山田太郎」の話題になった際、Novel Coreさんが自身の本名「佐竹 太朗」を明かす場面がありました。
「太朗だから彼の気持ちが分かるんです。率直にシンパシーをめちゃくちゃ感じてしまって。彼の気持ちを代弁できるとしたら自分しかいないんじゃないかということで、筆をとった次第でございます」と語り、佐藤さんと「太朗と二朗なんですよね」と顔を見合わせました。
佐藤さんがお気に入りの歌詞として「必ず枯れる花に水をやるのなら 踏みつけて散らしてしまえばと そう思うほど~」という部分を挙げると、Novel Coreさんは「めちゃくちゃ嬉しいです」と破顔しました。
「20代で38回は諦めすぎ」二人が語った挫折と今
映画のテーマにちなみ、人生で諦めそうになった経験を問われた佐藤さんは「20代の頃、38回ぐらい役者を諦めているんで」と切り出し、「諦めるという言葉の語源は”明らかにする”ということらしいんですよね。だから諦めることって悪いことじゃない。38回はちょっと諦めすぎだけど、そういう経験があるから今の僕があるんじゃないかと思って」と話し、「当然それを支えてくれたのは妻です」と胸を張りました。
Novel Coreさんも「漫画家を目指した時期もあったし、声優、テニスプレイヤー、バスケプレイヤー、指揮者……色々なことを経て、一個一個挫折するなかで自分の道を確かめていって、今にたどり着いた気がします」と振り返りました。
「二朗さんに次いで名無しの大ファン」
締めくくりにNovel Coreさんは「僕はこの映画『名無し』、二朗さんに次いで大ファンの自信があります。この映画の中で生きた彼ら彼女たちの人生を、より高い温度でみんなに近い温度で伝えられるように書き下ろした主題歌です。この映画と共に『名前』という楽曲をたくさんの方に聴いてもらえたら」とメッセージを送りました。
佐藤さんも「エンドロールまで席を立つ人がいないという話をよく聞きます。Novel Coreさんに主題歌を引き受けていただけたことが、映画にとってすごく大きなことだと思っています」と応えました。
映画『名無し』は佐藤さんが原作・脚本・主演を務めるサイコバイオレンス。城定秀夫監督がメガホンをとり、丸山隆平さん、MEGUMI、佐々木蔵之介さんが共演。全国117館にて大ヒット上映中です。
「名無し」について
原作は、マンガ配信サイト「コミプレ-Comiplex-」にて絶賛連載中の同名漫画。
数奇な運命を背負った“異能”の男の希望と絶望、そして狂気を描破するサイコバイオレンスな内容で、連続殺人事件の容疑者で「山田」と呼ばれる主人公の得体のしれなさが好評を博す話題作です。
主演の“名無し”(山田太郎)に佐藤さん、身寄りも名前すらもなかった少年期の名無しの名付け親となる巡査・照夫役に丸山さん。そしてMEGUMIさんが、「山田」と同じ児童養護施設で育ち共に暮らしていた山田花子を演じ、佐々木蔵之介さんが連続殺人事件の容疑者「山田」を止めるべく奔走する刑事・国枝を演じます。
ストーリー
白昼のファミレスを襲った無差別大量殺人事件。防犯カメラに残された容疑者の中年男。
被害者は誰もが鋭利な刃物のようなモノで切りつけられていたが、映っているはずの凶器の姿だけが目視できない。鍵を握るのは男の右手。
その手が向かう先には必ず何かが起こる。目に見えない力の秘密に隠された、恐るべき真実から逃がれることはできるのか?
映画『名無し』は、5月22日(金)より全国公開。
佐藤さんが手掛けたオリジナル脚本が編集者の目に留まり、永田諒さんの作画で漫画化。”映像化不可能”とされながらも昨年10月に映画化が決定した経緯を持つサイコバイオレンス作品です。
原作・脚本:佐藤二朗
出演:佐藤二朗 / 丸山隆平 MEGUMI / 佐々木蔵之介
監督・共同脚本:城定秀夫
配給:キノフィルムズ
(C)佐藤二朗 永田諒 / ヒーローズ (C)2026 映画「名無し」製作委員会
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