「恥ずかしいのでメンバーには言わない…」Snow Man岩本照さん「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」囲み取材&プレスコール
ジャニーズ事務所所属の人気9人組グループ「Snow Man」のリーダーである岩本照さん主演のミュージカル「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」。
初日を明後日に控えた8月9日、出演者への囲み取材とプレスコールが行われ、ハンサムな天才詐欺師フランク・ジュニア役の岩本さん、ヒロインのブレンダ役元AKB48の横山由依さん、フランクを追うFBI捜査官カール役吉田栄作さんの3名が登壇しました。
ミュージカルについて「いずれチャレンジしたいと思っていた分野」とコメントしていた岩本さんが、初日を前に語る心境とは。
公式サイト
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囲み取材
Q:初日を目前にした今の気持ちは?
岩本さん:「(共演者の)皆さんとお会いしてから、このステージまですごいスピードで駆け抜けてきたって感じ…その中で培ってきた絆を感じながら、お客さんを楽しませたいという想いで、今ステージに立ってます。」
横山さん:「本当に楽しみです。早く皆さんに見ていただきたいという気持ちですごくワクワクしています。」
吉田さん:「感染対策をちゃんとしながら(稽古を)日々積み重ねてきたんで、どうにか11日、初日を迎えられること…そしてここからの東京30回と大阪10回、無事に終わるのを祈っております。」
Q:コロナ禍での稽古は大変でしたか?
吉田さん:「ずーっとマスクをしてました。強いヤツをね…強いヤツ…?しっかりしたヤツ!(笑)
無酸素運動してるみたいな感じで。
昨日初めてこの舞台でランスルー(通し稽古)するときだけ外したんですが、口が回りすぎちゃって、みんな噛み噛み。
マスクをしてない状態に慣れるってのが、この数日間の課題ですね。」
横山さん:「コミュニーケーションをとりづらい環境だったんですが、その中でも、1つのものをみんなで丁寧に作っていくっていう感覚…心のつながりみたいなものはあったのかなって。
そこを信じて本番も丁寧にやっていきたいなと思います。」
Q:岩本さんはブロードウェイミュージカルに初挑戦ですね?
岩本さん:「ミュージカルはいつか挑戦してみたいと思っていたので、20代のうちに主演をやらせていただく機会がいただけて本当に嬉しいなと思います。
ダンスは…、Snow Manメンバーと踊るのとは全然違いますね。振付考えなくていいんで…。(踊りと)歌に専念させてもらってます。」
Q:横山さん、初のミュージカルはいかがですか?
横山さん:「挑戦したいと思っていたミュージカルを、このタイミングで…岩本君が主演のこのチームでやらせてもらえるってことが嬉しいです。
(岩本さんが)主演が初めてっておっしゃってたんですが、優しく声かけてくれたり、座長として引っ張ってってくれたりするのを見て、自分に出来ることを精一杯やって(お芝居を)お届けできたらなと、気持ちが引き締まった感じがします。
ミュージカルで歌うのは今までとは違っていたんですが、たくさんの方に協力していただいたおかげで、今は、『楽しみだな』っていう気持ちに。」
吉田さん:「2人のデュエットはとっても素敵ですよ!大好き!」
横山さん:「ありがとうございます!
初日、初めて歌を合わせたときに、岩本君の声って安心感があるなって。稽古が続いていく中で、よりそれが膨らんできて、すごくやりやすくって。」
Q:岩本さん、横山さん、お互いの印象は?
岩本さん:「横山さんは、すごい気さくな方で、優しさの塊って感じ。チョコくれたり…。」
横山さん:「岩本さんは、すごくパワフルな方。全方向からエネルギーが出てる感じで、いつ気を抜いてるのかな?っていう感じ。間近で見せていただいて、日々刺激をもらっています。
あと、乳酸菌飲料を毎日、みんなに配ってくれるんですよ。優しくて。」
吉田さん:「(岩本さんに向かって)ありがとうございます(笑)」
岩本さん:「座長としてってことではないんですが、今の時期、暑かったりするので、何より体調管理が大事だなって思って。」
Q:吉田さんからみた岩本さんの印象は?
吉田さん:「めちゃくちゃ男臭いヤツです!
座長としても頼りがいがあるし、カンパニー全員の事を考えてくれたり、差し入れにつめた~いタピオカくれたりとか(笑)
(キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンの物語は)実際にあった話なんですが、劇中で、親友のようになっていく役柄同士なので、相手役が岩本君で良かったなって思います。」
岩本さん:「栄作さんは何していてもカッコいいし、刺激だし。
ご一緒させてもらうからこそ盗めるところは盗ませていただきたいなって思ってます。」
横山さん:「栄作さんの佇まい…、稽古場でも余裕があって、カンパニーの雰囲気を盛り上げてくれて。
(岩本さん吉田さん2人は)すごくいい関係性だなって感じています。」
Q:Snow Manメンバーは見に来てくれそうですか?
岩本さん:「わっかりません(笑)
見に来てくれるとは思いますけど、恥ずかしいので自分から見に来てとは言わないと思います。」
吉田さん:「いいなよ~」
岩本さん:「え~…。見に来て欲しいですけどね!こっそり。意識しちゃうんで。」
Q:天才詐欺師の役作りで苦労したことは?
岩本さん:「嘘ついてだましていくスピードが速いので、頭の切り替えが難しいなって感じがしましたね。
ただ、1個の作品の中でいろんな役をやらせてもらうっていうのも、ある意味いろんなことをやらせていただくアイドルとちょっと近しいものがあるのかなと考えながら。
ただ、嘘つくのは苦手なタイプなので詐欺師役は向いてないと思いますね。」
Q:作品の見どころを教えて下さい。
吉田さん:「嘘みたいな物語なんですよ。でも全部本当にあった話なんですよね。
映画(2003年/レオナルド・ディカプリオ主演)はよく考えたら20年前なんですよ。気づいたら、僕も50過ぎている…。
その、トム・ハンクスの役をやらせてもらうのは感慨深いです。
もちろん、あくまでこれはミュージカルだしジャパニーズバージョンですから、我々がやる魅力が注入されていると思うのでご期待いただきたいと思います。」
岩本さん:「自分が出てないシーンも本当にかっこよくて『出たかったな』っていうシーンが多くって。
1つに絞るっていうよりも、どのシーン、どの人も、『ここが見どころだ』という風にいろんな形で刺さってくれるような。だから全部です。見どころは。
(『制服姿は見どころじゃないんですか?』と振られ)ありがとうございます(笑)
まあ…副操縦士なんで操縦はしないですけど(笑)かっこよく着こなせるように頑張ります。
いろんな役…学生やったり、いろいろやってるんですが、お気に入りは、意外と医者っすかね(笑)」
横山さん:「見どころは全部ですね…。人生ってたくさん出会いがあると思うんですが、それで成長したり苦しいことになったり。
フランクの視点で物語は進みますが、全員に人生があって、それが鮮やかに描かれている作品だと思うので、一瞬も見逃さずに見ていただけたらなって思います。」
Q:最後にメッセージをお願いします
吉田さん:「コロナも続いてますし、毎日暑いですが、そんな中来て下さる方には、鮮やかでパワフルな作品を見ていただいて。そして元気になっていただきたいなと思います。」
横山さん:「明日何があるかわからない世の中で…。そんな中で劇場に足を運んでくださる皆様に『明日から頑張ろうかな』というような気持ちになっていただけるよう、全員で力をあわせて、と思っています。ぜひ気を付けてお越しください。」
岩本さん:「一人ひとりが協力しないとできない作品…、見に来て下さるお客さんもそうですし。
見終わった瞬間からその方の人生が鮮やかになるような、そんな作品です。
それを楽しみに、劇場まで足を運んで欲しいなって思います!」
プレスコール
プレスコールでは、1幕のナンバーから2曲…「Live In Living Color」、「ジェット・セット」が披露されました。
あらすじ
11968年のニューヨーク州ブロンクスヴィル。
16歳のフランク・ジュニア(岩本照)は父のフランク・シニア(岸祐二)、母のポーラ(春野寿美礼)と三人で仲良く暮らしていたが、幸せな生活は父の事業失敗により破綻。
家は売られ、母は別の男と出て行ってしまった。
マンハッタンへと渡った失意のフランクは、父からもらった小切手をきっかけに小切手偽造を思いつく。
さらに、街で衆目を集めるパイロットを見かけたことから、なりすましも計画。フランクは偽パイロットとして、偽造小切手片手に世界中を旅する生活を始めることに。
世界的な小切手偽造犯の捜査に、ついにFBIの捜査官カール(吉田栄作)が乗り出す。
追われるフランクと追うカールの間には、いつしか奇妙な友情が芽生え始める。
カールの捜査を辛くも逃れながらパイロットから医者へと姿を変えたフランクは、看護師ブレンダ(横山由依)と恋に落ちる。
ブレンダの父ロジャー(阿部裕)や母キャロル(生田智子)のような温かい家庭を築こうと結婚を誓った矢先、カールの捜査の手が再びフランクに迫る…
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