少年っぽさと大人っぽさ…ハンサムな詐欺師を演じきった「Snow Man」#岩本照「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」ゲネプロレポ
8月9日プレスコールにて
ジャニーズ事務所所属の人気9人組グループ「Snow Man」のリーダーである岩本照さん主演のミュージカル「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」。
初日を明日に迎えた8月10日、関係者に向けたゲネプロが行われました。
公式サイト
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ゲネプロレポート
「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」は、1960年代に実在した人物の自伝小説「世界をだました男」が元ネタとなった作品で、2002年(日本公開は2003年)、レオナルド・ディカプリオ主演で公開された映画でも知られています。
岩本さんが演じるのは、主人公であるハンサムな天才詐欺師フランク。
学生、医者、パイロットとさまざまな役に変化する、難しい役どころ。
また、フランクと、フランクを追うFBI捜査官のカール(吉田栄作)の追う側と追われる側2人に芽生える、奇妙な友情関係…その複雑な演技も見どころとなっています。
囲み取材で「見終わった瞬間から、その人の人生が鮮やかになるような作品」と岩本さんが語った通り、作品は、全体的に明るく軽やか。
それを支えるのはやはり、岩本さんの演技。
「50代から60代の熟練の詐欺師の犯行」と思われていた小切手詐欺を16歳でやってのけた際の、怖いもの知らずの子供っぽさ。
かと思えば、パイロットや医者に扮した際の大人っぽさ。
少年から青年へ…成長過程の表現の絶妙さは、岩本さんのアイドルという職業が大きく関係しているのかもしれません。
そして、その成長過程…恋愛など思春期ならではの不安定な時期に、フランクはカールに父性を求めます。
実はフランクには、実父であるフランク・シニアがいますが、フランクの詐欺を止めるような父親ではありません。
もしかすると、フランクは、詐欺から足を洗うために止めてくれる父親が欲しかったのでは…。
ちなみに吉田栄作さんのカールがとても渋く、身のこなしがスマート!
囲み取材の時に、もう50歳すぎましたとおっしゃっていましたが、トレンディドラマの頃からまた年齢を重ねた格好良さがありました。
そんな、ミュージカル「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」、東京公演は9月4日までの、全30公演。
大阪公演、9月9~15日まで、全10公演です。
当日券などに関する情報は、公式サイトでご確認下さい。
あらすじ
11968年のニューヨーク州ブロンクスヴィル。
16歳のフランク・ジュニア(岩本照)は父のフランク・シニア(岸祐二)、母のポーラ(春野寿美礼)と三人で仲良く暮らしていたが、幸せな生活は父の事業失敗により破綻。
家は売られ、母は別の男と出て行ってしまった。
マンハッタンへと渡った失意のフランクは、父からもらった小切手をきっかけに小切手偽造を思いつく。
さらに、街で衆目を集めるパイロットを見かけたことから、なりすましも計画。フランクは偽パイロットとして、偽造小切手片手に世界中を旅する生活を始めることに。
世界的な小切手偽造犯の捜査に、ついにFBIの捜査官カール(吉田栄作)が乗り出す。
追われるフランクと追うカールの間には、いつしか奇妙な友情が芽生え始める。
カールの捜査を辛くも逃れながらパイロットから医者へと姿を変えたフランクは、看護師ブレンダ(横山由依)と恋に落ちる。
ブレンダの父ロジャー(阿部裕)や母キャロル(生田智子)のような温かい家庭を築こうと結婚を誓った矢先、カールの捜査の手が再びフランクに迫る…
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