「ウエスト・サイド・ストーリー」舞台撮影会 2023年「渋谷ヒカリエ 東急シアターオーブ」
1957年にブロードウェイ初演、1961年に初の映画化、その後60年の時を経て2021年、スピルバーグの手により2度目の映画化で注目された『ウエスト・サイド・ストーリー』。
そんなブロードウェイ・ミュージカルの最高峰が、2023年7月東京を皮切りに、再び日本に。
5日、上演初日を前に行われた取材会に参加して参りましたので、舞台写真、そしてトニー役&マリア役お2人へのインタビューをお届けしたいと思います。
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ストーリー&舞台写真
舞台は、1950年代後半のニューヨーク、マンハッタンのウエストサイド。
セントラルパークを挟んで、イーストサイドが高級住宅街で、ウエストサイドには多くの移民が住んでいた時代の物語。この頃のニューヨークは、世界中から多くの移民が夢と富を求めて集まってきた時代だった。彼らはそれぞれギャング集団を作り、お互いに敵対し合う。しかし・・・
ポーランド系移民のトニーと、プエルトリコ系移民のマリアは偶然出会い、激しい恋に落ちてしまう。非常階段で見つめ合うシーンは、全ての人の心をつかんだ。出会ってはならない二人の恋の行方は・・・
禁断の愛は多くの人を巻き込み、悲劇の連鎖を生む…。
シェイクスピアの悲劇「ロミオとジュリエット」に着想を得た作品 。
偏見、暴力の世界で生き抜いていくために恋にもがく作品であると、この作品の脚本家、アーサー・ローレンツは言う。
現在につながるさまざまな社会問題を内包するストーリーは、格差と分断の時代を生きる私たちの心を揺さぶる。
トニー役、マリア役にインタビュー
トニー役
Jadon Webster ジェイドン・ウェブスター
マリア役
Melanie Sierra メラニー・シエラ
日本はいかがですか?
ジェイドン:「日本に来た実感がわいてきました。渋谷はどこを歩いても刺激的なモノに出くわすのでとても楽しいです。」
メラニー:「日本に来るのが夢でした。渋谷のスクランブルスクエアは、ニューヨークで言えばタイムズスクエアのような場所。
そんな場所に広告が出ているのは嬉しい事です。
日本の方はみんなやさしく対応してくれてとても嬉しく思っています。」
おすすめの曲、見どころは?
メラニー:「バルコニーのシーン(Tonight)、America、Cool。
2つの文化がぶつかって…だけどもやがては理解しあって…という部分が感動すると思います。」
ジェイドン:「コミカルなシーンがありつつ素晴らしい歌とダンスが楽しめるGee, Officer Krupke。
人それぞれの苦悩やエピソードをセリフやダンスで表現されているところがWSSの素晴らしいところです。劇場でお待ちしています!」
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