岡田将生、広瀬すず、木戸大聖が踊り狂う!映画『ゆきてかへらぬ』本編映像解禁
2月21日よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開中の映画『ゆきてかへらぬ』。
『ゆきてかへらぬ』は、実在した女優の長谷川泰子と、詩人の中原中也、文芸評論家の小林秀雄という男女3人の壮絶な愛と青春を描いた作品。
広瀬すずさん演じる泰子と、歪で壮絶な愛憎関係で結ばれていく男ふたりを演じるのが、木戸大聖さん(中原中也役)&岡田将生さん(小林秀雄役)です。
今回、メインキャスト3人がダンスホールで踊り狂うという、爽やかな”青春”の瞬間を切り取った本編映像が解禁となりました。
【関連記事】「今の10代20代に伝えたいこと」広瀬すずさん、木戸大聖さんが『ゆきてかへらぬ』ティーチインイベントに登壇
【関連動画】「口説いてるんだよ。」 岡田将生さん色気たっぷりなヤバすぎるセリフシーン公開!映画『ゆきてかへらぬ』本編映像解禁
スポンサーリンク
解禁映像について
今回解禁となったのは、中也と小林が神経症に悩まされていた泰子を元気づけようとダンスホールに連れ出すシーン。
流行りのダンス「チャールストン」を華麗なステップで踊る泰子と、その様子を席で見守る男ふたり。
小林が「神経症でじーっとうずくまってるあいつと、チャールストンを踊ってるあいつと、女がふたりいるようだ…わからんもんだ」と感心していると、中也は「わからないんじゃなくてさ、美味しそうだと正直に言ったらどうなんだ?」と小林を挑発…さらに続けて「あんたって人は人生の美食家でさ。いつだって上等なものにしか目が行かないんだ」と批評家の小林を批評してみせます。
やがて会話に飽き一緒に踊り出すふたりと泰子。
「どこがおもしろいのかね、こんなもの」と斜に構えていた小林も、すぐに「うん、おもしれぇや」と年下のふたりに交じって、笑いながらギクシャクと踊り出すのでした。
撮影エピソード
このシーンは事前にそれぞれがダンス練習を行って撮影に臨んでおり、3人にとっても印象深い撮影だったそう。木戸は「3人の役の踊れるレベルが微妙に違くて、泰子、中也、小林の順に踊れるという設定だったので、このシーンの撮影前の現場でも、広瀬さんが先生になって教えてくれました」と振り返っています。一方、岡田は「僕はどっちかというとテーブルに座って見ていることの方が多かったので(笑)練習の成果が出ていて、本当にすごいなと思いました」とコメント。
もっとも華麗なダンスを披露した広瀬は「セリフを喋りながらだったので、リズムが狂って大変でした」と語りつつ、「中也と小林どちらと踊りたいですか?」という質問に「中也じゃないですか?熱を持ちながら踊るっていう目的だけを楽しめる。その真っ直ぐさと熱い部分を中也は持ってる。小林は途中で“つまんない”って言われそう(笑)」と笑いながら撮影を振り帰りました。
女と男、男と女、男と男、それぞれの感情がぶつかり合い、嫉妬や愛情が入り混じりながらも、どこか爽やかで“青春”としか言い表せないような若者たちの時間。このたび解禁されたダンスシーンは、そんな彼らの奇妙な関係性が垣間見えるシーンになっています。
ストーリー
京都。まだ芽の出ない女優、長谷川泰子(広瀬すず)は、まだ学生だった中原中也(木戸大聖)と出逢った。20歳の泰子と17歳の中也。どこか虚勢を張るふたりは、互いに惹かれ、一緒に暮らしはじめる。価値観は違う。けれども、相手を尊重できる気っ風のよさが共通していた。
東京。泰子と中也が引っ越した家を、小林秀雄(岡田将生)がふいに訪れる。中也の詩人としての才能を誰よりも知る男。そして、中也も批評の達人である小林に一目置かれることを誇りに思っていた。男たちの仲睦まじい様子を目の当たりにして、泰子は複雑な気持ちになる。才気あふれるクリエイターたちにどこか置いてけぼりにされたようなさみしさ。
しかし、泰子と出逢ってしまった小林もまた彼女の魅力に気づく。本物を求める評論家は新進女優にも本物を見出した。そうして、複雑でシンプルな関係がはじまる。重ならないベクトル、刹那のすれ違い。ひとりの女が、ふたりの男に愛されること。それはアーティストたちの青春でもあった。
出演:広瀬すず、木戸大聖、岡田将生
監督:根岸吉太郎
脚本:田中陽造
©︎2025 映画「ゆきてかへらぬ」製作委員会
配給:キノフィルムズ
公式HP:www.yukitekaheranu.jp
スポンサーリンク