「思いっきり汚い物を見せますんで。」善人不在!古田新太&尾上右近「ミュージカル『衛生』~リズム&バキューム~」ゲネプロ&囲み取材

ライター 円 為子

古田新太&尾上右近「ミュージカル『衛生』~リズム&バキューム~」ゲネプロ

尾上右近

古田新太&尾上右近「ミュージカル『衛生』~リズム&バキューム~」ゲネプロ

古田新太尾上右近のW主演で話題となっている、「ミュージカル『衛生』~リズム&バキューム~」。

し尿の汲み取り業者「諸星衛生」を中心に、愛憎うずまく人間関係を描く…といった癖の強い設定、そして癖の強い役者さんたちが全員悪人を演じるという癖の強い舞台!(笑)

ミュージカル衛生 ACT

「ミュージカルなんてもともとゲスなもんですから。」「やっちゃいけないことはない!」「思いっきり汚い物をお見せしますので、批判覚悟です。」「出てくるのは下ネタばかり」といった言葉も飛び出した囲み取材、そして関係者に向けたゲネプロの様子をご紹介します。

https://musical-eisei.com/

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キャスト&スタッフ

出演:古田新太 尾上右近 咲妃みゆ 石田 明(NON STYLE)
村上 航 佐藤真弓 ともさかりえ 六角精児

脚本・演出:福原充則
音楽:水野良樹(いきものがかり) 益田トッシュ
振付:振付稼業air:man

ミュージカル衛生 囲み取材

【囲み取材】出演者 現在の心境を語る

Q:明日、初日を迎えます。現在の心境を教えてください。

古田新太さん:「連日のリハーサルで疲れてます。
お客さんの前でやれるのは楽しみです、どういう反応が返ってくるのか。こういうご時世ですが待ってる方もいらっしゃると思うので我々やる気満々で。」

尾上右近さん:「ミュージカルの経験はあまりないので、こういった力強い舞台に呼んでいただいて本当にうれしく思っております。楽しんでいただけたら。」

咲妃みゆさん:「今までの舞台人生で経験したことのない出来事が日々あって。ようやくここまで。無事にお届けできるよう頑張りたいなと思っております。」

石田 明(NON STYLE)さん:「ミュージカルということで…一度はお断りしたんですが、演出家さんがわざわざルミネtheよしもとまで来てくださって。どうしても出てくれって言われて。最悪、歌わなくてもいいです…とも。でもめちゃくちゃ歌わされています。詐欺です。詐欺にあいました。(笑)」

ともさかりえさん:「ミュージカルを見るのが好きで、この聖域だけは犯してはいけないと思っていたのですが、それを破っての出演になってしまいました。
演出家の方が大丈夫です、と…。何が大丈夫なのかわからないんですけど(笑)でもホントに素晴らしいキャストに囲まれて。不思議な存在感のある他にはないミュージカルに仕上がっていると思います。」

六角精児さん:「ちょっと前までやってたミュージカルとはだいぶ違ったミュージカルになってましてね…。(笑)
今回のお芝居の反応は、私もまったくわからないので、これは楽しみですねぇ~。」

ミュージカル衛生 囲み取材

Q:どういったきっかけでこの舞台を思いつきましたか?(発案者古田さんへのQ)

古田さん:「下ネタが好きなんでね。
どうせだったら『音楽劇』というエクスキューズを付けずに、ミュージカルを名乗ってしまえ!と。
もともとミュージカルなんてゲスなもの、下ネタが多いもんですから。TBSさんのお力を借りて、このようなスターを集めて、汚いミュージカルをやろうという。
批判も喜んで受けますし、『痛快でした!』という言葉も期待しています。」

Q:下ネタ飛び交う舞台について

咲妃さん:「稽古場の時点からアワアワしちゃったりしたんですが。
いわゆる『おシモ』な内容ですが、これがもっと深く人間性掘り下げていくってことなんだ、と自分の中で腑に落ちた瞬間に『よしやるぞ!』という気持ちがわいてきました。」

ともさかさん:「日々この『おシモ』なワードに囲まれていると、古田さんや出演者のみなさんがそういうワードを連発するほどかっこよく思えてきて。
不思議な感動があります。」

石田さん:「咲妃さんと同じシーンで、『ダメだしされた場所、どこでしたっけ?』っていうきっかけのワードがだいたい下ネタなんです。
だから俺がすごい陰険なセクハラしてるみたいで…。(笑)」

Q:緊急事態下での開催について

古田さん:「ミュージカルは楽しい物だと思っています。
それをクリアするための努力と楽しんでもらうための努力はこの1か月半、みんなで出来ます。充分注意していますので、皆様はお気楽にお越しいただければ。」

*「TBS 赤坂ACT シアター」ではステリルエアージャパン社の強力な紫外線殺菌装置を導入しています。
日本でこの技術を導入した劇場は「TBS 赤坂ACT シアター」が初となります。

あらすじ

昭和33年、水洗トイレが普及する前のお話。し尿の汲み取り業者「諸星衛生」は、社長の良夫(古田新太)、息子の大(尾上右近)を中心に、利益を出すためなら殺人も厭わないという経営方針でのし上がってきた。

古田新太&尾上右近「ミュージカル『衛生』~リズム&バキューム~」ゲネプロ

古田新太&尾上右近「ミュージカル『衛生』~リズム&バキューム~」ゲネプロ

地元の政治家・長沼ハゼ一(六角精児)をバックにつけ、庶民のわずかな資産を吸い尽くすべく、さらなる経営の拡大を画策している。

古田新太&尾上右近「ミュージカル『衛生』~リズム&バキューム~」ゲネプロ

一方、諸星衛生のモテない従業員・代田禎吉(石田明)は、恋心を寄せる事務員・花室麻子(咲妃みゆ)を、大に身勝手な理由によって奪われたことでモテない恨みをくすぶらせていた。
麻子が、お腹の中に命を宿したまま悲惨な最期を迎えたことで、禎吉のモテない恨みはさらに加速する。

古田新太&尾上右近「ミュージカル『衛生』~リズム&バキューム~」ゲネプロ

古田新太&尾上右近「ミュージカル『衛生』~リズム&バキューム~」ゲネプロ

昭和50年、麻子の残した娘・小子は18歳になっていた。諸星衛生の経営は、良夫から大へと事実上の実権が移り、地元の経済を隅々まで制圧していた。その裏で、かつてのライバル業者だった瀬田好恵(ともさかりえ)が、逆襲の機会を窺って、怪しい組織を率い、その規模を拡大していた。

古田新太&尾上右近「ミュージカル『衛生』~リズム&バキューム~」ゲネプロ

そんな中、庶民からの搾取の効率化を進める長沼は、大を起用する一風変わった計画を進めることになる。
計画を聞きつけ、水面下で諸星衛生に復讐を誓う者たちが集い始める。

好恵、禎吉、そしてまたひとり…

フォトギャラリー

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ミュージカル衛生 囲み取材

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