「この映画は10年の集大成」横浜流星さん 映画「正体」について語る「第79回毎日映画コンクール 贈呈式」
2025年2月13日、「めぐろパーシモンホール」にて「第79回毎日映画コンクール 贈呈式」が行われ、映画「正体」にて主演俳優賞を受賞した横浜流星さんらが登壇しました。
今年は、三宅唱監督作「夜明けのすべて」が日本映画大賞他 最多3冠を達成した他、主演俳優賞に「あんのこと」「ナミビアの砂漠」の河合優実さんと「正体」の横浜さん、助演俳優賞には「ぼくのお日さま」の池松壮亮さんと「一月の声に歓びを刻め」のカルーセル麻紀さんが選ばれました。
↑式の様子は、一部youtubeでもご覧いただけます。
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主演俳優賞:「正体」横浜流星 さんコメント
「この度、このような素敵な賞をいただき、光栄に思います。
映画に関わってくださった皆様、作品を愛してくださった皆様、全員でとれた賞だと思いますので、心から感謝しています。
藤井道人監督とは、出会って10年になります。お互い何者でもない時から走ってきて。『正体』は、10年の集大成となった作品ですので、たくさんの方の心に届き愛していただけたことを幸せに思います。
これからも妥協せず、志を高く、映画人として映画を盛り上げられるよう精進してまいります。ありがとうございました!」
主演俳優賞:「あんのこと」「ナミビアの砂漠」河合優実さんメッセージ(当日は欠席)
「式への参加が叶わず残念です。
私にとって大切な2作品で受賞出来たこと、光栄に思っています。
違った種類の2作品ではありますが、スタッフの皆さん、キャストの皆さんと、その時私たちに出来たことを一生懸命やったつもりです。映画賞という形で未来に名前が残っていく事、嬉しく思っております。
背中を押していただけたような想いです。映画を見続けていただけると嬉しいです。ありがとうございました。」
助演俳優賞:「ぼくのお日さま」池松壮亮さんコメント
「この度、このような賞をいただきまして大変うれしく感動しています。
このコンクールで初めて個人賞をいただくことが出来ました。喜びが押し寄せております。(ポーカーフェイスですが)これでも。
この作品を生み出してくれた監督、スタッフ、キャスト、この映画を見てくだった観客の皆様、各地の劇場スタッフ、コンクールの選考、運営の皆様に心より感謝申し上げます。
そして、(越山)敬達、本当におめでとう!
映画によって、共感を求めているこの世界に物語を届けられること、演じること、自分に与えられている幸せをかみしめて、これからまた映画の中で真実の声を聴きながら、真実を語りづつけていきたいと思います。
この受賞が励みになりました。ありがとうございました。」
スポニチグランプリ新人賞:「ぼくのお日さま」越山敬達さんコメント
「このように名誉ある賞をいただけたことを光栄に思います。
この映画は僕にとって初めての主演映画で、学ばせていただくこと経験させていただくことがたくさんありました。
今もこうして素晴らしい経験をさせていただいています。監督、池松さん、キャストの皆さん、スタッフの皆さん、観客の皆さん、本当にありがとうございました。
この楽しい嬉しい気持ちを忘れずに、これからもこの賞に恥じないよう、またこの舞台に戻ってこれるように頑張ります。ありがとうございました。」
助演俳優賞:「一月の声に歓びを刻め」カルーセル麻紀さんコメント
「(池松さんエスコートされて舞台中央へ)何しろ82歳ですから。
毎日映画コンクールていうのは、私が3歳の時からやっていて。戦後すぐなんですね。色々調べました。
まさか私が…。家が近くなんです。だからいつも客席で見てるんです。まさかここに立てるとは思いませんでした。ジェンダーレスで私が初めてだと思うんです。
この映画、とってもキツかったです。マイナス20度の洞爺湖で。
スタッフもマスクとサングラスしてるから誰が誰だかわからない。衣装さんがおっぱいに手突っ込んでホカロン入れてくれるんだけど、男なのか女なのかも。
監督ともしゃべれないから、片岡 礼子さんと宇野祥平さんに『終わるまで待っててね』って言って、ホテルの地下の居酒屋で毎日愚痴言いながら酒飲んで。
こんな賞をもらって…私はね、今まで何の縁もなかったです。妹には『位牌もいらないし、戒名をいらないから、これを位牌がわりにしてくれ』って。
…おしっこ漏れそうです!(笑)ありがとうございました!」
フォトギャラリー
カルーセルさんのスピーチに思わず笑顔になる横浜さん。
スーツがめちゃくちゃ似合う横浜さん。
受賞の喜びを語る横浜さん。
登壇者一覧(敬称略)
日本映画大賞
「夜明けのすべて」(三宅 唱監督)
外国映画ベストワン賞
「オッペンハイマー」(クリストファー・ノーラン監督)
俳優部門
主演俳優賞:河合優実 「あんのこと」「ナミビアの砂漠」(当日は欠席)
主演俳優賞:横浜流星 「正体」
助演俳優賞:池松壮亮 「ぼくのお日さま」
助演俳優賞:カルーセル麻紀 「一月の声に歓びを刻め」
スポニチグランプリ新人賞:越山敬達 「ぼくのお日さま」
スタッフ部門
監督賞:三宅 唱 「夜明けのすべて」
脚本賞:濱口竜介 「悪は存在しない」
撮影賞:池田直矢 「十一人の賊軍」
美術賞:林田裕至 「箱男」
音楽賞:石橋英子 (代理:高田聡)「悪は存在しない」
録音賞:浦田和治 「十一人の賊軍」
アニメーション部門
大藤信郎賞:「私は、私と、私が、私を、」(伊藤里菜監督)
ドキュメンタリー部門
ドキュメンタリー映画賞:「映画 ○月○日、区長になる女。」(ペヤンヌマキ監督)
TSUTAYA DISCAS 映画ファン賞
日本映画部門:「夜明けのすべて」(三宅 唱監督)
外国映画部門:「インサイド・ヘッド 2」(ケルシー・マン監督 代理:佐藤英之)
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