「琳寧は筋肉隆隆のひな鳥」馬場良馬さん＆7 MEN 侍 菅田琳寧さん登壇！「漫才ギャング -リローデッド-」囲み取材＆ゲネプロ

馬場良馬さん、そしてジャニーズ事務所所属の菅田琳寧さん（7 MEN 侍／ジャニーズ Jr.）のW主演でも話題となっている舞台「漫才ギャング -リローデッド-」。

公演初日を明日に控えた2023年5月3日、メディアに向けた囲み取材とゲネプロが開催され、W主演の馬場さん＆菅田さん、そして演出を担当したマギーさんの3名が登壇しました。

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意気込み語る！囲み取材

ゲネプロを終えてお気持ちを教えて下さい

馬場さん：「舞台は全部そうなんですが、この作品はお客様の笑い声があって完成します。
お客様のレスポンスが組み合わさって、どんな風な作品になっていくのか楽しみにしています。」

マギーさん：「真面目だね、いいと思う（笑）」

菅田さん：「漫才がテーマの舞台ですので、お客様の笑い声はキャストとのコミュニーケーションだと思います。
今日はゲネプロという現場だったので、普段稽古場で聞いていたような笑い声が聞こえなかった（笑）のですが、明日からはめちゃくちゃホームな現場になると思いますので、楽しんでいきたいと思います。」

マギーさん：「品川ヒロシさんの原作、監督された映画を舞台版として、新しい解釈と要素を取り込み『リローテッド』としてお届けします。品川さんからも『自由にやってくれ』というありがたい言葉をいただきました。
今回、僕はこの話を、普遍的なラブストーリーだと思っていて。それがこの作品の根底にあります。
舞台の良さは、汗や飛沫が飛ぶような、そんな『生感』。今回の売りは、若者たちの演技や音楽の『エモさ』だと思っています！」

漫才のシーンはいかがでしたか？

菅田さん：「良馬くんとは、この作品で『はじめまして』ですし、年齢も…（離れている）。
けど、それを感じさせない距離感で付き合ってくれて、やりやすい環境でした。
芸歴が長いコンビっぽさが出せてるな、と思っています。」

馬場さん：「台本自体も、漫才の掛け合いのように演出してくださって。
今日ゲネプロでセリフが飛んでしまったんですが…そのことによって、漫才は積み重ねることによってオチに向かっていくんだ…という事を肌で感じました。」

マギーさん：「物語の設定上、組んですぐの漫才師という役どころだったので、その設定もリアリティーだったり。あまり練習しすぎて上手くなりすぎるのも困るな、というのもありました。
漫才に出会った時の楽しさ、夢中さ、テンポやリズム、笑いの根っこにある『楽しい！今俺たち幸せ！』という想いが伝える事が今回の演出なので、単純に『漫才上手だね』という事ではないエモさを感じてもらえれば。」

稽古場での雰囲気は？役作りで苦労した点は？

菅田さん：「ほんとに明るい現場で。宮下雄也さん、そして坂田聡さんが場を和ませてくれました。
役作りの苦労は、ツッコミの研究です。
僕の役は、ステージ上で一番大きな声を出さないといけないと言われていて、そこも苦戦しました。」

馬場さん：「今回は若手が多いという事で、芝居の前に、マギーさんが養成所の先生のように色々教えて下さって。
あの時間…マギースクールが本当に勉強になりました。それがこのカンパニーのアットホームさにつながっていると思います。」

マギーさん：「皆さんにこれだけは言っておきたいんですが、『マギースクール』なんてことは一文字も書かないでください。こんな恥ずかしいことはないので…。
若手を演出して楽しかったのは、『成長する』っていう事。意識の高さが楽しかったです。
琳寧は、最初は筋肉隆隆のひな鳥みたいだったんですが、本番を前に大きな翼を手に入れて。期待しております。」

見どころを教えて下さい。

馬場さん：「青春といいますか…ひと夏のアバンチュールといいますか。運命的に出会って最後は別々の道を歩むという。
その『青春感』は、演じていてすごく懐かしさがあります。」

菅田さん：「衣装のクセが強い…クロコダイルのタンクトップで登場するんですが（笑）」

マギーさん「筋肉じゃないんだ？！見どころは」

菅田さん：「確かに、この役をやるにあたって肩のトレーニングはやりました（笑）はい、（見どころは）筋肉です。」

最後に意気込みをお願いします！

菅田さん：「今回、W主演という事で、2つの楽しみ方があると思うんです。
それぞれの目線で見たときの違いが楽しめると思うので、2度見ていただくと。」

マギーさん：「（妹の）千波目線もあるんじゃ？登場人物の誰に感情移入するか、だね。」

馬場さん：「個性的なキャラクターの生きざまを描いた作品なので、彼らが一生懸命生きる姿が心に響けばいいなと思います。
つらい事や悩みがある方が見れば、その悩みがばかばかしくなるようになったらいいな、と。」

ゲネプロ写真

キャスト＆スタッフ 公演概要

今回、馬場さん菅田さんに加え、夏目愛海さん、富田麻帆さん、木村優良さん、碕理人さん、大崎捺希さん、もりももこさん、児玉智洋さん（サルゴリラ）、宮下雄也さん、そして坂田聡さんといった個性豊かなキャストが揃いました。

脚本を手掛けるのは、劇団かもめんたるを主宰し、作・演出を務める作品が岸田國士戯曲賞に2年連続ノミネートされるなど、演劇界にて脚光を浴びている岩崎う大さん。
演出は、今回の取材会にも参加したマギーさんが担当します。

東京公演

博品館劇場
2023年5月4日（木・祝）～5月21日（日）

大阪公演

COOL JAPAN PARK OSAKA TT ホール
2023年6月2日（金）～6月4日（日）

公式サイト