「前作の空気感をしっかりと継承しつつ…」ふぉ~ゆ~福田悠太さん出演舞台『午前0時のラジオ局―満月のSAGA―』稽古場レポ
5月29日より東京、そして佐賀で上演される舞台『午前0時のラジオ局―満月のSAGA―』。
本作は、NBC長崎放送のアナウンサー・村山仁志さんによる小説が原作で、幽霊のディレクターが手がける深夜ラジオ番組を軸に描かれる、心温まるミステリーです。
今回は舞台を佐賀に移し、新たなキャラクターを迎えての続編。
主演は、ふぉ~ゆ~福田悠太さんが続投し、大学生・昇太役に高田翔さん、DJ志望のアンジェリカ役に高柳明音さん、女子アナ志望の花音役に宮﨑香蓮さん、そして演出は前作に続き霧島ロックさんが担当します。
そんな舞台の熱のこもった稽古場レポート、そして出演者のコメントが届きました!
【関連記事】舞台「午前0時のラジオ局」取材会に「ふぉ~ゆ~」リーダー福田悠太さん&浜中文一さん登壇
【関連記事】原 嘉孝さん、高田 翔さん出演「罠」囲み取材とゲネプロ
【関連記事】的場浩司、ふぉ~ゆ~福田悠太ら意気込み語る!「銀河鉄道の父」稽古場取材会
【関連記事】ふぉ~ゆ~辰巳雄大、6歳役に挑戦!「ぼくの名前はズッキーニ」公開ゲネプロ、囲み取材
【関連記事】囲み取材も関西弁でボケ&ツッコミ!越岡裕貴(ふぉ〜ゆ〜)&室龍太が語る!舞台「ッぱち!」
【関連記事】「ふぉ~ゆ~」が舞台への意気込み語る「まかない飯とShall we dance? 篇」
【関連記事】「ふぉ~ゆ~」主演「放課後の厨房男子 リターンマッチは恋の味 篇」囲み取材
スポンサーリンク
稽古場レポート
取材に訪れた日は、初めて実寸大のセットが稽古場に組まれ、そして初めて台本を持たずに稽古が行われた日。
福田さんの軽妙なやり取りで場が和む中、キャスト、そして演出の霧島ロックさんが立ち位置と動きを確かめながらシーンを構築していきました。そうしてベストな動きを探きを探る中、花音の義手の描写や、昇太の内面を映す演出など、細部にまで細かな打ち合わせが行われます。
特に印象的だったのは、アンジェリカとのラジオブースでのやり取り。感情の抑揚やスピード感を調整しながら、それぞれが役に息を吹き込んでいきます。霧島さんの指示も具体的で、役者たちはその言葉に真摯に応えていました。
実寸セットならではの臨場感、そして登場人物の個性が丁寧に浮かび上がる稽古風景。
仕上がりがますます楽しみになる現場でした。
キャストコメント
福田悠太
2023年に上演された舞台『午前0時のラジオ局』の続編となる本作ですが、続けて出演するのは僕だけ。なので、前作の空気感をしっかりと継承しつつ、新しいカンパニーでこの『午前0時のラジオ局』という作品が持つメッセージをお客さまに伝えられるように稽古に励みたいと思います。
今回は、佐賀公演もあります。佐賀では演劇に馴染みがないお客さまもたくさんいらっしゃるかと思うので、こうした面白い世界があることを知っていただくきっかけになればいいなと思います。
高田翔
4人という少ないキャストで稽古をしていると、毎日、さまざまな発見があります。稽古場にはセットも入りました。こうしてセットがある状態でできる稽古は最高です。
素敵な作品をお届けできるよう毎日、楽しく、稽古に励んでおります。今回は佐賀公演もあります。僕は佐賀での公演は初めてなので、すごく楽しみです。この作品が多くの方にお届けできるようしっかり頑張っていきたいと思います。
舞台『午前0時のラジオ局ー満月のSAGAー』概要
原作:村山仁志『午前0時のラジオ局 満月のSAGA』(PHP文芸文庫/2025年3月11日刊行)
上演台本・演出:霧島ロック
キャスト:
福田悠太
高柳明音
宮﨑香蓮
高田翔
公演日程
東京公演:2025年5月29日(木)~6月10日(火)
会場:銀座・博品館劇場
佐賀公演:2025年6月13日(金)~6月15日(日)
会場:佐賀市文化会館 中ホール
スポンサーリンク