史上初!ミュージカル「ファントム」にて主演 城田優さんが演出も手掛ける【画像34枚】
1991年、テキサス州ヒューストンで初演され、根強い人気を誇るミュージカル「ファントム」。
そして2019年、この「ファントム」が、東京・TBS赤坂ACTシアターそして、大阪 梅田芸術劇場メインホールにて上演する運びとなりました。
7月22日、都内某所で行われた製作発表会見の様子と共に、詳細をお届けします。
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ミュージカル「ファントム」主演は城田優
「ファントム」は、フランスの人気小説「オペラ座の怪人」を原作とした作品です。
本作は、より、ファントムの人間性を深堀し、さらに美しい旋律で綴られる楽曲が高く評価されている大ヒットミュージカル。
今回、2014年にもファントム役を演じた城田優さんが再び同役を演じるとともに、なんと、演出も手掛けるという事で、さらなる話題を呼んでいます。
Wキャストは加藤和樹
もう一人の主演を務めるのは、ミュージカル「テニスの王子様」で脚光を浴びて以来、着々とキャリアを重ねる加藤和樹さん。
繊細な役どころに数々の作品で主演を務める二人がWキャストで挑みます。
ヒロインのクリスティーヌ役 には、元 宝塚歌劇団月組トップ娘役 愛希れいかさんと、
映画「アラジン」ジャスミン役の吹替えで抜群の歌唱力を披露し話題の木下晴香さん。
その他、廣瀬友祐さんと木村達成さん、エハラマサヒロさん、神尾佑さん、岡田浩暉さんなどの名優たちが脇を固めます。
W主演 二人の意気込み
司会者から意気込みを聞かれた城田さんは、「率直に楽しみでしかない。」と第一声。
「責任感、プレッシャーも感じますが、ここに座っているキャストのみなさん、そしてまわりのスタッフの皆様に支えていただきつつ、初日を迎えたいと思っています。」と語りました。
演出家として
また、「具体的な演出プランは?」との問いには、
「今すべて話してしまうと、サプライズにならないので」と前置きし、
「僕は、ファントムに限らず、そもそものミュージカルの魅力を、『お芝居の歌』だと思っています。
『歌をうたいあげるのではなく、心情を訴えかけるミュージカルを作りたい。』これを大前提として演出しました。」と真剣な表情。
また、「もちろん、城田優ならではの演出も考えています。
自分に、誰も思いつかないようなことを思いつくといった才能があるとは思っていませんが、一生懸命考えた事だけでなく、一生懸命に考えず思い浮かんだことを、どのくらい面白く具現化できるか、今、スタッフの皆さんと一緒に、作業しています。」
初舞台から一緒だったという、加藤和樹さん
また、加藤さんは、「自分の中で、城田優と一緒にやる、というのは非常に大きな意味があります。」
「今までで一番いい『加藤和樹』をみせる作品になる、と言われました。」とニッコリ。
実はこの2人、加藤さんの初舞台「テニスの王子様」でも同じ舞台に立ったそう。
加藤さん20歳、城田さん19歳からの付き合いという事で、記者会見の場でも仲の良さそうな様子が多くみられました。
「僕の事を知っている彼だからこそ、一緒に作り上げられる役だと思う。最後までついて行きたいと思います。ご期待ください。」と、加藤さん。
製作発表会見では、キャスト4人による生歌も披露され、大盛況のうちに幕を閉じました。
ミュージカル「ファントム」は、2019年11月9日より東京・TBS赤坂ACTシアター、そして同年、12月7日より大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演されます。
お楽しみに。
ミュージカル「ファントム」申し込み(チケットぴあ)
公式ホームページ
フォトギャラリー
フィリップ・シャンドン伯爵役 廣瀬友祐さん。
「城田優演出の作品に出演できる事を嬉しく思いますし、誇りに思います。
これまでにない、新しい、より魅力的な作品になるよう、”ワンピース”として頑張っていきます。」
同じく、フィリップ・シャンドン伯爵役 木村達成さん。
「自分の役で精いっぱいなのに、演出まで手掛ける城田さんがいる作品。こんなに勉強させてもらえる場はなかなかないです。」
「Wキャスト、お互いの魅力とは?」の問いに、「ズバリ、木村さんの魅力は『眉毛』です。」と答える廣瀬さん。
自分の魅力を「眉毛」と断言され、たまらず爆笑する木村さん。
「してやったり」な、廣瀬さん。
「とぼけた顔をして変なことを言う。彼は僕のお笑いの先生。」と、木村さん。
クリスティーヌ役 愛希れいかさん。
さすがの歌唱力!
同じく、ヒロインのクリスティーヌ役 木下晴香さん。最初はやや緊張気味に見えましたが…
Wキャストである愛希さんから褒められ、この日一番の笑顔。
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