「Poltrona Frau MAZZI FRANCESCO(マッツィ・フランチェスコ)特別展」でご本人にこだわりを聞いてきた!
金、銀、宝石などの素材を使用し、立体的な厚みのあるキャンパスに伝統的な油絵の手法と組み合わせたユニークな作品を生み出すアーティスト MAZZI FRANCESCO(マッツィ・フランチェスコ)。
そんなフランチェスコ氏の作品を楽しむことができる特別展が、東京、表参道に在る イタリアを代表するラグジュアリーファニチャーブランド「Poltrona Frau(ポルトローナ・フラウ)」で開催されています。
今回、ライターNorikoが、ご本人にから作品にかける熱い想いや制作秘話をたっぷりと伺ってきました。イタリアン・モダンファニチャーとアブストラクトアートのコラボレーションが織りなす、ゴージャスで洗練された究極のライフスタイルを、ぜひお楽しみください。
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「Poltrona Frau MAZZI FRANCESCO(マッツィ・フランチェスコ)特別展」開催概要
■日時:2021年10月22日(金)~2021年11月30日(火)
予約制 11:00~13:00 13:00~15:00 15:00~17:00 17:00~19:00
※ご予約はこちらから
または店舗にお電話03-3400-4321にて。
■会場:ポルトローナ・フラウ東京青山 東京都港区南青山5-2-13
■展示作品:MAZZI FINE ARTの展示作品は、17作品展示予定
■営業時間:11:00~19:00 水曜日定休 ※祝日は営業
■ブランド公式サイト
「Poltrona Frau MAZZI FRANCESCO(マッツィ・フランチェスコ)特別展」体験してきた!
まずは、モーヴ色のソファーに、金色の重厚感がとてもよく映える2枚の作品から。
左が「太陽の肌」、そして右が「太陽の果実」をイメージし、永遠の勝利の象徴であるオリーブの木と果実を描いています。
作品制作の背景には人類の平和や成長を反映。神様からの贈り物などの想いが秘められているそうです。
大理石のコンソールテーブルには、躍動感のある作品たちが。
特に印象深かったのが「海のドラゴン」。
キャンバスに油絵具、純金、プラチナ、石膏、シェルなどを使い、龍の皮膚(鱗)に水が透過して、差し込んだ太陽の光がキラキラと虹色に揺らめき耀いている瞬間を表しています。
シャープなL字型のカウチにエレガントなアクセントを添えるのは、オレンジ色の光を浴びて情熱的に耀く赤いポピーを描いた「愛のポピー」。
大地には紫色のアリと、緑色のイモムシがカラフルな生命体として共生共存しています。
ベッドルームには↑こちらの3枚。
一番左に飾られた「愛の波」は、葛飾北斎へのオマージュです。
中央「愛の松」は、永遠の緑を保つ針葉樹の松と、リスがまつぼっくりをプレゼントしてプロポーズするフェアリーテールを織り込んだ、とてもロマンティックな作品。
右の「美しさの色」は、繊細なピンクと白の桜の枝に集まった蝶が戯れている、とても女性らしく優雅な動きのあるエレガントな作品。
どの作品も日本の神話のの中の天照大神や、全てに神が宿るという日本古来の八百万の神への畏敬の念をベースにして、人類の女性性をリスペクトした作品になっています。
そして個人的に「部屋に飾りたい!」と思ったのがコチラ、「魔女の木」。
イタリアのトスカーナに在る有名な魔女の木をモチーフに、飛び交うカラフルな蝶々は魂のオーラを表しているのだそう。とてもシックな作品です。
階段下のL字コーナーに飾られているのは、「海の宝石」「小さな海の宝石」の2枚。
海中の宝石箱のようなサンゴを中心に、海の生態系たちが愉しそうに集う様は、ずっと見ていても飽きません。
人魚姫のアワごと海の一角を切り取って、四角いフレームにしたようなシズル感と立体感。キャンバスサイドに描かれたカニたちが、今にも飛び出しそうです。
…と、洗練されたモダンファニチャーに、重厚な耀きと、光と影の妙による彩を添えるアートたち。
コンセプチュアルな作品たちはもちろんのこと、一つ一つの絵画に併せたオリジナルフレームにまでとことんこだわり抜いています。
作品一つ一つに思いっきり深いストーリーが込められていて、とても繊細な感性で丁寧に描かれているアートピースたちを体験できるのは今月いっぱい。ぜひ本物に出逢って、アートの在る空間とライフスタイルを体験してみてくださいね!
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