キャプション by Hyatt 兜町 東京に泊まって、古今折衷、和洋折衷が息づく街を歩く

金融街としての歴史と、新しいカルチャーが息づく街・日本橋兜町。
その中心に2205年10月7日、「キャプション by Hyatt 兜町 東京」が開業しました。

全195室の客室は、機能性と遊び心を兼ね備えたデザイン。アートを通じて兜町の魅力を映し出す空間は、旅の疲れを静かに癒してくれます。
そして同ホテル、最大の特徴がロビーの代わりにホテルの中心に据えられた、ソーシャルハブ「Talk Shop（トークショップ）」。食事やドリンクを楽しめるダイニングエリアに加え、一日を通して思い思いに寛げるラウンジエリアを備えています。

今回、そんな「キャプション by Hyatt 兜町 東京」をひとあしお先に体験したライフスタイリスト乃浬子がご紹介したいと思います。

ソーシャルハブ「Talk Shop」

萌黄色がきれいなバーカウンターに、グリーンのソファー、オレンジのチェアー、ウッドテーブル…という60年代風なロビーの「Talk Shop」。

カラフルだけどなぜか落ち着く空間で、日本橋茅場町界隈の古き良き日本の文化と、兜町、年齢も国籍も超えた新しい集いの場になりそうなエリアです。

さて、こちらでは、“Burger ＆ Greens（バーガー＆グリーンズ）”をコンセプトをもとに、ヘッドシェフ Larimer, Timothy（ラリマー・ティモシー）によるハンバーガーなどのメニューを楽しむことができます。

写真はライターがオーダーした、サーモングリルのサラダ、「NO モー」と名付けられたファラフェルのベジバーガー。たっぷりの野菜と、クミン香るヨーグルトソースで仕上げた植物性プロテインが豊富で満足感のある味わいです。
ドリンクは、地元店「平和どぶろく兜町醸造所」とコラボしたカクテル。

また、朝食には、ちょっと変化球でパストラミのエッグベネディクト、フレッシュなアサイーボール、ソイラテを。

朝は、兜町のビジネスマンたちがオフィスに急ぐ中、テラスに座って、ゆっくりと朝食を頂きました。
SR Coffee Roaster スウェーデン発自家焙煎のオリジナルコーヒーは香り高い味わいです。

客室

客室は、高い天井と広々とした空間に遊びごごろある楽しいデザイン。小物も可愛いです。

お部屋のタイプは、スタンダード、ハイフロア、デラックス、スイートルームの4種。
2階は、24時間オープンしているフィットネススタジオと、ミーティングスペースも完備。多目的に活用できそうです。

旅先で出会った人ツアー

「キャプション by Hyatt 兜町 東京」では、2025年11月1日より「旅先で出会った人ツアー」なる企画がスタートします。

「旅先で出会った人」に連れられ兜町を巡る日帰りのイマーシブツアーで、登場人物と一緒に実際に街を歩きながら兜町の文化や歴史、食を体験できるんだそう。
今回、その一部に触れるべく、近隣のお店、観光スポットを巡ってみました。

・KABUTO ONE。ホテルからほど近い兜町の交差点に位置するランドマーク
エンタランスには、日本の資本主義の父と言われる渋沢栄一翁の等身大オブジェや、彼が自宅に於いてこよなく愛した「佐渡の赤石」が展示されていています。
ロビーを訪れた人たちが、何気にお隣に座ったりしていて、なんだかほっこり。

・氷川神社。高層ビルに囲まれた茅場町の鎮守、静かな神社 氷川神社は、「兜神社」という名で日本橋兜町の氏神様として鎮座。金融の街らしく狛犬が上を向いていて、訪れる金融マンたちに勇気を与えています。

・BANK。「ベーカリー」、「ビストロ」、「カフェ・バー」、「インテリアショップ」、「フラワーショップ」が⼀つになった複合ショップ。遊び心のある、上質なライフスタイルを提案する場をイメージして創られたそう。
私的には、地下にあるフラワーショップがお気に入り。月曜日はとってもステキな「ステキなサービスブーケ」に出逢えてお得です。

・日証館（Teal）。スイーツ好きにはおなじみの人気店。渋沢栄一邸跡。日証館を再活用したお洒落なアイス屋＆チョコレートショップです。

・オムニポロストーキョー。鰻屋の古木造建築を再活用した北欧発クラフトビール店。ゆるい雰囲気で、仕事帰りの証券マンなどが集う場とのこと。

・平和どぶろく兜町醸造所。醸造所を併設し、できたてのどぶろくを楽しむことができるブルワリーパブ。日本酒の祖ともいわれるどぶろくを、もっと親しみやすく、カジュアルに味わってほしいという思いが込められています。

最近できたお店、エリアも多くとても楽しい体験でした。

古き良き建物や文化と、新しい感性が出逢ったような感覚。とても面白い折衷文化が生まれていると感じます。この場所ならではの古今折衷、和洋折衷を極めたこの「キャプション by Hyatt 兜町 東京」は新しいランドマークになりそう。ぜひみなさまも。

キャプション by Hyatt 兜町 東京

〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町１２−１
東京メトロ東⻄線・⽇⽐⾕線「茅場町」駅 12番出口 徒歩1分
東京メトロ銀座線・都営浅草線「⽇本橋」駅 D1出口 徒歩2分
東京メトロ半蔵⾨線「三越前」駅 B6出口 徒歩8分