「何度やっても第九が流れるとゾワッ」稲垣吾郎さん 舞台『No.9-不滅の旋律-』囲み取材に登壇!
稲垣吾郎さんが主演を務める、天才作曲家ベートーヴェンの波乱に満ちた人生を描いた舞台『No.9-不滅の旋律-』が、待望の4度目の上演を迎えます。
そんな舞台の記念すべき100回公演が行われた2024年12月24日、メディア向けの取材会が開催され、主演の稲垣さん、共演の剛力彩芽さん、演出の白井晃さんの3人が登壇しました。
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囲み取材 作品への想い語る
4度めの上演。変化は?
稲垣さんを中心に、ピアノ職人ナネッテの妹で後にベートーヴェンの秘書となるマリア役の剛力さん、演出の白井さん3人が登場。
まずはMCから現在の心境を問われた稲垣さんが、
「たくさんのお客さんに来ていただいて、毎日幸せです。」
と素直な気持ちを語ります。
4度目の公演であり、かつ100回目の上演を迎えることについては、
「すぐスイッチオフにするタイプですが、主電源は刺したまま。ベートーヴェンの火種みたいなものが僕の中にあって…。深みが出てきてると良いんですが。
ただ、前回、前々回の成功体験をなぞる形は良くないなと思っていて。
4回目ともなると、お客様は何度か見てくださってる方もいらっしゃるので、新しいものを見せられたら。」
と長く演じている役柄について独特の表現で語りつつ4度目の公演について真剣な表情を見せると、剛力さん、白井さんもそれぞれ、
「いい意味でずっとベートーヴェンです。出会った頃からベートーヴェン(笑)年を重ねて、深みが出てさらに近づいています。」
「深みと重み、落ち着きも感じます。重厚さが増してこられたなと実感しています。」
と、続きました。
ベートーヴェンと稲垣さんは似てる?似てない?
次いでMCから「代表作ですね?」と声がかかると嬉しそうな表情で、
「僕にとっても大切な作品です。」
と頷き、
「ベートーヴェンって僕と真逆なので、すごく面白いんですよね。感情をむき出しに、情熱的に生きている。僕はポーカーフェイス気味でそういうのを隠すタイプなので憧れがありますね。
天才的な部分が少しは似ればいいのにと思いますけど(笑)」
と謙遜しつつ、自分とは違う人格を演じる楽しさを口にしました。
100回目の上演を迎えて。目標は?
また、改めて100回目の上演を迎えることへの心境を問われると、
「嬉しいですね、感謝の気持ちでいっぱいです。10万人以上のお客様が…すごいですよね。
お客さんと一緒になってベートーヴェンの世界、音楽を奏でている、そんな感じがします。何度やっても第九が流れるときにゾワっとしますし。
目標の公演回数は…やれる限りやっていきたいですね。もちろんこのメンバーで。
100回は通過点。やれる自信もありますし。」
と力強く答えてくれました。
今年を振り返って
舞台に関する話題が一区切りつくと、「今年1年を振り返って?」「今年を漢字1文字で表すと?」というお決まりの話題へ。
まずは稲垣さんから、
「本当に充実した一年でした。新しい地図として活動する中で、ファンの方と一緒になって盛り上がって。
映像の仕事もそうですし、最後この舞台で締めくくることが出来て幸せです。漢字一文字で表すとしたら…?感じるの「感」。思い付きで言ってます!(笑)」
と、定番の質問に困惑しつつ回答。
剛力さんは、
「舞台にはじまって舞台に終わって。
あとはプロレスラーをやらせていただいて。撮影は2年前からだったんですが。皆様に新しい一面を見ていただけたのかな、と思います。」
と答えた後、漢字1文字を稲垣さんに助けてもらいながら、「飛」に決定。
「いただきました!」
とニッコリした表情を見せてくれました。
最後は、稲垣さんが
「千秋楽までカンパニー一丸となって、感動をお届けできるよう頑張ってまいります。劇場でお待ちしています!」
とメッセージ、会を締めました。
ストーリー
1800年、刻々と変化する政治情勢の影響を受けつつも、「音楽の都」として栄えるオーストリア、ウィーン。
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(稲垣吾郎)は、豊かな音楽の才能に恵まれながらも、複雑で偏屈な性格のため、行く先々で騒ぎを起こしていた。
さらに以前から不調だった聴覚の障害が深刻さを増し、身体のうちに溢れる音楽と不幸な現実の間で、その心は荒んでいる。
だが、彼の才能を深く理解するピアノ職人のナネッテ(南沢奈央)とヨハン(岡田義徳)のシュトライヒャー夫妻、ナネットの妹で後にベートーヴェンの秘書となるマリア(剛力彩芽)、ふたりの弟ニコラウス(中尾暢樹)とカスパール(崎山つばさ)らとの交流が、徐々に彼の内面を変えていく。
病に身をすり減らしながら頭の中に鳴り響く音楽をひたすら楽譜に書き留めるベートーヴェン。全身全霊をかけて取り組んだ「交響曲第9番」が、初演を迎えたその時、彼の心の内に響いたものは——。
キャスト
稲垣吾郎 / 剛力彩芽
片桐仁 南沢奈央 崎山つばさ 中尾暢樹
岡田義徳 深水元基 松田佳央理 小川ゲン 宮部大駿 正垣湊都・村山董絃(Wキャスト)
奥貫薫 羽場裕一 長谷川初範
[ピアニスト] 末永匡 梅田智也
[演出] 白井晃 [脚本] 中島かずき(劇団☆新感線) [音楽監督] 三宅純
開催日時・場所
2024年 12月21日(土)~31日(火) 東京国際フォーラム ホールC
2025年 1月11日(土)~12日(日) 久留米シティプラザ
2025年 1月18日(土)~20日(月) オリックス劇場
2025年 2月1日(土)~2日(日) アクトシティ浜松 大ホール
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