ジーンズのサイズ選び、女子はココに気をつけよう。【ジーンズ入門(2/5)】
みなさま、こんにちは♪
ジーンズソムリエ こっとんこっとんです。
前回の、デニムを楽しむ3つのポイントに続き、ジーンズ初心者女子に贈る連載2回目の今日は、サイズの選び方についてご案内したいと思います。
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ジーンズのサイズ選び、失敗しない為に1番大事なこと
結論から言います!
ジーンズのサイズ選びを失敗しないために1番大事なことは、自分のサイズを前もって決めないこと、です。
「わたしだいたいこれくらいのサイズ」というのは、みなさんあると思います。
もちろんそれも大切な情報の1つなのですが、それはあくまで目安であって、サイズ選びのゴールではなく出発点である、というところがポイント!
ジーンズのサイズを選ぶときは、だいたいこれくらいというところから始めて、実際に合うかどうか確認していく作業をしましょう。
どうしてそんな面倒くさいことが必要なのかというと、ブランドやシルエットによって同じサイズでも着用感が違う、合うサイズが違うってことがよくあるからです。(実はコレ、ジーンズだけじゃなく細めのパンツ全般にあてはまります。)
女性の腰から足にかけてってとても曲線的で立体的。しかも人によってさまざまなカタチがあって、一様ではありません。
そのカタチのとり方が、ブランドによってもシルエットによっても違ってくるので、一概に○サイズが合うってことにならないんですね。
ということで、第一のポイントは、自分のサイズを決めない! いま思っているそのサイズは出発点と思おう、です。
実店舗で買う時のサイズ選びのポイント
さて次はもっと具体的に、どういうところをチェックしながらサイズを選んでいくといいかについてご案内。
まずは適当と”思われる”サイズを試着
お店でジーンズを選ぶ場合、まずは、「わたしだいたいこれくらい」と思っているサイズを試着して、フィット感と見え方をチェックします。どれくらいかわからない場合は、店員さんに相談すれば合いそうなサイズを見立ててくれると思います。
フィット感、見え方の両方をチェック!
フィット感に関しては、大きすぎないか、小さすぎないかをチェック。立った状態でぴったりでも座ると苦しい場合があるので、軽くかがんだりして、苦しくないかどうか確認してみてください。
見え方に関しては、ダブついてるところはないか、苦しそうなシワが入ってないか、全体的なシルエットはどうかを確認します。
フィット感がイマイチとか、見え方がうーん、と思う場合は、店員さんに相談して別のを試着してみましょう。
とにかく店員さんに相談♪
ここで、「どこがもっとどんな風であってほしいのか」できるだけ具体的に店員さんに伝えて、サイズを変えた方がいいか、シルエットを変えた方がいいか聞いてみるのがオススメ!
お店やブランドの品揃えにもよりますが、ジーンズは、サイズだけでなくシルエットも複数展開してる場合が多いです。
シルエットを別のにしてみたらさっきの違和感がなくなったり、しっくりフィットするっていうケースが実はよくあるんです。たとえば、スキニーで苦しいなぁと思ったときに、サイズを上げるよりタイトストレートに変えた方がよかったりとか。
だから、いま試着してるジーンズのどこがどんな風に合わない気がするのか、この部分がもっとこうだったらいいな、というのを具体的に店員さんに伝えて、サイズだけでなくシルエットも含めて総合的に希望に近いものを提案してもらいましょう。
もしかしたらそれはちょっぴり勇気のいることかもしれませんが、あなたに似合うジーンズを選ぶための1番の近道なんです♪
実店舗で選ぶときのポイント・まとめ
1.試着する。
2.合わないと思ったときは店員さんに希望を具体的に伝えて、合いそうなものを提案してもらう。
ネットで買う時のサイズ選びのポイント
ジーンズの場合、ネットで買うのは難しいと思われてる方も多いかと。
たしかにお店に行って選ぶときと勝手はまったく違うんですが、ちゃんとポイントを押さえれば、試着せずにサイズ選びすることもそんなに難しくはないんです♪
じゃぁどうすればいいの?っていうところをこれから解説していきます。
最初にチェックすること。
さて、まず最初にチェックしておきたいのは、そのショップの交換・返品に関するルール。
試着せずにサイズ選びをすること自体はそんなに難しくはないんですが、失敗が少ないやり方はあっても完璧な方法はありません。どんなに念入りにサイズ選びしても、合わなかったと感じる可能性はゼロとはいえません。
そんなときに必要になるのが、交換または返品の手続き。このあたりのルールや手順がショップによって違うので、事前に内容を確認して、納得できるお店を選ぶことが大切です。
サイズ選びのポイントと手順
まず大事なことは、記事冒頭に書いた「わたしだいたいこれくらいのサイズ」で決めてしまわない、ということです。
しっかり測ったうえで、(S・M・Lや○インチではなく)ジーンズのサイズ表とつきあわせて選びましょう。
・自分を測るのではなく、手持ちのジーンズを測る。
・ヒップ・ウエスト・股上(またがみ)をチェック。
まずは、ショップサイトで気になる商品のサイズ表(サイズごとのヒップ・ウエスト・股上が掲載されているもの)を探しましょう。商品ページに個別に書いてある場合と、別のページに主な商品のサイズ表がまとめて掲載されている場合があります。
採寸は自分の身体ではなく、手持ちのジーンズの中から1番フィットするものを。ちょうどいいジーンズがないときは、パンツの中で1番フィットしているものを測るといいと思います。
自分にフィットしているジーンズ(パンツ)のヒップ・ウエストと股上を採寸しましょう。
ポイントは股上(またがみ)。あまり測ったことないかと思いますが、股上とウエストをセットで考えることがすごく重要なんです。
股上というのは、股の生地の継ぎ目から上(ウエスト)までの長さのこと。
ウエストの太さって場所によって違いますよね。ウエストと一口に言っても、股上が深い(ハイウエストの)ジーンズと、股上が浅い(ローライズの)ジーンズでは、フィットするウエストサイズがまったく違ってくるので、股上とウエストを両方測ってチェックすることがすごく大事なんです。
ヒップ・ウエスト・股上をしっかり測ったら、商品のサイズ表をチェックして、いま測った3ヶ所のサイズが1番近いものを選びましょう。
近いものがないと感じたら、別のシルエット(別の商品)のサイズ表をチェックしてみてください。シルエットが違うとフィットするものが見つかるというケースは少なくないんです♪
以上、試着できないショップでサイズ選びをするときのポイントでした。
商品到着後に気をつけること。
商品が到着したら、まず、タグ等つけたままの状態で早めに「試着」をしましょう。
返品交換の手続き規定には「返品交換を希望する場合は、商品到着後○日以内に連絡する」といった内容が入っていることがほとんどです。また、長時間着用したり着て出かけたりしたら返品交換ができなくなります。なので、まずは早めに試着してフィット感を確認しておきましょう。タグなどもつけたままの状態で試着すれば交換になった場合の返送等の手続きがスムーズです。
実際に試着してみて合わないと感じた場合は、お買いものしたショップのルールにしたがって手続きしましょう。返送の前にショップに連絡を入れないといけない決まりになっているところも少なくないので、ルール・手順ともにしっかり確認することが大切です。
まとめ
他のパンツ類と比べて、ジーンズは、サイズもシルエットも種類が豊富です。
その多すぎる選択肢が選ぶのを難しく感じさせている面もあるのかなと思いますが、選択肢が多いからこそ、よりフィットする・似合うものを探せるということでもあります。
ちょっぴりわたしの話をすると、お尻ぽっこり体型なため、合わないパンツをはくと悲劇的にお尻が大きく見えるのがコンプレックスで。でも、ジーンズは種類が多いので、ちゃんと似合うのを選べばそれなりにしゅっと見えるんですよね。こういうところもジーンズの魅力だなぁと。
あなたのジーンズ選びがより楽しいものになりますように♡
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