「洗わない」は間違い。ジーンズソムリエが教える洗濯方法と扱い方【ジーンズ入門(3/5)】
みなさま、こんにちは♪
ジーンズソムリエ こっとんこっとんです。
ジーンズ初心者女子に贈る連載 3回目の今日は、ジーンズの洗濯方法や取り扱いの注意点について。
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ジーンズは色落ちするもの!
ジーンズの魅力でもあり、最大の注意点でもあるのが、ジーンズは色落ちするものということ。
特に、高級なジーンズほど、ビンテージな風合いや色落ち感を求めて濃く染められているものが多いため、より色落ちしやすい傾向にあります。
色落ちするということは他のものに色移りしやすいということ。
・他のものと一緒に洗濯しないこと、
・最初の頃や雨の日は、色移りしてほしくない淡い色の服、くつ、バッグとのコーディネートを避けることが大切です。
ジーンズは洗わなくていい説はマチガイ。ポイントを押さえて正しく洗濯しよう。
まず、ジーンズは洗わなくていいという説がありますが、それはマチガイ。
着れば当然だんだん汚れていくし、衛生面だけでなく、生地の傷みを防ぐ意味でも洗濯は必要です。
洗濯の頻度は?
結論からいうと、人それぞれ、お好みでOK。
現に、ジーンズショップのスタッフさんでもそれぞれ洗う頻度は 1週間に1回という方から数ヶ月に1回という方まで さまざまです。
ジーンズは洗濯を繰り返すうちに次第に色が落ちていきます。
洗濯による色落ちの進行は、洗剤や洗濯の頻度によるので、穿きこんでいくと出てくる(あまり色落ちしてない部分と色落ちが進んでいる部分との)濃淡のメリハリを強く出したい場合は、洗濯頻度を少なくします(※)。
1つ目安としては、(わたしがいままで取材した中では)2~3週に1回っていう方がやや多い印象。
まとめると、
ジーンズは、毎回は洗わなくてOK。そろそろ洗いたいな、と感じたら洗いましょう。
※ 濃淡のメリハリをできるだけ強く出したい場合は、最初の半年くらいは洗濯せずに毎日穿きこむのがいいと言われています(ワンウォッシュの製品の場合)。このあたりは好みですが、ある程度の頻度で洗濯しても洗濯方法のポイントを押さえていれば柔らかい濃淡は出るので、女子的には「洗濯したいタイミング」を優先していいと思います。
洗濯表示を確認しよう。
一般的なジーンズは水洗いが可能ですが、まれにドライクリーニング推奨のものもあるので、まず、洗濯表示を確認し、その内容にしたがってお手入れしましょう。
以下、水洗いOKの一般的なレディースジーンズについて洗濯方法をまとめました。
洗濯機OK♪ ただしジーンズだけを洗おう。
水洗いOKの一般的なジーンズであれば、洗濯機で洗えます。
ただし、ジーンズはジーンズだけで洗ってください。洗濯の際にジーンズから色が出るので、他のものと一緒に洗うと色移りする可能性があるためです。
洗濯の方法・手順としては、
ジーンズを裏返しにして → 洗濯ネットに入れて洗濯し → 裏返しのまま陰干し
するのがオススメ。
使用する洗剤は?
ジーンズの風合いを大事にしたい場合は、「漂白剤と蛍光増白剤が入ってない」液体洗剤を使いましょう。
漂白剤・蛍光増白剤が入っていないものであれば通常の洗濯用洗剤でもいいし、ジーンズ専用の洗剤というのもあります。
そこまでこだわらず気楽に洗濯したいという方は、いつもの洗剤でもOK。その場合、全体的に淡い水色に変化していきます。
プロに任せる
それでも心配な方、また自分ではどうしようもできないシミ、汚れなどがある場合、プロに任せるのも手です。
コロナ禍、宅配クリーニンングなどのサービスもありますので、色々チェックしてみて下さい。
まとめ
ジーンズの取扱い&洗濯方法、いかがでしたでしょうか。
プチプラなジーンズも高級ジーンズも取扱い上の注意は基本的には変わらなくて、穿きはじめ頃と濡れたとき、他のアイテムに色移りしやすいので注意!ってとこだけ気をつけていただければ、あとはお好みでOK♪
ファッションアイテムの1つとして定着しているジーンズですが、もともと作業着だったものなので、気楽におつきあいいただければと思います♡
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