セバスチャン・ブイエ氏 2025年バレンタイン発表会にて日本への想い語る
2025 バレンタインシーズン到来!
シェフも来日した「セバスチャン・ブイエ」の新商品発表会にお邪魔しました。
フランス リヨンと日本、2か所で活躍するセバスチャン・ブイエシェフらしい新作をご紹介します。
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地元リヨンを象徴するアソートに注目
特に力を入れて作ったという「リヨンショコラ」。
リヨンの象徴的な景観と、日本の食材を取り入れたフレーバーが特徴のアソートです。温州みかんや柚子を使い、同ブランドならではのユニークな味わいに仕上がっています。
「両国をつなぐ架け橋となるようなショコラを作りたかった」、とシェフ。
例えば、「テ ジャンジャンブル(紅茶と生姜)」には、リヨンの旧市街にある「サンジャン大聖堂」のデザインが施されており、「玄米茶プラリネ」には「ボナパルト大橋」、そして「セザム」には「ベルクール広場の騎馬像」が描かれています。
これには「リヨンの旧市街には、日本の京都の路地のような風情があり、そんな情景をショコラを通して感じてもらえたら」というシェフの想いが込められているそう。
もちろんこのほか、毎年人気のヌヌースショコラ(くまちゃん!)や、フルーツやルージュを模したユニークなものなど展開多数です。
ぜひチェックしてみてくださいね。
セバスチャン・ブイエさんからのメッセージ
「日本に来てから気がつけば20年が経ちました。あの頃の感覚がまるで昨日のことのように感じます。ついに路面店を開店できたことは、私にとって大きな節目となりました。(この日の発表会は、1年前にオープンした学芸大学「グテ」にて行われました。)
毎年数回、日本に来ることを楽しみにしています。来日中は、できるだけ多くのことを試し、学びたくて、寝る時間を惜しんで活動しています。
日本の皆さんが新しい商品を待ってくれることが、私のモチベーションになっており、それがフランスでの成功にも繋がっていると信じています。
特にバレンタインの時期は、私にとって非常に重要な時期です。日本のバレンタイン文化をフランスのショコラティエに説明すると、驚かれることが多いですね。毎年新しいチョコレートを届けるのは大変ですが、その思いで日々頑張っています。」
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