星野リゾートが手掛ける1万円以下のホテル「OMO5 東京大塚」に泊まってみた
多くの高級旅館、高級ホテルを展開する「星野リゾート」。
リゾートホテル「星のや」、それから温泉をテーマにした「界」などのシリーズは、「いつか泊まってみたい宿」といったランキングの常連です。
そうそう、トランプ大統領の娘、大統領補佐官であるイヴァンカさんが 安倍首相と会食したのも「星のや東京」でしたよね。
…そんな、ちょっとお高いイメージがある星野リゾートの施設なのですが、実は1泊1万円以下で泊まれるホテルもある…というのをご存知でしょうか。
それは、2018年から展開している「OMO(おも)」というシリーズのホテル!
「寝るだけでは終わらせない、旅のテンションを上げる都市観光ホテル」がコンセプトのこちら、現在は「北海道 旭川」と「東京 大塚」の2か所にあります。
今回は後者、「星野リゾート OMO5 東京大塚」に宿泊して参りましたので、そんなレポートをお送りしたいと思います。
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「星野リゾート OMO5 東京大塚」へのアクセス 最寄り駅は?
「OMO5」の最寄り駅は、JR山手線「大塚」駅。
池袋のお隣という事で、とても便利な場所にあります。
駅からのアクセスも抜群で、大塚駅の北口を出て顔を上げると↓道路のすぐ向こうに建物が目に入るくらい。
OMO5が入るビルは、1Fがお洒落なカフェ、その上が「Sizzler」というレストランになっており(いずれも星野リゾートとは別会社が経営)4Fから上が「OMO5 東京大塚」になります。
「OMO5 東京大塚」にチェックイン
1Fからエレベーターで4Fフロントに向かいます。
ちなみに4Fのフロアは「OMOベース」と名付けられており、レセプションの他、ロビー、カフェ、ショップなどが入っています。
都電荒川線「大塚駅前」駅を模した待合スペースなど、「さすが星野リゾート」といったセンス。
夜撮影したロビー↓も、素敵でしょ。
天井付近のデザインは、江戸時代の旅籠(はたご)をイメージしてるんだとか。
そんなロビーを通り過ぎ、自動チェックイン機にてチェックイン。
OMOのホームページからの予約で取得できるQRコードを用意しておくと早いです。もちろん、機械の使い方でまごまごしているとスタッフさんが親切に助けてくださるのでご安心を~。
チェックイン時間は15時です。
チェックインが済んだらお部屋へ。
エレベーターホールに無料のアメニティと、↓有料レンタル(200円)のルームウェアが置かれているので必要な方は持っていきましょう。
「OMO5 東京大塚」の客室「やぐらルーム」
「OMO5 東京大塚」のお部屋は、日本の櫓(やぐら=木を組んだ高台。盆踊りとか、お城の見張りとかで見るヤツ)をモチーフにした「YAGURA Room」。
↓下の部分が、ソファーベッドが置かれたくつろぎスペース。
そして手前の階段をのぼって上にいくと↓このようなお休みスペースになっています。
なんだか秘密基地みたいでワクワク。
しかもこれ、本当によく考えられた作りで、さほど広くないのに、なぜだかゆとりのあるスペースに感じる…。ワクワクとコストダウンを同時にかなえる素晴らしい客室です。
そうそう、バスルームも客室と同色で統一されています。
この価格帯で、ユニットバスじゃない…!「観光客のためのホテル」と謳うだけあるこだわりです。
アメニティ
アメニティは、歯ブラシ、かみそり(エレベーター前にあり、自分で部屋に持っていくスタイル)、シャンプー、コンディショナー、ボディソープなど。
必要最低限のモノだけが置かれていました。スキンケア品などはないので持参を。
ちなみに、スキンケア品はホテルオリジナルの自販機(5Fランドリースペースにて)にもあります。
これも楽しいので、あえて持っていかないという選択肢もありです。
「OMO5 東京大塚」の食事
「OMO5 東京大塚」では食事を楽しむ仕掛けが他のホテルとはちょーっと異なっています。
夕食は「ご近所ガイドツアー」で
「OMO」の大きな特徴の1つに、星野リゾートのスタッフさんが、ホテル周辺を案内する「ご近所ガイド OMOレンジャー」というサービスがあります。
このサービスの中に、夕食に連れて行ってくれる種類のモノもあり、それを利用するのも◎
お酒が好きな方は「はしご酒」ツアー、食べるのが好きな方は「大塚ニューグルメ」「昭和レトロ」ツアーなどいかがでしょうか。
それぞれ、「ちょっと一人じゃ入りにくい」だとか、「美味しい店が知りたい」という観光客に嬉しいラインナップです。
ちなみに私は、燻製料理&クラフトビールのお店や、日本酒が美味しいお店、それから商店街の天ぷら屋さんに連れて行ってもらいました。
朝食は「OMO Cafe」で
朝ごはんは、4Fにある「OMO Cafe(おもかふぇ)」がオススメですよ。
ヴォロヴァンというパイ生地の中に様々な食材が入ったメニューが有名で、インスタ映えもばっちり。
事前予約していなくても、当日でオウケイ。
スイーツも、そしてお酒、おつまみなんかも充実しています。
「OMO5 東京大塚」の思い出にオリジナルグッズを。
最後にショップにあったオリジナルグッズのご紹介を。
星野リゾートの施設はどこもそうなのですが、お土産ショップのチョイスもセンスがいい!
「OMO5」にも、さまざまな商品が置かれていました。
ちなみにこのショップ、「大塚ローカル土産」「東京土産」「旅行グッズ」という3つのカテゴリからなっていて、オリジナルグッズだけでなく、通常の東京土産の他、大塚、巣鴨周辺の和菓子屋さんやブーランジェリーの商品なんかも。
江戸川区のおせんべい屋さん「SENBEI BROTHERS」などの、人気ブランドも発見!
…
というワケで、「星野リゾート OMO5 東京大塚」宿泊レポ、いかがでしたでしょうか。
もっと気軽に旅をしてほしいという思いがあるそうで、なるほど、私が訪ねた時も「東京に住んでいるのに宿泊しています」という方が多かったように思います。
今まで本当にたくさんの宿泊施設を体験してきたライターですが、ここまでコスパが良いホテルは初めてかも。
「寝るだけでは終わらせない、旅のテンションを上げる都市観光ホテル」。
みなさまもぜひ、体験してみてくださいませ。
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