丸窓の部屋で有名な「嵐山 祐斎亭」へ。奥田祐斎さんの作業を見学させていただきました。

ライター ホテル暮らし@旅ライターK

嵐山 祐斎亭 丸窓の部屋

嵐山 祐斎亭にて。染色作家奥田祐斎氏

「そうだ 京都、行こう。」取材シリーズ

「丸窓の部屋」で知られる人気観光スポット「嵐山 祐斎亭」へ行って参りました。

「祐斎亭」は、後嵯峨・亀山上皇の離宮、亀山殿跡に建てられた築150年の建造物で、現在は、染色作家 奥田祐斎さんの工房 兼 染色アートギャラリー

嵐山 祐斎亭 入口

一般開放されており、奥田さんの作品だけでなく、平安時代を思わせる幻想的な景色もその魅力の1つです。
また、ノーベル賞作家 川端康成が逗留し「山の音」を執筆した場所としても知られています。

公式サイト

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「嵐山 祐斎亭」のみどころ

染色アートギャラリーと染色体験

奥田氏の作品の展示、販売がされているギャラリー。

天皇の第一礼服に使用される「黄櫨染(こうろぜん)」という染色技法の再現に成功し、さらに独自の染色技法「夢こうろ染(ゆめこうろぞめ)」を使った着物を見せていただきました。

夢こうろ染

とにかく色の変化が大きくて驚きます。

夢こうろ染

「夢こうろ染」は着物だけでなくデニムや革にも使用でき、ジーンズの染色体験もあります。(要事前予約)
(オンラインショップでは「夢こうろ染」スカーフなどの販売も。)

嵐山 祐斎亭にて。染色作家奥田祐斎氏

奥田祐斎氏の作業を見学

この日は、奥田 祐斎氏の染色作業を見学。

奥田祐斎氏のサイン

その様子、お話などは動画からもご覧いただけますのでぜひ。

水鏡

メインの建物から離れた場所に作られた「水鏡」には、嵐山の緑が映りこみます。

筆で波紋をつけることによって、自分なりのアートを表現し、楽しむことができます。

水鏡

木漏れ日アートキャンバス

木漏れ日アートキャンバスでは、お茶のセットをいただきながら休憩を。

緑の中、染め物が風に吹かれている様は、心落ち着く風景です。

木漏れ日アートキャンバス

丸窓の部屋

この場所で最も有名な丸窓の部屋。

丸く切り取られたような景色は、季節によっていろいろな顔を見せてくれます。

取材時は新緑の美しい緑。
秋の紅葉や冬の雪景色に比べると地味に感じるかもしれませんが、この時期だけの新緑の美しさを改めて感じさせてくれる景色でした。
嵐山 祐斎亭 丸窓の部屋

嵐山 祐斎亭 丸窓の部屋

「嵐山 祐斎亭」お出かけ情報

住所:〒616-8386 京都府京都市右京区嵯峨亀ノ尾町6
アクセス:
京福嵐山駅より徒歩10分
JR嵯峨嵐山駅より徒歩20分
阪急嵐山駅より徒歩20分
京都駅よりタクシーにて30分

見学料:2,000円(税込)
定休日:営業時間については季節によって変更となります。予約、その他詳細については公式サイトからご確認下さい。

「そうだ 京都、行こう。」

東海旅客鉄道株式会社が1993年秋にスタートした京都の観光キャンペーン「そうだ 京都、行こう。」。
2024年夏は、「京都がくれる癒し」がテーマ。

そのテーマにちなんだ特別な観光プランやXキャンペーン、京都周遊型謎解きイベントなどの特別企画などが用意されています!

宝厳院(ほうごんいん)などの寺院で、定員制でゆったりと、風の音を楽しむ貸切拝観とヨガや坐禅の体験、嵐山 祐斎亭の夜間貸切ライトアップ見学、歴史ある建造物にあるカフェなど、混雑を避けて京都で癒しを感じていただける観光プランがあります。

特設サイト

今後開催されるイベントなどもありますので、ぜひ公式サイトからチェックしてみてくださいね。

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