この夏は「チリ産レモン」で爽やかに!アンダーズ東京にてクッキングショー開催

ライター hitomi

チリ産レモンのクッキングショー

今年もチリ産レモンを楽しみたい季節がやってきました。

南半球最大の果物輸出国であるチリ。
とにかくたくさんのフルーツを収穫することができるのですが、チリ産レモンは、日本国産のレモンと出荷時期が異なることからも、少しずつ需要が高まってきているそうです。

アンダーズ東京 イベント

今年は、アンダーズ東京にて行われた「チリ果物輸出協会(ASOEX) 内のチリ柑橘類委員会」による「チリ産レモンを使ったクッキングショー」に参加してきましたので、ライターhitomiがレポします。

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そもそも「チリ産レモン」って?ここがスゴイ

6月から10月に日本市場に出回るフルーツ、「チリ産レモン」。

他国のレモンと比較すると、皮が薄いのが特徴です。

チリ産レモン

味の方は、酸味が弱く果汁が濃厚。ドリンクにはもちろん、お料理にも使いやすい。
特に、自家製レモネードやピスコサワー↓を作るのに向いています。

ピスコサワー

スーパーなどで探してみてくださいね。

https://chile-lemon.com/

チリ産レモンのデータ

チリの2017年のレモンの総輸出量は77,554トンで、日本はアジアの中で最大の相手国であり、財務省貿易統計によると、2017年の対日輸出量は18,194トンで、2017年6月〜10月は日本の外国産レモンの総輸入量の74%を占めています。

チリ柑橘類委員会は、チリ果物輸出協会(ASOEX)内の委員会で、そのメンバーは、チリの柑橘類の輸出業者の78%を占めています。

チリ産クッキングショー レポ

イベントでは、まずチリ果物輸出協会、欧州アジア担当ディレクターのシャリフ・クリスチャン・カルバハル氏がチリ産レモンの特徴や現状についてのプレゼンテーションを行いました。

「チリは世界で最も細長い国として様々な気候ゾーンを持ち、中でも昼夜の寒暖差が大きい地中海性気候が、色、風味、硬度、そして香りが際立つ品質の高い柑橘類を生産するのに適しています。
チリ産レモンは中型サイズで果汁を多く含み、皮が薄く、種が少なくて香りが良いのが特徴。

日本では、爽やかなレモンの需要が高まる6月中旬〜10月に品質の良い状態のものが出回ります。」

2人のシェフ

今回のクッキングショーは、2人のシェフ、アンダーズ東京の副料理長 大川渉氏及び、チリ大使館主催のオフィシャルイベント等でも活躍するチリ人シェフ リカルド・ゴンザレス氏によるお料理が提供されました。

アンダーズ東京 副総料理長 大川 渉氏

大川シェフ:「実際に使ってみて、チリ産レモンは果肉と果汁が多いと感じたので、様々なスタイルで調理してみました。皮も柔らかいので非常に使いやすいです。」

リカルド ゴンザレス氏(55 Gourmet代表)

ゴンザレスシェフ:「チリ産レモンはとてもフルーティーで、どんな食材とも良く合います。また種が少ないのも特徴です。酸味が強すぎないため、果汁だけでなく果肉も召し上がって頂けます。」

「チリ産クッキングショー」で提供されたメニュー

「チリ産レモン」を使った様々なお料理を実食。

自家製レモネード

果汁たっぷりで、酸味が柔らかいレモンを使って、まずは自家製レモネードから。

自家製レモネード

細かく刻んだレモンがたっぷりと入っていて、とてもすっきりとした味わい。
ぐびぐびと飲んでしまいました。
果汁だけではなく、果肉もたっぷりと入っているのでレモンのボリューム感がすごくでています。

チリ産レモンと紅茶でマリネされた鴨胸肉の低温ロースト チリ産レモンジャムと彩リーフサラダ オレンジ・ヴィネグレットソースを添えて

そしてお料理。

鴨肉を使ったお料理では、ソースに使われたレモンジャムの作り方のこだわりも見せていただきました。

チリ産レモンと紅茶でマリネされた鴨胸肉の低温ロースト チリ産レモンジャムと彩リーフサラダ オレンジ・ヴィネグレットソースを添えて

旬のフルーツを使うことによって、さわやかな一皿に。チリ産レモンと紅茶マリネ液はとても興味深く、ひと手間加わった鴨胸肉がおいしかったです。

ムール貝のワイン蒸し チリ産レモンを使ったサルサヴェルデ添え

器がレモン!なワイン蒸し。目で楽しむところからスタートするお料理です。

ムール貝のワイン蒸し、チリ産レモンを使ったサルサヴェルデ添え

サルサヴェルデは、たくさん作っておいて他のお料理とも簡単に合わせて食べることができそうだなと思いました。チリ産レモンがたっぷりと入っていて、さっぱりとしておいしい。

国産牛ハラミ肉のステーキ チリ産レモンのグレイビーソース

正直、ハラミ肉は焼肉のイメージしかありませんでした。ハラミ肉をビールに漬けていることで旨味と柔らかさが惜しみなく出ています。こちらのお料理は、フレッシュレモンと合わせていただきました。

国産牛ハラミ肉のステーキ、チリ産レモンのグレイビーソース

チリ産レモンのパンナコッタ ミント入りジュレ添え

こちらもレモンが器になっています。パンナコッタとレモンジュレの2層になっていて、2度おいしいデザートに。

チリ産レモンのパンナコッタ、ミント入りジュレ添え

パンナコッタには、レモンを引き立たせていくためにあえてホワイトチョコレートを使っているそうです。夏には、うれしいデザートですよね。

チリスタイル ホットレモンウォーター

食後に登場したのは、温めたカップの内側にフレッシュレモンを塗り、暖かいお湯を注いだ「チリスタイル ホットレモンウォーター」。

リカルド ゴンザレス氏(55 Gourmet代表)

お食事の際には、それぞれのお料理に合わせてワインなどをいただいていたのですが、最後に心がほっとするドリンクの登場に、一緒のテーブルの皆さまからも「温まるね。」という声が聞こえてきました。

最後に、チリ果物輸出協会のカルバハル氏は「今日の料理のように、チリ産レモンはドリンクから前菜、肉料理、デザートと果実、果汁、皮まで様々な料理に使える万能性を持っています。ぜひ多くの日本の皆さんにチリ産レモンを知って頂ければ幸いです。」と語ってくれました。

チリ柑橘類委員会は、このようなプロモーションを通して、安全で高品質なチリ産レモンをより多くの日本の消費者に訴求し、さらなる消費拡大を図りたいと考えているようです。

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この記事を書いた人

hitomi

デパ地下にあるお菓子屋さんなどでの店長経験、バレンタイン催事会場の設営や販売ノウハウから自身のチョコレート好きが再燃。

最近では、オーガニック系のチョコレートなども極める。

旅好き。チョコレートを求めて、ベルギー、フランス、オランダ、イタリア、ベトナムを旅したことも。

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