【限定販売】ビル屋上で栽培された米で作った「銀座 天空農園の酒」
大都会のビルの屋上で栽培された米を使った日本酒「銀座 天空農園の酒」 が、今年もまた限定販売されます。
白鶴酒造株式会社 東京支社の「白鶴 銀座スタイル」にて開催されたメディア向け唎き酒会の様子や、田植え体験への取材とあわせて、この珍しいお酒に関して、詳しくご紹介したいと思います。
スポンサーリンク
白鶴銀座天空農園のプロジェクトとは
今回ご紹介する「銀座 天空農園の酒」は、「白鶴銀座天空農園のプロジェクト」から生まれた逸品。
「銀座から日本酒文化の情報発信をしたい」というコンセプトにより、2007年、東京支社(中央区銀座)屋上で、自社開発酒米「白鶴錦」の栽培を始めました。
当初、大都会のビルの屋上でのお米の栽培は難しいという声がありましたが、2008年に造成工事を行い、米の品質向上に取り組み、米作りには不利な状況の中、2014年から、灘(神戸市)にある白鶴酒造の蔵に収穫米を送り、大吟醸酒の醸造を開始。
今、このプロジェクトは11回目を迎えています。
「銀座 天空農園の酒」商品詳細
白鶴銀座天空農園で収穫されたお米のみで仕込んだ「銀座 天空農園の酒」 。
40本限定で、「銀座三越」「松屋銀座」他で、2019年5月31日より販売を開始しています。
フルーティーな香りとキレのある味わいが特徴です。
商品名:白鶴 銀座 天空農園の酒 500ml(大吟醸酒)
原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
使用米:白鶴錦 100%(白鶴銀座天空農園 2018 年度産)
精米歩合:50%
成分分析値:アルコール分 15~16%、日本酒度 +6.0、酸度 0.9、アミノ酸度 1.0
販売本数:40本
参考小売価格:10,000 円(消費税別)
天空農園 田植え体験の様子
メディア向け唎き酒会の他、件の天空農園で開催された「田植え体験会」も取材して参りました。
実はこの会、2009年頃からは、地元の小学生も招いて開催されているとのことで、現在は、異文化交流の場、屋上緑化推進・食育(田植えや稲刈り体験)の場としても人気が高い体験講座となっているそうです。
2019年の会には、日本大学留学生のチーム・九段日本語学院のチーム、そして白鶴ファンなどが参加。
2019年ミス日本酒 春田早重さんも花を添えます。
留学生チームも慣れない作業ながら楽し気な様子。
一段植えて次の一段…「ならしてください」の号令と共に、リズミカルに田植え作業。
ちなみに、昨年2018年の収穫量は、天候が不安定だったにも関わらず、例年よりも多めの70㎏だったとのこと。この小さな苗から、また次回も素晴らしいお酒が出来る…楽しみですね。
スポンサーリンク