最強のパワーストーン「勾玉」を知ろう!「出雲弥生の森博物館」
日本で古来より「三種の神器」として伝わる「勾玉(まがたま)」。
島根県出雲を訪れたのなら、かならず触れるであろうこの勾玉…そうそう、以前ご紹介した「スターバックスコーヒー 出雲大社店」でも、そのテーブルの形に採用されるなど、島根とは切っても切れない間柄、ですよね。
しかーし、そもそも勾玉っていったい何なのか?意外と知らない方、多いんじゃないでしょうか。
というわけで今日は、そんな勾玉について「出雲弥生の森博物館」に学びました。
詳しくご紹介したいと思います。
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そもそも勾玉ってなに?
さっそくですが本題から。
勾玉とは、一説には陰と陽(=月と太陽)を具現化したものであると言われています。
また、相対的な世界のバランスをとるためにある、とも。
勾玉の歴史は古く、古代より災難やあらゆる悪霊を払う魔除けのお守りとして、呪術に用いられたり、装身具としても愛されてきました。
神話にも登場するのはご存知ですよね?
そう、スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治した後、アマテラスオオミカミに献上されたのが勾玉でした。これが三種の神器の一つ「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」になったと伝えられています。うーん、さすが神々の国出雲!
現代でも、安産、ビジネス、そして美容や健康のお守りとして人気です。
出雲弥生の森博物館へ
そんな勾玉をより知るべく、出雲市大津町にある「出雲弥生の森博物館」にやってきました。
さて、ここ出雲弥生の森博物館では、興味深い数々の展示が。
弥生時代の出雲王が眠るとされる西谷墳墓群史跡公園(国指定史跡)を中心に、古代出雲の歴史を紹介。2階展示室には「四隅突出型墳丘墓」の模型も。
なかでも「青のガラス勾玉」は、ガラスが石よりも貴重だったこの時代に創られた、とても美しい出土品です。
古代より、装身具としても愛され続けた石たちを見ると、なんだか、タイムスリップして、一気に古代の世界に引き込まれた気がしますね。
見る人を弥生時代へ,出雲王の世界へと誘います。
さて、そんな「出雲弥生の森博物館」ですが、タイミングにより、さまざまな企画、体験コーナーが充実しています。
私が訪れた時は、勾玉を自分で磨いてネックレスを作る教室が開かれていました。
みなさんもお出かけの際、どんな企画があるか、ぜひチェックしてみてくださいね!
出雲弥生の森博物館の地図 アクセス
住所:〒693‐0011 出雲市大津町2760番地
電話:0853-25-1841
開館時間:AM9:00~PM5:00
休館日:毎週火曜日・年末年始(12月29日~1月3日)※祝日と重なる場合は翌平日
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