武家屋敷に美味しいお茶♪古き良き松江「塩見縄手」を散策しよう
前回、松江城のお堀をまわる遊覧船「ぐるっと松江 堀川めぐり」をご紹介しました。
今日お届けするのは、その遊覧船上から「あの情緒あふれる、落ち着いた街並み沿いを歩いてみたいな…」と見上げた「塩見縄手」通り。
伝統美観保存地区にも指定されているこちらのエリアについて詳しく。
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塩見縄手とは
松江城の北側に位置するこのエリアは、お堀端の中で、最も江戸時代の風情が残る趣の通りです。
昔の趣を残した武家屋敷から東西に500mに渡る塩見縄手。なんと日本の道100選に選ばれているんだそう!
ここには、松江を愛した文豪小泉八雲の記念館や、小泉八雲旧居、田部美術館のほか、老松の大木などの見どころも。
武家屋敷
中でも、当時の生活を思い起こさせる道具などが展示されている「武家屋敷」は人気のスポットです。
刀箪笥(かたなたんす)や、お歯黒道具(おはぐろどうぐ)など、貴重な展示物をチェックしてくださいね。
明々庵
もう1つハズせないスポットとして有名なのが、「明々庵」です。
大名茶人として知られる松江藩七代藩主の松平不昧公が、茶室の常識にとらわれず、自らの趣向で建てたと言われるこだわりのお茶室。
あまり知られていないのですが、ここ松江は、「お茶の生産量は少ないのに、その年間購入金額は日本3位」という、ものすごくお茶文化が根付いた土地なんです。
松江市では、抹茶道具は1家に1セットあると言われ、朝起きると、コーヒーを飲む感覚で抹茶を飲むんだとか。
というわけで、お庭を眺めながら深呼吸をして、一服。
松江ならではの和菓子と、丁寧に点ててくださったお抹茶で、ゆったりまったりする事が出来ます。
端整込めたお庭の四季折々の風情が、また一段と美しい。
春先に訪れると、こんなに美しい春告げ花に出逢えますよ。
以上、お城あり、武家屋敷在り、お堀在り、古き良き水の都、山陰の優雅な小京都「松江」の旅日記はいかがでしたでしょうか。
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