国宝松江城を遊覧船から!「ぐるっと松江 堀川めぐり」を体験してきた
国宝 松江城。
唯一の正統天守閣として観光客を魅了する美しいお城ですが、今日は皆さまに、ちょっぴり変わった松江城の楽しみ方「ぐるっと松江 堀川めぐり」をご紹介したいと思います。
実は、松江城のお堀は、今もなお城を中心に一周繋がっていて(これは全国的にも珍しいコトなんだって!)、このお堀を船でぐるりと周る遊覧船があるんです!
スポンサーリンク
まずは松江城について簡単に♪
さまざまな見どころを持つ「松江城」ですが、今回はライターNorikoがグッときた特徴をいくつかお届けしたいと思います。
松江城は、2度国宝に指定された!?
昭和10年に国宝指定された松江城。
ですが、昭和25年に文化財保護法の制定で重要文化財となり、平成27年にふたたび国宝に返り咲いたそうなんです。
2度国宝に指定された?!その数奇な運命もまた、松江城の魅力として知られています。
鯱鉾(しゃちほこ)
松江城の鯱鉾(しゃちほこ)。
2メートル以上の高さを持つ、こちらのしゃちほこですが、なんと現存している木造のモノの中では最大なんだそう。
ちなみに鱗が荒い方が雄、とのコト。
「真田丸」ゆかりのものが!
NHK大河ドラマにもなった「真田丸」。
その主人公戦国武将・真田幸村(信繁)が大坂冬の陣で、後の松江松平藩の初代藩主・松平直政に送ったとされる「軍扇(ぐんせん)」の展示も、松江城の見どころの1つ!
「ぐるっと松江 堀川めぐり」とは
ということで、お待たせしました。「ぐるっと松江 堀川めぐり」に話が戻ります。
街歩きとはまた違った目線で松江の街、情緒の残る塩見縄手を始め城下町…と穏やかな水景を50分ほどかけて楽しむことができるとあって人気を博している「ぐるっと松江 堀川めぐり」。
四季折々の花々や新緑、紅葉の美しさ、水鳥の遊ぶ姿、雪景色など自然の風景に癒されること間違いなし。
ちなみに、冬は「こたつ船」になったりと、季節限定の企画も楽しみの1つ。
というわけで、実際に乗船してみました!
「大手前広場乗船場」と「ふれあい広場乗船場」を結ぶコースの全長は約3.7km、遊覧時間は約50分です。
スタッフのみなさんに見送られながらさっそく乗船。
塩見縄手
途中、美術館や神社などのほか、松江城の撮影ポイントや、はなしょうぶやアジサイなどを楽しめるエリアなど、数多くのスポットを楽しむことができます。
中でも松江城北側の堀沿い、明々庵から小泉八雲旧居までの約500メートルの通り「塩見縄手」のあたりは見もの。
このエリアは、お堀端の中で、最も江戸時代の風情が残る趣の通りで、日本の道100選に選ばれているとか。
お堀やこたつ船を眺めながらそぞろ歩きをするのも、本当にステキです。(別記事で詳しく紹介します!)
橋をくぐるのも楽しい
船旅中16もの橋をくぐるのですが、その中には船の屋根より低いものもあって、天井をさらに下げて橋げたをくぐります。
みんな揃って「せーの!」っと 頭をかがめるので、同じ船に乗り合わせたご縁を感じること請け合いです。
…というわけで、みなさんもこんな「ちょっぴり変わった松江城」の楽しみ方「ぐるっと松江 堀川めぐり」を、ぜひぜひ体験してみてくださいね♪
詳しくは、オフィシャルサイトでご確認ください。
スポンサーリンク