飲みたい!女酒と呼ばれる広島の日本酒【特集:お取り寄せも!女子旅ひろしま(1/7)】
皆様こんにちは!
野菜ソムリエ・ケイです。
突然ですが、実は愛媛出身のワタクシ、海の向こう側 広島県については常日頃から憎からず思っております。
ていうか、まぁ、要するに大好きだよね。
海の幸、山の幸、そして水も美味しいからお酒まで美味しい・・・とか、35-45WOMANの皆様にとっても見逃せない県なんじゃないでしょうか。
というワケで、ワタクシ本日から「お取り寄せも!女子旅ひろしま」と題しまして、全7回の連載を受け持たせていただくことになりましたので、皆様に楽しんでいただこうかと。
連載第1回の今日は、お酒についてです!
実は広島は、灘・伏見と並び、我が国の三大銘醸地の一つである西条町を有する県。
そして西条町には、駅周辺に8社の醸造場がたち並ぶ、酒蔵通りを呼ばれる場所があります。
この日、そんな酒蔵通りにあります賀茂鶴酒造さんへ取材へ。
広島の酒の特徴、愛される理由から、おすすめのお酒などをご紹介したいと思います。
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広島の酒
女酒
広島の酒は、灘などで作られるキリっとした辛口の酒(男酒)に対し、やわらかで甘口、芳醇な味のため女酒と呼ばれています。
愛される理由は「水」
日本酒には、カルシウムを多く含む硬水が適しているといわれています。
しかし広島県内の地層により、ここに湧き出る水はカルシウム含有の少ない軟水。
このため、広島では、軟水醸造法という独自の手法を使って日本酒を作っています。
この方法は、一般的な醸造法と比べて、手間も時間もかかりますが、吟醸酒など雑味のない済んだ味わいの酒が造れます。
賀茂鶴酒造
というワケで、てくてくと酒蔵通りを歩き、賀茂鶴酒造へ!
ちなみに、正確な読み方は「かもづる」ではなく、「かもつる」。
”にごり”を嫌う酒蔵らしいこだわりでしょうか。
江戸の初期に始まるこの酒蔵。
昭和33年に他社に先駆けて大吟造りの清酒を発売し、その技術を確立した、全国トップクラスの酒蔵です。
さっそくですが、杜氏さんの案内により、酒造りの現場を見せていただきます。
↓こちらは、全国でもおそらくここだけで使われているであろう・・・という特大の木樽。
日本酒は、精米から、洗米・浸漬、蒸し、麹造り、もとづくり、仕込み、絞り、火入れ、そして瓶詰め・・という、大変多くの過程を経て出来あがります。
出来立てを試飲させていただいたのだけど、さすが女酒と呼ばれるだけあって、甘口で飲みやすい!
芳醇で旨口。
吟醸酒や純米吟醸酒、ワインタイプのお酒や、しぼりたて、生酒、にごり酒などは、冷やして飲むのがおすすめとの事。
フルーティーな味わいは、日本酒をあまり飲まない人でも美味しくいただけるはず。
賀茂鶴酒造株式会社 詳細
本社・醸造蔵
〒739-0011 広島県東広島市西条本町4番31号
TEL 082-422-2121(代表) FAX 082-422-2300
E-mail:order@kamotsuru.co.jp
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