【インタビュー】プロテインひろこさんに聞く!目的別プロテインの選び方と飲み方、おすすめプロダクト
コロナ禍で健康意識が高まる中、『筋トレ』や『プロテイン』といったブームも、また新たに形を変え、私たちの生活の中に根付いてきています。
今回、そんな『プロテイン』の専門家、プロテインマイスターのプロテインひろこさんに、「目的別での選び方」「飲み方のコツ」「おすすめ商品」といったお話を伺いました。
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プロテインに興味をもったきっかけを教えてください。
プロテインひろこさん:「きっかけは、婚活です(笑)
ジムやエステに通いづらい多忙な日々の中、食事指導のプロに自分の食事へのアドバイスをお願いしたところ、『たんぱく質が足りてない!』という指摘があり、たとえ運動しなくても筋肉を落とさず代謝をあげる意味ではたんぱく質をとった方がいいことを教えてもらいました。
ただ、最初はお肉やお魚と食材で摂ることを心掛けたものの、料理の壁で挫折…。
結果、手軽で美味しいプロテインを飲みだし、その続けやすさと美容面での変化に感動して『マッチョだけじゃなくて、忙しい一般女性(ママさんや仕事されている方)に伝えたい!』と思い、SNSでの発信を始めました。
プロテインというとストイックに運動している意識高い人が多いイメージですが、私は『ラクして栄養とって綺麗になりたい!』と意識の低い理由で飲みだしました。」
プロテインをとるようになって、どんな変化が起きましたか?
「2ヶ月ほど飲んでいると肌トラブルが落ち着き、また、おやつ代わりに甘くて美味しいプロテインを飲むことで、ドカ食いの回数と頻度が明らかに減りました。
そのおかげで少しずつカロリーを抑えた食習慣が定着し、3-4ヶ月で体重も3キロ程度落ちました。ただ、もちろん『プロテイン=痩せる粉』ではなく、それまでの食事がお米や麺中心で糖質過多になっていたり、逆にサラダしかとらなかったり、と極端にたんぱく質が不足していたがゆえの変化だと思います。」
女性がプロテインを摂取するメリットをもう少し詳しく教えてください
「プロテイン=マッチョのお供のイメージが強いと思いますが、プロテインは日本語訳すると『たんぱく質』です。
ご存じの通り、人間の身体の約2割はたんぱく質で構成され、生命維持に必要な血液やホルモン、そのほか筋肉・肌・髪などの材料となる女性の美容と健康に大切な3大栄養素のひとつ。つまり全人類に必要なものなのです!
『最近肌艶が良くない…』という方や、『髪の毛がパサパサで悩んでいる』という方は、もしかしたらたんぱく質不足が原因かもしれません。
美容が気になる女性にもしっかりと摂取してほしい栄養素です。」
「美容」「ダイエット」「筋トレ」の目的別で、35~45歳世代の女性向けにおすすめのプロテインを教えて下さい
「その前に…プロテインを取り入れる際は、まず、『今の食事でたんぱく質が足りているか?』を確認してみてください。
厚生労働省の推奨値は、1日に成人男性65g、女性50g、トレーニングして筋肉つけたい人は体重×1.5〜2gが必要とも言われています。
ざっくり言うと、げんこつ1個分のお肉やお魚がたんぱく質20g。『1日にげんこつ2〜3個分食べられているか?』が目安となります。足りていない方は、ぜひプロテインで補って。」
美容目的なら
「『美容』のために飲むのなら…
■「タンパクオトメ(すこやか朝バナナ味)」
たんぱく質量:1食15gのうち11.06g
がおすすめです。
25種類以上の美容・栄養成分がたっぷり入った女性向け美容専門プロテイン。プロテインひろこ監修です。
忙しい人やめんどくさがりな人もコレを飲んでおけばある程度栄養OK!毎日安心して飲めるように、人工甘味料や保存料フリー。余計な添加物は極力カットしてます。現在タンパクオトメは累計50万袋を突破しています。
味は『続けやすさ』を大事にした、ベーシックなバナナ味。本物のバナナピューレを使用しているので人工的な味ではなく、ナチュラルな自然の甘み。アレンジも自由自在で、青汁・黒すりごま・カカオパウダー・シナモン…何と混ぜても合うので飽きません。私が好きなのは黒すりごまを混ぜて和テイストで飲むことです!
■そして、「BASE BREAD」もおすすめです。
たんぱく質量(パン1袋あたり):13.5g
ダイエットの大敵と言われているパンなのに、高機能!ダイエット中でもパンを食べたい人や忙しくて栄養が偏りがちの方には特におすすめ。タンパク質をはじめビタミンやミネラルなど、必要な栄養素がたっぷり入っているので、食べるだけで栄養バランスが整うのが魅力です。
味は5種類あり、気分で選べるのも良いです。個人的には甘みがあり菓子パン感覚で食べられる『メープル味』が1番好きです。最近だと都内では『ファミマ!』で単品で買えるようになり益々便利に。」
ダイエット目的なら
「続いて、『ダイエット』目的なら…
■「ボタニカルプロテイン」
たんぱく質量:12.3g
100%植物由来のプロテイン(動物性不使用)動物性のホエイプロテインと違って植物性は吸収がゆっくりなので腹持ちが良いです。
そのため、朝食や間食に取り入れて食事量のカロリーコントロールするのに向いています。
また植物性プロテインは熱にも強ので、ホットで楽しめるのも良い点です!私はきなこ味が気に入っており、寒い冬や、夜遅い時間にお腹がすいたときなど、ミルクで割ってホットプロテインにして楽しみます。香料や人工甘味料フリーで自然な甘みなところも女性に嬉しいポイントです。
■続いて、「オイコス」もご紹介したいです。
たんぱく質量:10g
たんぱく質が10g摂れるのに脂質はゼロ、カロリー100kcal以下とヘルシー、そしてこっくり濃厚だから小腹にしっかり溜まる。ギリシャヨーグルトはダイエット中の間食や、たんぱく質が不足しがちな食事のプラスワンアイテムとしてマストアイテム!
期間限定の洋なし味は特に絶品です。2〜3時間冷凍してシャリシャリアイスとして食べても美味しいです!」
筋トレ目的なら
「最後に、『筋トレ』目的ならば…、
■「AuB MAKE」
たんぱく質量:18.64g
元サッカー日本代表の鈴木啓太さん開発の腸活に特化したプロテイン。
アスリートの便500人分を採取し研究した結果から生まれた独自のアスリート・ビオ・ミックスを配合。栄養を摂りながら、腸内環境の改善ができる画期的なプロテインです。
たんぱく質は悪玉菌のエサになるので摂りすぎると腸内環境を悪化させることも。プロテインと腸活はセットで行うのが理想的です。
また、筋肉作りに最適なビタミンや他の栄養のバランスにもこだわっています。
プロテインはチョコやココアがスタンダードですが、運動後や暑い日でも使用シーンを考え、通常ではやや珍しいスッキリした味わいのグリーンアップルスムージー味。特に100%パイナップルジュース割は絶品!
■「BODY STARプロテインスナック」
たんぱく質量:20g
みなさんご存じ『ベビースターラーメン』の会社が開発した、本気のプロテインスナックです。なんとひと袋で20gのたんぱく質が摂れます。
塩っ気があるスナックなので、おつまみとしても食べられて、カロリーも200kcal以下、食物繊維4gとれて筋トレ中の人や栄養計算をしている人にもおすすめです。バキバキに砕いて、野菜と一緒にパワーサラダとして食べても美味しい!個人的にコンソメ味がいちおしです。」
プロテインを摂取するのにオススメの時間帯を教えて下さい
「たんぱく質は常に分解と吸収を繰り返すために、夜に1日分のたんぱく質を摂り溜めるという事は出来ず、体内に溜めておけません。なので『朝・昼・晩』と均一に摂ることが理想的です。
そのため、基本的には『たんぱく質が足らないな』『食事と食事の時間が空くな』と思う時間帯に摂る形でOKです。
初心者の方に特におすすめなのは、朝と間食ですね。」
朝
「寝ている間に代謝されて朝は栄養が空っぽの状態。そのため朝食を抜いてしまうと栄養が枯渇する状態が長く続いてしまいます。
また何かとバタバタする朝にしっかりお肉・お魚を食べるのはなかなか至難の業。時間がないときこそ、プロテインだと10秒シェイクして飲めるから便利!
私の時短朝食は、プロテイン・芋(糖質、食物繊維)・フルーツ(ビタミン) のセットが多いです。」
間食
「『間食を制するものはダイエットを制す!』ということで、カロリーの高いおやつを美味しいプロテインに置き換えるのは、カロリーOFFと栄養摂取の観点からオススメです。
またたんぱく質は空腹ホルモンの働きを抑制するため、プロテインをしっかり摂ると小腹に溜まる=食事のドカ食いが減るというメリットもあります。
高たんぱくなギリシャヨーグルトにナッツや冷凍フルーツを乗せてヘルシーなプチパフェとして食べるのもおすすめです。」
プロテインを毎日続けて摂取するコツはありますか?
「気分によって割り物を代える…例えば、牛乳、アーモンドミルクなど。
チョコやココア系のプロテインはブラックコーヒーで割ると甘さ控えめなラテっぽい味になっておすすめですよ。また、先ほどご紹介した『AuBMAKE』はパイナップルジュースで割ってもとても美味しいです。
このほか、ヨーグルトに混ぜたり、上にナッツやフルーツを乗せてデザートっぽくしてもいいと思います。
バナナと一緒にミキサーにかけてスムージーにすると、栄養面でも魅力がアップして、こちらもすごくオススメです。野菜やほかのフルーツをアレンジするのも楽しいです。」
「今回お話させていただいた通り、プロテインは女性にも嬉しく、また、忙しい方にもおすすめできます。
実は、昔と違って格段に美味しくなっていますし、さらには警視庁も災害備蓄品として推奨しているくらい保存性にも優れています。ぜひ生活取り入れてみてくださいね!」
プロテインひろこさんプロフィール
運動しないプロテイン愛好家として、美容・健康食としてのプロテインの楽しみ方を提案。
テレビや新聞と幅広いメディアで活動中。プロテイン商品のプロデュースにも携わる。
プロテインマイスター。
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