コンテチーズと日本酒のマリアージュ！おすすめレシピ紹介

フランスで最も愛される熟成ハードチーズ「コンテ」。

あわせるなら、スパークリングワイン…白ワインだったら木樽熟成したコクのある白ワイン…？想像しただけで胸躍るマリアージュですが、意外にも日本酒とも相性がいいんだそうです。

そんな特別なマリアージュについて、今回、「Comté × Sake-ファビアン・デグレさんと愉しむフランス産チーズ『コンテ』とフランス産SAKE」セミナーに参加させていただきました。

コンテチーズの基本から、レシピまで、以下、習った事を皆様にもシェアさせて頂きます！

そもそも「コンテ」とは？

「コンテ」は、1000年以上前から作られている、長期保存可能なハードタイプの熟成チーズです。

コンテのふるさとは、スイスに隣接するフランス東部のジェラ山脈一帯。
モンベリアード牛の生乳を使い、添加物を一切加えず職人の手により丁寧に作られています。

このほか、切り方、テイスティング方法、保存方法や、熟成期間による味の違いなどの基本情報は、こちらの記事をご覧ください。

今回「コンテ」と合わせたのは…「WAKAZE」

2019年に設立した株式会社WAKAZEのフランス・パリ醸造所「KURA GRAND PARIS（クラ グラン パリ）」の新作、「THE CLASSIC（ザ・クラシック）」。

果実味溢れる味わいとキレのよい後味が特徴で、高評価を受けた前作からも、より現地フランスに根付く味わいとデザインに進化。
WAKAZEのビジョンである「日本酒を世界酒に」を体現する1本に仕上がっています。

セミナー参加者からも「時間がたつにつれまろやかになって、コンテと良く合います！」といった声が多く聞かれました。

https://www.wakaze.jp/

コンテチーズをつかったおつまみレシピ

さて、ここからは、そんなコンテチーズと日本酒WAKAZE「THE CLASSIC」を使った、世界最優秀フロマジェ ファビアン・デグレさんのレシピをご紹介します。

まずはコンテから

コンテとキンカンのおつまみ

■材料（3個分）
コンテ15g／オレンジの蜂蜜 適量／キンカン1個

■作り方
1．コンテを約5gのサイコロ型にカットする。
2．1の真ん中を果物ナイフで少しくり抜き、そこにオレンジの蜂蜜を入れる。
3．キンカンを薄くスライスして、楊枝で2のコンテと一緒に刺す。

コンテと海老のおつまみ

■材料（2個分）
コンテ15g／海老2尾／レモン汁 少々／粉山椒 少々

■作り方
1．海老は茹でて殻や足を取り、下の方をトリミングして粗熱が取れたらレモン汁をまぶしておく。
2．コンテを約15gのスティック状に切り、上下の皮をカットして半分に切って、粉山椒を少々振りかける。
3．2のコンテの上に1の海老を楊枝で刺し、最後にオリーブオイルをかける。

*海老に塩分があるので、塩は使いません。コンテのミルク感を山椒が引き立たせ、オリーブオイルがまろやかさ、レモンの風味が爽やかさを加えており、「THE CLASSIC」に良く合うおつまみです。

日本酒WAKAZE「THE CLASSIC」のカクテルレシピ

WAKAZE 今井杜氏おすすめカクテルレシピです。

パイナップルジュースと

「THE CLASSIC」とパイナップルジュースを約1:1（バランスはお好みで）で混ぜるだけ。
*爽やかに飲みたい方は氷を入れてもOK。

ヴァン・ジョーヌと

「THE CLASSIC」4に対し、ヴァン・ジョーヌを1の割合で混ぜる。
森の香りを足すため最後に「ラベンダービターズ」を1滴加えて混ぜる。
*日本でも「ボブズ・ビターズ ラベンダー」という商品がネットで手に入るようです。

最後はファビアン・デグレさんオリジナルカクテル

■材料1 杯分
ミカンの皮 二片／オレンジの蜂蜜 小さじ1/2／シナモン ほんの少々 ／「THE CLASSIC」 12cc ／スパークリングウォーター 6cc

■作り方
1．ミカンの皮を剥き、皮の白い部分をワイングラスの淵に擦り付ける。
2．事前に乾かしておいたミカンの皮、一片の一部にライターで火つけて消し、グラスをひっくり返して皮の上に被せるように置く。
3．「THE CLASSIC」とシナモン、蜂蜜を鍋に注ぎ、中火で蜂蜜が溶けるまで混ぜる。*沸騰させないように注意!
4． ぬる燗になった酒を2 のグラスに注ぎ、スパークリングウォーターを加えて混ぜる。
5．最後にミカンの皮をグラスの淵に飾る。

…という事で、コンテ、そして今回の相棒であるWAKAZEの日本酒について、いかがでしたでしょうか。

レシピの方も、ぜひマネしていただいて、コロナ禍のおうち時間を楽しんでいただければ幸いです！