もののけ姫の世界にGO!たたら&鍛冶体験してきました。【特集:女子旅しまね(10/21)】
産業革命以前、”鉄”はほとんど人力で作られていました。
砂鉄を熱す事で鉄を得る、日本独自の製鉄技術”たたら”がそれ。映画・もののけ姫で聞いたことがある人も多いと思います。
風を送り込むために吹子を踏む…熱に皮膚を焼きながら炉の世話をする…物語の中だけの世界に思えますが、近年まで日本で行われていたたたらの様子です。
・・・さて、特集:女子旅しまね、今日から、舞台は奥出雲へ。島根県に残るたたら文化についてご紹介したいと思います。
今回も、「こんなの初めて!」な体験がたっぷりですよ♡
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菅谷たたら山内
たたらを知るミニトリップ、まずは島根県雲南市にある菅谷たたら山内を訪れるところから始まります。 嘘かホントか?!もののけ姫に出てくるたたら場のモデルになった、とも言われている場所。
こちらでは、鉄の生産施設である高殿(写真の右端に写っている三角の建物)の他、そこに続く町並みが当時を思い起こす形のまま残されています。
うーん、ロマン~・・・。
普段、小難しいことには無関心の私ですら、こういった歴史、文化を目の当たりにすると、ちょっぴりゾクゾクしてしまいますね。
特に、全国で唯一残る高殿の、シンとした空間・・・!歴史的遺産の偉大さ。当時の空気が体に染み入ってくるような気がします。
たたら鍛冶工房 ペーパーナイフ作り体験
さて!そんなゾクゾクを抱えつつ、次にやってきたのは菅谷たたら山内と同じ吉田町にある、たたら鍛冶工房。
こちらへ来た目的は、なんちゃって刀鍛冶体験のため。
五寸釘をペーパーナイフに作り替えるというワークショップが、不定期開催されているんです。
熱した五寸釘を金づちでたたき(鍛造)、最後はグラインダーで整形。
「これは男子が喜びそうね」と思っていたのですが、ふたを開けてみればキャッキャ騒いでいるのはみんな女子。
ほんの数十分の体験でしたが、ちょっとだけロマン~♪に触れた気がしました。
と言う訳で、ペーパーナイフ作り体験、気になる方はぜひ参加を♪
毎日開催させているわけではないようです。雲南市の観光サイトが詳しかったのでそちらをチェックしてから予約&お出かけしてくださいね。
また、奥出雲 たたらと刀剣館では、実物大のたたら(炉)の模型展示の他、吹子を実際に踏む体験も出来たりします。
・・・っというワケで、タタラに関するコンテンツ、いかがでしたでしょうか♡
お次は、ちょっぴり西に移動して、島根の食材を堪能できるレストランを訪ねます。
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