新年は梅酒の新酒でお祝い!12月5日梅酒ヌーボー解禁
梅酒にもボージョレーのように、梅酒ヌーボーと呼ばれる新酒があるのをご存じですか?
醸造アルコール、砂糖に漬け込んだ梅を取り出し”半年以上熟成させて”出荷する通常の梅酒に対し、 梅を取り出してすぐ出荷された、出来立ての酒が梅酒ヌーボーです。
和歌山の酒造大手、約35種類の梅酒を製造販売する中野BCでは、6月6日の梅の日に仕込み、11月27日に実をとりだしたばかりの梅酒ヌーボーを蔵出し。12月5日に解禁・発売されました。
仕込んだ42タンクのうちわずか1タンクだけの限定品です。
スポンサーリンク
熟成のヴィンテージ梅酒との味の違いは?
さて、そんな新酒・梅酒ヌーボー(中野梅酒 NOUCVEAU 2014)と、ゆっくりと7年間熟成させたヴィンテージ梅酒(中野梅酒 AGED 2007)を飲み比べてみました。
ヌーボーである中野梅酒 NOUCVEAU 2014は、黄金色で華やかな香りと酸味がチャーミング。
ウメの収穫時期となる6月に、エキス抽出に適した好天が続いたため、すっきりとしたキレのよい味わいに仕上がっています。
一方、2007年6月に仕込んだヴィンテージ梅酒である、中野梅酒 AGED2007はアンバーカラーのこっくりとしたヴィンテージ感のある味わいで、飲み比べもまた楽しいです!
梅酒ダイニング 明星
今年からはヌーボー人気を受け、720mlと1.8Lの大容量の瓶も都内のレストランで提供しています。
プレス発表会の会場でもある、梅酒ダイニング 明星では、料理長・石崎氏が開発した漬け込んだ梅(梅酒梅・ばいしゅうめ)を使った特製ダレでいただくお料理と梅酒ヌーボーの組み合わせが楽しめます。
梅の実がやわらかくなるまで日本酒で煮こまれ、昆布の出汁がしみた特製梅ダレに豚肉をからめると、豚の甘みと梅の香りが引き立てあって絶妙な味わいに。
タレにあわせるお料理は、福幸豚(ふくゆきぶた)のしゃぶしゃぶ、またはせいろ蒸しから選べます(1月31日までの期間限定、2,100円)。
梅酒ヌーボーの飲み比べセット(500円)と一緒に楽しみたい!
・・・
さて、そんな梅酒ヌーボー。
近年では、その人気のため、梅酒ヌーボーを祝い酒として採用する動きも高まってきており、そしてさらに2015年1月からは都内のバル20店で梅酒ヌーボーで新年を祝うイベントが企画されているんだそう!!
ニューイヤーはぜひ梅酒ヌーボーで乾杯したいですね。
スポンサーリンク