注文してからプロが一煎ずつ作る「濃茶ラテ」が目玉!お茶をテーマにしたカフェ「チャヤ1899 東京」オープン
「日本茶を、単なる飲料ではなく、文化として伝えたい」
そんなコンセプトで展開する日本茶カフェが、虎ノ門・新橋エリアにオープンしました。
なんと、日本茶のプロ「茶バリエ」が常駐し、オーダーから一煎一煎お茶をたててくれるメニューがあるんだって!
お茶をテーマにした内装から、お茶尽くしのメニューも圧巻。
…というワケで、今日は、噂の日本茶カフェ「チャヤ1899 東京」にお邪魔しました。
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「チャヤ1899 東京」へ。アクセス~店内の様子
「チャヤ1899 東京」は、新橋駅から徒歩10分、「ホテル1899 東京」の1Fにあります。
「ホテル1899 東京」自体も「チャヤ1899」と同じく、旅館創業から120年続く龍名館グループが手掛けるホテルで、やはり、お茶をテーマにしています。
共通する数字「1899」は、「旅館龍名館」(当時)の創業年。
その世界観は徹底されていて、↓店内に入ってまず気付くのが、大きくとられた窓からの日差しを浴びた、茶屋の縁側を思わせるベンチ席です。
電源、USBも完備されているのは、虎ノ門・新橋エリアという場所柄かな?
気が利いてます。
そして、お気づきでしょうか、照明は和傘を模しています。
ニクイ演出に、膝バシバシ(笑)。
詳細は後述しますが、専門のティーカウンターも。
茶釜もちゃんとあります。昔話に出てくるヤツ…と心の中で呟きながら、そういえば、恥ずかしながら、私茶釜をじっくりと見たの、初めてだ…。
さて、そんな私の文化的でないプライベートは置いておいて、ふと見上げると、茶箱をモチーフにしたディスプレイもあったりして、細部までこだわりが感じられる空間に改めて感心。
テーブル席もあるので、ちょっとした打ち合わせなどにも使えそう。
入口付近には、物販のコーナーもあり、カフェながら、手土産を選ぶ場所としても優秀です。
↑特に、全国のお茶農園から取り寄せた茶葉をブレンドしたここオリジナルのプロダクトは、古き良き時代の日本を思わせるレトロなデザインの茶缶に入って。
イチオシは濃茶ラテ
お店のイチオシは、プロが作る本気の「濃茶ラテ」。
専属の日本茶のプロ「茶バリエ」さんが、注文ごとに1杯1杯、濃厚な抹茶を茶筅で点て、ミルクや豆乳に加えて作ります。
ライブ感あるティーカウンター
前述した専用のティーカウンターで行われる作業は、アシェットデセール…は、言い過ぎ(笑)だとしても、ライブキッチンのような趣。眺めているだけで目のごちそうです。
聞けば、このティーカウンターには、「単なる飲料ではない、文化の1つである日本茶」を伝えるという目的があるそう。
茶釜でお湯をわかし、茶筅で抹茶たて、急須を使って一煎ずつ…それぞれ最大限丁寧に作られるオペレーションになってます。
好きなグラムで「マイ 濃茶ラテ」が作れる
さて、そんな風にして作られる「濃茶ラテ」のもう一つの大きな特徴は、好みに応じで抹茶のグラム数を決められるという点。抹茶の量を3グラムから6グラムまで、1グラム単位で選べるんです。
3グラムは、本来の苦みを感じつつも比較的さっぱりと飲めるお味。
6グラムは、重厚感のある仕上がり。体全体で抹茶を楽しめます。
その他のドリンクメニューも凄いんです
もちろん、そのほかのドリンクメニューも、徹底したこだわりを以てして作られています。
ラテ類は、濃茶のほか、「ほうじ茶」、「和紅茶」も。
コチラの2つのラテも、茶葉の選定から関わるこだわりっぷり。
例えば、海外の紅茶と比べると優しい味わいの和紅茶を、ミルクの味わいに負けないシッカリとした茶葉を使いバランスの良いラテに。
そして、ほうじ茶ラテに関しても、ほうじ茶ならではの香ばしい味わいを感じるため、葉が黒色近くなるまで焙煎を繰り返した強焙煎茶葉を採用しているそう。
葉の量、湯の量、滲出時間にも、一般的なものとは変えてベストの味を作り出しています。
このほか、日本茶をそのまま楽しめる3種類(深蒸し煎茶、和紅茶、ほうじ茶)はもちろんのこと、日本茶を現代的にアレンジしたお茶ソーダ2種類、抹茶ビールなど、全部で10種類のドリンクメニューがありますので、お好みのモノを見つけてくださいね。
スイーツとパンメニューもお茶尽くし
それら日本茶ドリンクと合わせるパンやスイーツも、もちろん、お茶尽くしです。
特に、行列のできる高田馬場の人気店「パンとコーヒー 馬場FLAT」と共同開発した、オリジナルの「抹茶パン」は必食。
マフィン型の可愛らしいサイズ。中身は、期間限定の味も交えつつ、今ブームの「あんバター」の他、「イチゴ&ミルククリーム」など、女子歓喜のお味が数種類。
そして、米粉を使用したグルテンフリーで作られたブラウニーもあります。「ほうじ茶」味は、ライターお気に入り。
その他、超濃厚なジェラート類、お茶にアルコールを合わせた大人の「酒茶ケーキ」なども。
「酒茶ケーキ」には、「抹茶」、「ほうじ茶」、「紅茶」の3種類あり、それぞれマリアージュするお酒を変えています。
全体のメニューを通して、甘さが控えられていてとっても食べやすいのも、いいなぁ。
…
という事で、「チャヤ1899 東京」、いかがでしたでしょうか。
駅からやや歩きますが、わざわざここに行く価値のある、そんなカフェだと感じました。
お友達と、一人でフラっともオススメ。
「あ、あそこに行って、癒されようかな」とフト思い出す、居心地のよい場所の1つになりそうです。
「チャヤ1899 東京」詳細
住所:〒105-0004 東京都港区新橋6-4-1(ホテル1899東京1F)
アクセス:JR、東京メトロ、都営地下鉄、ゆりかもめ「新橋駅」から徒歩10分
都営地下鉄「御成門駅」徒歩6分/都営地下鉄「大門駅」徒歩10分
JR、東京モノレール「浜松町駅」から徒歩15分
営業時間:11:30~21:00(ラストオーダー20:30)
電話番号 03-3432-1890
オフィシャルサイト
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