関西、オーストラリアからも!遠隔操作ロボットが接客する「分身ロボットカフェDAWN Ver.β」渋谷に期間限定OPEN

ライター ライフスタイリスト乃浬子 Noriko K.

遠隔操作ロボットがカフェ店員に

さまざまな事情で外出が困難で、「働きたくても働けない」「社会と繋がりづらい」といった人達のために開発された分身ロボット「OriHimeオリヒメ)」。

なんと、その「オリヒメ」が店員として働く期間限定のカフェが、現在、開催されています!

実際にカフェを訪れたライターが、これらプロジェクトに関わっている皆さんのエシカルな想いに触れつつ、以下詳しくご紹介していきたいと思います。

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「分身ロボットカフェDAWN Ver.β(ドーン・ヴァージョン・ベータ)」開催概要

開催場所:WIRED TOKYO 1999
住所:東京都東京都渋谷区宇田川町21-6 「Q-FRONT」7F

実施期間:2020年1月16日(木)〜1月24日(金)
12:00〜19:00
※お席は1時間 / 完全入れ替え制となります。
※最終入場 / L.O.は終了1時間前となります。

URL:https://dawn2019.orylab.com/

分身ロボットカフェDAWN Ver.β

「分身ロボットカフェDAWN Ver.β」訪問!

…という事でやって来ました「WIRED TOKYO 1999」。

渋谷・スクランブル交差点目の前…ツタヤが入る「Q-FRONT」の中にあるので、アクセスはバツグン。
今回コチラが、このプロジェクトの舞台となります。

WIRED TOKYO 1999

たくさんのお客さんで賑わう店内に…

遠隔操作ロボット オリヒメ

いました!「オリヒメ」です。

ワクワクしながら着席し、さっそくメニューを拝見。

ワイヤードカフェのメニュー

期間限定カフェ…と言いつつ、そこはもちろんワイヤードカフェのそれですので「お食事はお任せください」といった感じ。間違いないモノが並んでいます。

(ライターもいつもお世話になってます!原稿書くのにも居心地いいんですよねぇ…ワイヤードカフェ。)

「オリヒメ」にオーダーしてみた

さて、私たちのテーブルの「オリヒメ」を遠隔操作するパイロットは、オールトラリア在住の日本人マリーさんです。
ご主人が現地の方で、今はメルボルンにお住まいなのだとか。

オーストラリアから遠隔操作されるオリヒメ

オーダーは、「オリヒメ」に内在しているカメラや、高性能マイクとスピーカーを使って。

そして、飲み物を運んでくれたのは、関西の病院で入院中のエミさん。

飲み物をサーブするオリヒメ

エミさんにお話を伺うと、

「自分が落ち込んでいたからこそ、思い切って応募してみました。

本当に大丈夫なのか、とてもドキドキしたけれど、こうやってお客様と話したりサービスしたりして、お仕事できることが本当に嬉しい。病気の数値も仕事をはじめてからずっと調子がいいんですよ。」

と仰っていました。

「病気になってもやっていける確信がある。不安が消えていきました」というパイロットさんもいらっしゃって、そんなお話を伺っていると「オリヒメ」がステキな人生応援ツールである事を改めて感じます。

オーストラリアから遠隔操作されるオリヒメ

ちなみに、体調がすぐれないパイロットさんがいたらシフトをカバーしたりとお互いを支え合っているとのこと。

通常のお仕事となんら変わりありません。
そういった面でも、人と人とのつながりが、「オリヒメ」を通じて生まれています!

皆さまも「WIRED TOKYO 1999」で、この不思議な感動体験にぜひトライしてみてください。

実施期間:2020年1月16日(木)〜1月24日(金)
12:00〜19:00
※お席は1時間 / 完全入れ替え制となります。
※最終入場 / L.O.は終了1時間前となります。

URL:https://dawn2019.orylab.com/

改めて「OriHime(オリヒメ)」について

「オリヒメ」は、株式会社オリィ研究所が開発・提供を手掛ける分身ロボットです。

PCやタブレット、スマホなどでの遠隔操作が可能なように、精密なカメラや、現地の人たちと話すための高性能マイクとスピーカーなどが内在されています。

遠隔操作ロボットオリヒメ

古新 舜監督による映画「あまのがわ」にて、孤独なヒロインを遠隔で励ますという役割で登場したことも♪

開発の経緯と開発者の想い

「オリヒメ」は、株式会社オリィ研究所CEOである吉藤オリィさんご自身が、病弱で不登校だったという幼少期の経験を活かし人類の孤独の解消をテーマに作られました。

名前の由来は、オリィさんが不登校時代に大好きだった折り紙から。もちろん「織り姫」にもかかっていて、七夕のお願いごとを思わせる、ロマンあふれるネーミングです。

吉藤オリィ

目指すのは、家や病院から出られない状態だったとしても、会いたい人に会い、行きたいところに行けて、社会的に参加できる未来。

その為、例えば寝たきりの方の目の動きだけでも可能で、「オリヒメ」の首を振ったり、手をくるくると動かしたりする事が出来ます。コンセプトは「心を運ぶ車椅子」です。

すでに活躍中の「オリヒメ」

そんな「オリヒメ」は、現在、全国の特別支援学校やフリースクールなどで活躍中。

また、最近では在宅テレワークで使用されるケースも増えているとのこと。

さらに、実は、ライターのライフワークの1つである”ひきこもり支援活動”の中で、何年か前に「オリヒメ」に出会っているのですが、そんな業界でも今後の活躍が期待されているんです。

様々な要因で学校や仕事に行けない人々にも、斬新なコミュニケーションツールとして愛されているんですね。

今回のコラボが実現した経緯と、彼らの想い

様々な人たちを繋げてきた「オリヒメ」の新たな挑戦である今回のコラボ。

このコラボを実現されたのは、”未来のカフェの在り方に真摯に取り組み続けている”、ご存知、ワイヤードカフェを展開するカフェ・カンパニー株式会社です。

カフェカンパニー 周栄 行

「オリヒメ」の「あらゆる⼈たちに、社会参加、仲間たちと働く⾃由を。」というヴィジョンに賛同して、タッグを持ちかけたのは、写真のカフェカンパニー 周栄 行さん。

これからの未来に向けて、あらゆる⽅の社会参画を可能にし、働き⽅の可能性を拡張していくべく、両社タッグを組んでの取り組みとなりました。

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