気分は森鴎外!小京都「津和野」のメインストリート「殿町通り」で文化や人に触れる
山陰の小京都として人気の観光エリア「津和野」。
前回の「堀庭園」、前々回の「太鼓谷稲成神社」…と、この津和野に関する情報をお届けしているのですが、今回はついに、そのメインストリートとなっている「殿町通り」にやってまいりました。
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「殿町通り」とは
「殿町通り」はかつての武家屋敷町で、写真のような白壁(なまこ塀)と格子窓が残る、とっても風情ある場所。
道の両脇には、なんと、江戸時代に非常食として飼われていた(!)鯉が泳いでいます。
この鯉たちは変わらぬ街を、そしてそこに訪れる人びとを、ずっと見続けているんですね。
全体マップ
さて、こちらが全体マップです。
前回訪れた「太鼓谷稲成神社」を東へ下り、南北に延びる通りへ。
とにかくいたるところに「県指定有形文化財」、「登録有形文化財」、「登録記念物」が点在する、大変貴重なエリアです。
というわけで、35-45WOMAN的見どころを、南から北へ向かっていくつかご紹介していきますね!
「殿町通り」の見どころ おすすめスポット
森鴎外記念館
津和野 殿町歩き。スタートは「森鴎外記念館」から。
津和野に生まれた明治の文豪「森鴎外」について、様々な展示がされているこちらの記念館、国指定史跡である「森鴎外旧宅」に隣接していて、その旧宅自体も展示物の一部として取り込んでいます。
さあ、ここからは鴎外気分(笑)で、津和野の街を歩きましょう。
和菓子処三松堂
次にご紹介したいのは、和菓子屋「三松堂」さん。
そうそう、このあたりに限らず、お茶文化を大事にする島根には、和菓子屋さんが多いんですよね。
人気商品は「鯉の里」。
前々回ご紹介した「堀庭園」のお庭を見ながらお抹茶と一緒に頂いた和菓子がコレでした!
ふっと、大切なあの人へのおみやげにしたくなり、お買い上げ~。
ちなみにこちら↓は編集長 近藤が個人的に購入した「源氏巻「笑小巻」」。
津和野町役場津和野庁舎
古き良き日本の文化を色濃く残す、津和野の街歩きはどこもかしこも楽しすぎます。
何しろ、町役場がこれですから(笑)
観光スポット?!じゃない、この場所もぜひチェックしてみてくださいね。
カトリック津和野教会
津和野の中心に位置し、独特の存在感をもって町を見下ろしているのが「カトリック津和野教会」です。
なんと、その内部は畳敷き。そして鮮やかなステンドグラスが印象的な石造りの教会です。
昭和6年、ドイツ人ヴェケレーによって建てられたもの。
沙羅の木松韻亭
津和野藩 家老屋敷跡に作られたお食事処「松韻亭」。
鯉が泳ぐ日本庭園が見もの!
地元の季節料理のほか、この地域の名家「源氏巻」が名物です。
倉益開正堂
さて、お次はまたも和菓子屋さんをご紹介したいと思います!
ここ「開正堂」さんにもやはりこの地域の銘菓「源氏巻」がありました。
しかもここの源氏巻は、いかにも昔ながらのパッケージがお洒落。
味比べしても楽しそう。
古橋酒造
代表銘柄名「初陣(ういじん)」が多くの人に愛される「古橋酒造」。
上品なおばあちゃまが、やさしくおススメしてくださった津和野の濁り酒、絶品です。
お酒がいただけない人もご安心あれ!
「初陣あいす」は、お子様や女性でも食べやすくておすすめですよ。
高津屋伊藤博石堂
最後にご紹介するのは、なんとも津和野らしい、ちょっと変わった(?)薬局「高津屋伊藤博石堂」。
その歴史は江戸後期にさかのぼります。
通常の薬ももちろん販売していますが、胃と腸に効能があるという家伝薬「一等丸」を代々販売している事で有名な同店。
店内には、古い時代の器具や代々伝わる資料などの展示も!
家伝薬「一等丸」は観光客にも人気だそう。
おみやげにもぜひ!
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