「カルフォルニアワインに魅せられて」E. & J. ガロ・ワイナリーからプレミアムカテゴリーのおすすめワインを紹介
突然ですが、みなさま。カリフォルニアワインにどんなイメージをお持ちでしょうか?
私は、ナパヴァレーのワイナリーツアーに参加して以来、その洗練された味わいの大ファン。
料理と、私たち飲み手を優しく包み込むような大らかさが、ずっと大好きなんです。
ニューヨークに住んでいた時も、ホームパーティに持っていって、みんなと愉しくシェアをしてたなぁ…。
さて、今回、そんなカリフォルニアワインに触れる機会を、「E. & J. ガロ・ワイナリー マスター・オブ・ワインによる、プレミアム・カルフォルニアワイン・イベント」にて、いただくことが出来ました。
世界最大の家族経営ワイナリーのひとつである「E. & J. ガロ・ワイナリー」から、プレミアム・カテゴリーに属するカリフォルニアワイン3ブランド6銘柄をご紹介します。
*写真は、「カリフォルニア州の南北に細長い地の利、そして海側と内陸部の寒暖の差から生まれる、清々しいライトテイストから、リッチでフルボディな芳醇な味わいまで多岐にわたるバリエーションを愉しんで下さい。」と語る「E. &J. ガロ・ワイナリー」ビル・マクモランさんとニコラス・パリスさん。
「カリフォルニアはヨーロッパのワイン生産地などに比べて気温が暖かいため、糖度もアルコール度も高い、果実味の強いワインが出来るんです。」とのこと。
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ウィリアムヒルエステートワイナリー”ナパヴァレーシャルドネ2016”
典型的なナパスタイルを保ちながら、ユニークなテロワールを最大限に生かし、クラシックとモダンを持ち合わせたワインづくりが特長のワイナリーから。
完熟フルーツの香りに、スパイスなどの複雑な香り。なめらかでコクのある辛口白ワイン「ウィリアムヒルエステートワイナリー”ナパヴァレーシャルドネ2016”」。
そんなワインは、アミューズ「フェンネルの鉢植え仕立て味噌とサワークリームのディップ添え」と一緒に。
ちょっと精進料理っぽいアミューズに合わせたシャルドネは、さっぱりすっきりと思いきや、とても香ばしくてフルーティな味わい。その意外な力強さが、お味噌やサワークリームといった味のアクセントに絶妙なバランスを与えています。
サーモンのグリル+ディルなどのパンチの効いたお魚料理にも最高のパートナーになりそう。
オリン・スウィフト”マネキン 2016”
(シャルドネ)
その革新的アプローチと芸術的なラベルデザインで「ナパの新たな伝説」と呼ばれる、オリン・スウィフト。
貝尽くしの一品「アサリ・ムール貝・アワビのタブレ仕立てフロマージュブランとタラゴンの香り」に合わせたこのシャルドネも、様々なフルーツやフラワーを感じさせる、とても奥行きのある深い味わいです。
カリフォルニアの白はとっても個性的ですね。
その個性を、オリン・スウィフト社は、ユニークでアバンギャルドなラベルで表現しています。
この「マネキン」は、不変とファッション性の融合を表現しているのだそう。
貝の香りに負けないパワーを感じました。
マクマレーエステートヴィンヤーズ”ロシアンリヴァーヴァレーピノ・ノワール 2016”
カリフォルニアの中でも特に優れたピノ・ノワールの産地である冷涼なソノマに位置し、ピノ・ノワールに特化したプレミアムブランド。
ライトな口当たりのすっきりした赤なのに、なめらかでリッチな味わい。
こちらは、「鴨の冷製スモークドライフルーツ添え」と。
ベリー系の香りが、燻した鴨肉やドライフルーツとの絶妙のコントラストを醸し出します。燻製の香りとタンニンは相性がいいのだとか。
いい意味で、お互いがアグレッシブに高めあっているマリアージュでした。
オリン・スウィフト”アブストラクト 2017”
(グルナッシュ、プティ・シラー、シラー)
またもオリン・スウィフトから。
深いベリー系のアロマを持つ、とてもバランスが取れている上品なワインです。
だからこそ私的には、このアナゴのソースがちょっと主張が強いかな、と感じました。
味もラベルもとってもスタイリッシュでいながら、どんなお料理にも合いそうなニュートラルなワインなので、ホームパーティ呼ばれたらぜひ持っていきたい一品ですね。
ウィリアムヒルエステートワイナリー”ナパヴァレーカベルネ・ソーヴィニヨン 2014”
リッチな味わいと、なめらかなタンニンが特徴のワインは、「黒毛和牛上クリ肉のロースト黒トリュフ香るマディラのソース」と。
これはもうワイン好きにはたまらないベストマリアージュだと思います。
心地よい酸味と、深い果実味、スパイスやチョコレート、バニラなどが複雑に絡み合ったビビッドなワイン。
ミディアムレアの黒毛和牛ロースト&黒トリュフのソースのリッチな味わいと、最高のハーモニー。熟成させたら愉しみなワインですね。
オリン・スウィフト”パピヨン 2016”
(カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、プティ・ヴェルド、マルベック、カベルネ・フラン、プティ・シラーのブレンド)
カベルネをベースにした赤ワイン。
「牛ほほ肉の赤ワイン煮込み」と。
パピヨン(蝶々)という、チャーミングな名前と裏腹な、パワフルなラベルが印象的です。
深い深いガーネットの深紅の色の通りに、ブラックカーラントやダークチェリー、プルーンを凝縮した味わい。スーパーフルボディのワインなので、ほの肉の赤ワイン煮込みのうまみが程よく寄り添ってくれます。
何時までも余韻を味わいたい。
…
というワケで、「E. & J. ガロ・ワイナリー」のワイン、そしてお料理とのマリアージュのレポートはいかがでしたか?
「E. & J. ガロ・ワイナリー」は、ブドウ栽培、ワイン醸造、サステナブルな活動、マーケティング、全世界への販売におけるパイオニアとして、同社は幅広い嗜好や、毎日の食卓から特別な日の一本に至るまで、様々な機会に相応しいワインとスピリッツを生産、販売しています。
実際にテイスティングしてみると、なぜカリフォルニアにはナパをはじめたくさんの優れたワイナリーがあって、素晴らしいワインをプロデュースしているのか、納得してしまいました!
みなさんも、その日の気分やお天気で、お料理と直感で合わせてみてはいかがでしょう。カリフォルニアのワインだからこそ、もっと気軽に、お洒落に、そしてほんのちょっとだけ大胆に…ライフスタイルに取り入れてみるのも楽しいと思います。
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