次々に新作が誕生するから目が離せない、鎌倉発チョコレート専門店「ca ca o」
2016年に鎌倉小町通に最初の店を構えたチョコレート専門店「ca ca o」。
誕生まもないのに、早々と2016年のサロン・デュ・ショコラ・パリに出展、用意した新作2000個を完売すると言う活躍ぶりで注目を集めています。
そんな「ca ca o」、次々と繰り出す新作や人気の定番商品を拝見、味わってきました。
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鎌倉発チョコレート専門店「ca ca o」の主力商品
得意のアロマ生チョコが日本のお酒とコラボ 小町通りの石畳(生チョコ)
「ca ca o」のメインのチョコレートはアロマ生チョコレート「小町通りの石畳」。
その特徴は生チョコレートの水分量の多さにあります。
「生チョコレート」は水分含有量が10%以上と規定されていますが、15%を超えると、かなり扱いが難しくなります。「ca ca o」は独自の技術で、チョコレートが形を成すギリギリまで水分を加えているとのことで、口どけがとても滑らか。
サロン・デュ・ショコラ・パリには、この生チョコを日本のお酒とコラボさせた「小町通りの石畳 “水の国”」を出しました。
ひとつは世界でも人気を呼ぶ革新的日本酒「獺祭」のスパークリングとのコラボ。口に入れるとあっというまに崩れ落ちるようにとろけていくのですが、元の形が崩れた瞬間に、酒の香りがふわっと立ちました。
次は、創業170年以上の歴史を誇る酒造メーカー「西酒造」の芋焼酎「天使の誘惑」とのコラボ。この「天使の誘惑」は樽で熟成させるという新しい製法で作られていることが特徴です。
口に入れると、ビターチョコレートの苦味と芋焼酎のアルコールの辛味が合わさった、重めの味でスタート。すーっととろけて、チョコレートが口から消えそうになる最後の瞬間に、芋の香りが鼻に抜けます。
そして3つめは、300年の伝統を持つ青木酒造が作り上げた「鶴齢の梅酒」とのコラボ。ふつうの梅酒はべたっと甘くてチョコレートとの相性が悪いのですが、この「鶴齢の梅酒」は鶴齢の純米吟醸を使っていて、梅酒とは思えない、さっぱりした甘さが特徴。
梅酒と、「ca ca o」の甘さ控えめのホワイトチョコレートがうまくマリアージュしています。口の中で意外に辛く、強くアルコールを感じる一品です。
男性にも喜ばれる大人の生チョコ、「小町通りの石畳 “水の国”」は日本では2017年1月5日から発売開始されました。
不思議食感。名称未定のチョコクッキー
まだ名称も決まっていないと言う、新作も味わってきました。
形はクッキーですが食感は「クッキー」という言葉からイメージされるものとはまったく異なります。
ガナッシュを少し硬めにしたような感じ。
試食した人たちが口々に「初めての食感!」と驚いていました。
わたしはルタオの「サンサシオン」にちょっと似ているかも……と感じました。
「早く発売されないかなあ」
大好きな味わいで、「小町通りの石畳」では一瞬すぎる……という、がっつりチョコを味わいたいときにきっと最適なスイーツです。
サクサクっと口の中で崩れる、人気定番商品カカロン
マカロンの中には外が硬めのものもけっこうありますが、「ca ca o」のカカロンは硬すぎず、噛んだ瞬間にマカロンがさくっと崩れて、中のガナッシュと一体になり、口の中ですーっと溶けていきます。
マカロンに限らないようですが、「ca ca o」のビターは、ビターに近いミルクチョコレートくらいの甘いビター。一方、一般には甘い印象があるホワイトチョコレートは、甘すぎず、まろやかな味。
そのため、3種のカカロンは甘さの振り幅は控えめ。
ふだんなら「甘いから」と避けるホワイトチョコレートが意外にすっきり甘さで美味です。
「ca ca o」からお知らせ
1/5〜 ca ca o3店舗(鎌倉本店、新宿ルミネ店、NEWoMaN新宿店)で2017バレンタイン新作を販売します!
カカオアロマを最も感じられる定番シリーズ”Cacao is a Fruit”, カラフルなパッケージがかわいい”Color Mariage”, 日本の銘酒を使用しサロンデュショコラパリで完売した”水の国”, 是非お試しください!
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