世にも珍しい食べられる国宝!「マンガリッツア豚」について知ろう。
2020年の日本とハンガリー外交150年に先立ち、ハンガリー大使館で開催された「ハンガリー国宝 マンガリッツア豚&ハンガリーサラミ発表会」にて、同プロダクトをご紹介をいただきましたので、レポートしたいと思います。
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国宝豚マンガリッツア豚とピックサラミとは
マンガリッツア豚はハンガリー固有の希少な豚で、2004年に、世にも珍しい「食べられる国宝」に認定。
羊?と思うほどに身体には毛がもわもわとしていて、足の爪が黒い。羊毛の豚と呼ばれているんですって。
また、血統証明書もついており、飼育されている群れごとに、管理・証明されているそうです。
スペインのイベリコ豚が唯一現存する同系統の豚であるためイベリコ豚と肉質が似ており、一般の豚肉よりも多くのビタミンやミネラルが含まれており、抗酸化酵素や不飽和脂肪酸も多くヘルシーで消化に良いのが特徴です。
また、ハンガリーサラミは独特のスパイスと長期間熟成が特徴で、イタリアをはじめとするヨーロッパサラミの原点と言われています。
サラミ製造のパイオニア ピック・セゲド株式会社とは
約150年前に南ハンガリーのセゲドの町で創業。
ハンガリー大平原で熟成した 豚肉と厳選されたスパイス、ティサ川沿いの気候的条件、その地に生息している良質な菌が結びついて.、Pick(ピック)サラミが誕生しました。
現在ではハンガリー最大の食品会社として数十種類のサラミ製品、約200種類のハム、ソーセージなどを製造。
日本にマンガリッツァ豚の生肉と加工品を届ける唯一の会社です。
そのお味は?
発表会では、「マンガリッツア豚のソーセージ」をいただきました。
ジューシーでおいしい。ぎゅーと詰まった肉質がたまりません。
世界で脂肪率が最も高い豚だというのも納得。
「ハンガリーでは、各家庭で自家製ソーセージを朝から家族で作るんですよ。」と外交官の方からの情報。
自家製ソーセージは、とても馴染み深いものなんですね。
特に、男の子がいる家庭では、豚と仕留めてソーセージを作る工程を家族みんなで行うんだとか!
というわけで、ハンガリーの食に関しての情報、いかがでしたでしょうか。
冒頭にも書いた通り、2020年は、日本とハンガリーの外交150年周年記念。
こんなタイミングで、”意外と近い”ハンガリーという素晴らしい国に目を向けてみるのも楽しいと思いますよ!
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