鳥取の郷土料理を食べにきんさい。岩美町「くいもんや海慶さざなみ」【特集:女子旅とっとり(4)】
山陰の風情あふれる温泉宿で豪華に松葉ガニ三昧も良いけれど、鳥取に来たからには、地元の人たちが食べに行くような食事処にも行ってみたい!
そんな人におすすめしたいのが、岩美町(JR山陰本線 大岩駅近く)にある、「くいもんや海慶さざなみ」。
日本海の海の幸を食材とした、和風海鮮料理のお店で、地元の人たちはもとより、鳥取市内、兵庫県湯村方面からもわざわざ食べにくる人が少なくないのだとか。
と言う訳で特集 女子旅とっとり第4回は、そんな、「くいもんや海慶さざなみ」について。
ライターayanがお届けします。
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くいもんや海慶さざなみ
鳥取砂丘コナン空港から、車で20分。
岩美町にある、くいもんやさざなみにやってきました。
お昼時には、お刺身定食、焼き魚定食、煮魚定食、子持ちかれい定食など各種定食が990円からいただけます。
岩美の家庭料理「カレイの子まぶり」
さて、私が注文した人気のお刺身定食には、前回ご紹介した鳥取グルメ「もさえび」や、のどぐろのお刺身、ご飯、お味噌汁、野菜サラダ、煮物、茶わん蒸し、お漬物の他、「カレイのこまぶり(子まぶり)」がついてきました。
カレイのこまぶりは、新鮮なカレイの刺し身に、加熱したカレイの卵をまぶした岩美町の郷戸料理。
カレイが子を持っている冬場にしか味わえない特別な逸品は、臭みもなく、そしてお刺身と卵の食感の違いも楽しく、白ご飯に良く合うおいしさでした。
そして、こちらはお刺身定食と一緒に注文した、日本海沖でとれたての新鮮な子持ちカレイの煮つけ。卵もたっぷりです!
カレイは鳥取では当たり前に食卓に上る食材だそうですが、9月~5月に沖合底引き網漁で漁獲される子持ちの雌は高価で、卵もこの時期のものがぷりぷりと弾力があって一番おいしいとのこと。
身が柔らかく、骨からホロッと外れるので食べやすいです。どこかほっとするおふくろの味的な煮付けは、これだけでどんぶり一杯のご飯が食べられてしまいそうなおいしさ。
…と、こんな風に、お手ごろ価格で新鮮な日本海の海の幸が楽しめる食事処、「くいもんや海慶さざなみ」。
店名は、「かいけい さざなみ」ではなく、「海慶」と書いて「さざなみ」と読むそう。
「鳥取のおいしいお魚が食べたい!観光客向けじゃなくって、地元のひとたちが通う食事処に行ってみたいの!」という方は、ぜひ足を運んでみてくださいね。
6月には地物岩がき、初夏から晩秋にかけては日本海で一本釣りされる白イカ(ケンサキイカ)、11月~3月にかけては松葉ガニ、その時期しか食べられない旬の味覚も見逃せません。
くいもんや海慶さざなみ データ
住所:鳥取県岩美町大谷1648-21 / JR山陰本線 大岩駅南側
(グーグルマップで開く)
電話:0857-72-0305
営業時間:午前11時~午後9時
定休日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
URL:www2.sanmedia.or.jp
お昼の時間帯と夕方以降は予約で満席になることもあるため、遠方から行く場合は前もって予約をしておくほうが安心です。
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