名探偵コナンLOVEな人が年間10万人も訪れる「青山剛昌ふるさと館」【特集：女子旅とっとり（6）】

ライター　ayan

琥珀色の時

鳥取を満喫中の3545WOMAN取材班…

レトロな雰囲気の倉吉白壁土蔵群で、江戸や昭和初期の文化に触れた後は、趣をガラリと変え、鳥取県北栄町にある「青山剛昌ふるさと館」にやってきました。

青山剛昌ふるさと館ブログ口コミ

そう！ここ北栄町は、あの人気漫画「名探偵コナン」の作者である青山剛昌（あおやまごうしょう）さんの生まれた育ったまち。
「ゲゲゲの鬼太郎」で有名な境港市と並び、鳥取の漫画＆アニメ文化のオリジンを担う地。

そんな青山剛昌ふるさと館について、ライターayanがお届けします。

いざ入館！　青山剛昌ふるさと館ってどんなところ？

というワケで、倉吉白壁土蔵群から車で20分。お目当ての場所にやってきました。

入場券を購入して、いざ入館。

名探偵コナン入場券

凝った装飾のほどこされた入場券には、数種類のデザインが存在するそうで、どれがもらえるかはその時のお楽しみ。
今回手に出来たのは、怪盗キッドとコナン君のツーショットのものでした♪
これ、このまま記念のしおりになっちゃいそうですよ。

青山剛昌ふるさと館ブログ口コミ

エントランスでは、ドアのキーホール装備や青山剛昌先生のキャラクター人形などがお客さんをお出迎え。青山作品のファンならば、入ったとたんにテンションが上がってしまうこと間違いなし。

青山先生の歴史を写真、実映像を織り交ぜながら紹介していく青山剛昌ヒストリー。先生が子どものころに描いた作品など、貴重なものも展示されています。

青山剛昌仕事場

こちらは、青山先生の仕事場を再現したコーナー。名作誕生の現場を間近で見ているような気分になります。テーブルの上に無造作に置かれたカラーイラストの美しいこと！

青山剛昌仕事場

海外での人気もスゴイ！年間1万人の外国人が

「名探偵コナン」は、アジアや欧米など、世界中各国において翻訳版が発売されているって、ご存知でした？

名探偵コナン世界コミック翻訳版

この施設の来場者は、年間約10万人（※平成27年度見込み）なのですが、実はその1割、約1万人は海外からのお客さまなのだとか。

正直、交通の便が良いとは言いづらく、メジャーな観光地からも少し離れたこの場所に、名探偵コナンに会いにやってくるコナンLOVEな外国人がそんなにたくさんいるとは！

ちなみに、「名探偵コナン」は英語でDetective Conan（ディテクティブ・コナン）。
漫画好きな外国人と話す機会があったら、「Detective Conan知ってる？」と聞いてみると、話が弾むかもしれませんよ。

名探偵コナン世界コミック翻訳版

翻訳版のコミックは、「コナン・ワールドライブラリー」コーナーで見ることが出来ます。

観るだけじゃない！体験コーナーも

「コナン・ザ・コレクション」のコーナーでは、今や貴重となった各種グッズを一堂に展示。ステーショナリーからレアグッズまで見ごたえのあるコレクションは、ファンにとってはたまらない品々でしょう。

青山剛昌ふるさと館グッズ売り

でも、ただ単に展示されているものを見ることだけが、青山剛昌ふるさと館の楽しみ方ではありません。

名探偵コナン変声機

コナンになりきっていろいろな声を出せる「蝶ネクタイ型変声機」や、疾走感のある「ターボエンジン付スケートボード」など阿笠博士の発明品の数々を体験できたり、「3Dキャラクタービジョン」でコナンといっしょに3D写真を撮れたり、「トリックテーブル」で謎解きをしたり…。
ただ観てまわるだけではなく、体験できるコーナーがたくさんあるので、子どもはもちろん、大人もいっしょになってはしゃいでしまいそう！

さっと見れば一時間ほどで回れてしまう規模ではありますが、ひとつひとつじっくり見て行けば、一日かかっても見終らないくらい、青山ワールドの魅力が詰まった場所なのです。