まるで日本庭園!美肌の湯を楽しみに皆生温泉「東光園」に行こう【特集:女子旅とっとり(12)】
さて、前回に続き、35-45WOMAN取材班は鳥取県は米子市、皆生温泉に来ています。
今日ご紹介するのは、こちら皆生温泉の中でも、2種類の自家源泉を持つ唯一のお宿「東光園」さん。
広~い日本庭園と出雲大社をモチーフにしたというアートな建築が融合した宿…なんていう点も、女子旅にピッタリ。
ということで、【特集:女子旅とっとり】第10回、ライターayanがお届けします。
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皆生温泉 東光園
鳥取県米子市皆生温泉3丁目に位置する、東光園にやってきました。
ちなみに、前回ご紹介したいこい亭菊萬から、徒歩数分の場所にあります。
冬は意外と雪が多い鳥取、当日もこんな景色が出迎えてくれました。寒い!
さて、正面玄関を入ると、ぱっと目に飛び込んでくるのはおしゃれな椅子と、その向こうに広がる日本庭園。一般的に旅館に入って正面にあることが多いフロントデスクは脇のほうに位置しており、非日常な空間の広がりを感じます。
3000坪の広さを誇るという日本庭園には、彫刻家・流政之氏による7つのお庭があるほか、本館「天台」には、海風が吹き抜ける空中庭園がしつらえられているとのこと。
日本海がすぐそばなので、冬場は冷たい風が雪を運んでくる寒い日も多いですが、見事なお庭を散策して、冷えた体を皆生温泉自慢のお湯で温めるのも冬の東光園の楽しみ方、かもしれません。
東光園のお部屋
今回は、海側のお部屋に宿泊しました。
窓からは海岸が見え、耳をすませば打ち寄せる波の音が聞こえてきます。この部屋は定員1~6名ですが、ほかにも10名まで泊まれる大部屋や、ベッドタイプの洋室、お庭の見える特別室などもありますよ。
東光園の温泉 2種類お湯を堪能
いろんな種類を少しずつ…が好きな女性って、多いですよね。1種類を「どーん!」も悪くないですが、料理でもお菓子でも、そして温泉でも、複数の種類を楽しめるほうが嬉しいもの♪
ここ東光園は、そんな贅沢な女性の願いをかなえてくれる、2種類の自家源泉を持つ皆生温泉でも唯一のお宿。
全国的にも珍しい海中から湧き出る”塩泉”と、美肌効果のある“弱アルカリ泉”の2種類のお湯がいっぺんに楽しめます。
■海から湧き出る塩泉(弱塩類泉)は、皆生を象徴する基本の温泉。
デトックス効果があり、飲用ではないのですが、唇についたお湯を舐めてみると、海水のようなしょっぱさを感じます。
■もう一方の弱アルカリ泉は、神経痛、筋肉痛、冷え症などに効果があるほか、美肌効果のある美人の湯として評判で、女性には特にお勧めの良泉なのだとか。
ちなみに東光園には、内湯、外湯合わせていろんなお風呂があり、宿泊者は、初日の夜と、翌日の朝と、それぞれ違うロケーションが楽しめるようになっています。
特に、まるで日本庭園の中でお風呂に入っているような贅沢なお風呂は、体験する価値あり。きれいになりたい35-45WOMANの皆さま、ぜひ試してみてくださいね。
わたしも、夜だけでなく、早朝5時から贅沢な朝風呂として利用♪
訪れた日はとても寒く、日本海から吹く冷たい風がときおり雪を運んできましたが、それもまた山陰の旅情があってよいものでした。日が昇る前の朝風呂も、はぁ~、極楽、極楽!
貸し切り風呂もあります。
東光園のお食事 冬場は何といっても松葉カニ
この特集でも何度かお伝えしていますが、鳥取といえばカニ!冬場はなんといっても松葉ガニがおいしい。
松葉ガニを目当てに冬の鳥取に訪れる方も多いそう。
今回、私も松葉ガニづくしの会席料理をいただいてきました。
食前酒は珍しい「梨酒」でした。鳥取産二十世紀梨を使った果実酒だそうです。さっぱりした甘みで、食欲が刺激されます。お造り五種盛り、どれも新鮮でとっても美味しい。
姿蟹はきれいな松葉ガニが丸ごと一匹!うーん、贅沢。
蟹用のお酢がありましたが、これは何もつけずこのままいただいても、ジューシーで甘みのある蟹肉そのものの味が楽しめるのでおすすめです。
ところで、「松葉ガニ」って、どうして「松葉」というのかご存知ですか?
松葉ガニの名前の由来には諸説あるようですが、その一つは、蟹身を食べた後の骨のようなもの(実際は骨ではなく腱)が松葉のように見えるからだと、仲居さんが教えてくれました。
生の蟹脚を網に載せて焼く焼き蟹は、焼いている最中に立ち上る甘く香ばしい匂いもご馳走です。蟹は生でも茹でても煮てもおいしいですが、焼き蟹のあの匂いはホントたまりません。
写真は、地元の日本酒「八郷(やごう)」。
それほど日本酒をいただかない私でも、松葉ガニづくしのお料理とのマリアージュには舌を巻きました。女性にも人気があり、日本酒を飲みなれない方にも評判が良いのだとか。つい杯を重ねたくなってしまいます。
さらに蟹が続きます。
こちらは蟹の手まり寿司。ひと口サイズでぱくっといただけます。
熱々のあんがかかった茶碗蒸しにも、こんなに大きな蟹身がゴロリと入っていました。
その他、天然温泉で蒸した”のどぐろ”や、大山(だいせん)のハーブ鶏を使ったつみれ鍋も絶品。
鯛ごはんと赤出汁が出てくるころには、もうお腹はパンパン。女性には少し多いくらいのボリュームで、全部食べられないのが悔しくなるほど。
「鳥取っておいしいものの宝庫なのね!」と大満足で眠りにつきました。
皆生温泉 東光園 データ
住所:〒683-0001 鳥取県米子市皆生温泉3-17-7
電話:0859-34-1111
URL:http://www.toukouen.com/
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