カンボジアの伝統的な薬草スチームサウナ「チュポン」を体験【特集:女子旅アンコールワット(6/17)】
カンボジア シェムリアップを旅する【特集:女子旅アンコールワット】 第6回
前回、やっとこ旅の拠点 ホテルChez Moi(シェモア)にチェックインしました。
今日ご紹介するのは、そんなシェモアの最上階にあるSamathi Spa(サマティスパ)について。
わたし、ここで、人生で初めてチュポンというモノを体験しました!
もともと、医療従事者の家族を多く持つために、東洋医学方面にはワリと懐疑的だった私なのですが・・・ちょっと声を大にして言いたい。チュポンのすばらしさ。
というワケで、サマティスパでのパラダイムシフトな体験記をお届けします。
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チュポンってなあに?
さて、まずは「そもそもチュポンってなんなのよ?」というお話から。
チュポンは、とても古い時代から伝わる、カンボジアの薬草スチームサウナのこと。
薬草サウナの習慣は世界中に残っているんだけど(韓国のよもぎ蒸し等が有名ですよね。)、チュポンはその中でもアーユルヴェーダの流れをくんでいます。
フレッシュなカンボジアハーブの香りと、熱すぎない温度が、「普通のサウナは苦手・・・」という女性にも嬉しい。
それに、もともと「産後の体調管理、体力回復のために」という目的があったというから、女子的にグッと来ない人はいないはず(笑
使用ハーブによって、美肌、美白や整腸作用、ダイエット、血行不良やストレス改善などに効果が期待できるそう。
という事で、サマティスパに来ました。
サマティスパでは通常マッサージの他、オイルマッサージやハーブボール、ボディスクラブ、ハーブパック、フェイシャル、ヘッドマッサージなど、多彩なメニューが用意されています。
お値段は60分で、ざっくりと10~20ドルほど。
今回、ワーワーとご紹介しているチュポンですが、上記の施術を受けた人は・・・なんと、無料で体験できます!…マジか!!…と思わず言葉が乱れてしまうほどお得。
さらに言うと、ホテルの宿泊客ならば一泊につき40分のマッサージが無料なんです。 その他、割引もあるので、お泊りの際は部屋にあるメニュー表とにらめっこして、ぜひ好きなだけ体験してみて。
・・・というワケで、サマティスパ代表の鈴木里沙(すずきりさ)さんに案内いただき、チュポンに触れていきます!
ちなみに、鈴木さんは「世界の村で発見!こんなところに日本人」など、日本のテレビでも紹介されるスゴイひと。
「新企画!!思い切って夫婦で移住!こんなところで第二の人生SP~30代夫婦が未開のカンボジアで美容院となんでも屋を~」と紹介されました。
*このサマティスパは、日本での生活でストレス過多で心と身体が病む…という経験をした彼女がプロデュースしています。ホリスティック医学を学ぶことでたどり着いたハーブ医療がココに!
サマティスパのチュポン使用ハーブについて
体験前に・・・我儘を言って、使われているハーブを見せていただきました。
サマティスパでは、市場で仕入れたハーブをベースに、フレッシュハーブとその時のおすすめハーブ3種をミックスした物を使っている、とのこと。
「始めた当初は、学名がわからない植物が多く、大変でした」と、鈴木さん。
この日は、コブミカン(カファーライム)や、レモングラス、柑橘類の葉に、生姜?ウコン?と思われる植物たちが。
ここからハーブボール(温めて、体に当てて使うもの)を作ったりも。
ちなみに、これら手作りプロダクトは、ホテルの物販コーナーで購入する事もできます。
私もお土産に1つ。実は、日本でも結構ハーブボールを買っている私(懐疑的じゃなかったのかよ!というツッコミはナシで・笑)なのですが、日本の約3分の1ほどの値段でGET出来て大満足です!
いよいよチュポン小屋に突入!
着替えを済ませ、スパ施設の裏側に建てられた専用の場所に向かいます。
通常、1人用テントくらいの大きさで提供されることが多いチュポンですが、サマティスパでは写真のような小屋を使っています。
小屋の1階部分には、ハーブスチーム作るための仕組みがデデーン!
中に入ると、さっそくスチームでモクモクとしていました。
そして入った瞬間から汗が噴き出す、噴き出す!
特筆すべきはその香り。ハーブを使ったスチームサウナは、他でもある程度経験していましたが、ここまで強くてフレッシュで気分の良い香りは初めて。
階段を上がると、2階部分にベンチが設置されていました。
冷たい水と団扇、それから枕などを使い、自分たちの好きなように過ごします。
とにかく尋常じゃないくらいに汗が出るので水分補給は必須。
一般的なサウナと違い、温度が低く、また、小屋から外に出て休憩する事出来る専用のベット↓も複数あるので、かなりゆっくりと楽しむことが出来ます。
小屋には5人ほどで入れるスペースがあるので、おしゃべりしながら・・・ってのもイイかもしれませんね。
チュポンの後、ハーブボールマッサージ
チュポンでしっかりと体を温めた後は、ハーブボールを使ったマッサージを受けます。
気持ちよすぎて、半分以上意識がない・・・
ちなみにサマティスパでは、すべての施術の前にチュポンに入るコトを推奨しているそう。
この日の私の担当は、「シャイでマイペースですが、彼女自身、癒しの力を持ってるんですよ。」と紹介されたDANIさん。
これでもか!というほど、カンボジアのナチュラルハーブに触れるセットメニューを終えた後は、「ここ数年、一番肌の状態がいい」と思えるほどの効果が続きました。
こういうのってたいてい大袈裟に言ってしまいがちなんですが、いや、ホントに!!
「骨盤の内側からあったまる」コトの、体に対する良効果、侮れません。そして、普段あまり汗をかかないという女子にも、すごく効果があると思います。
・・・というワケで、みなさんもぜひぜひ、カンボジアに伝わるチュポン、体験してみて!
・・・
女子旅アンコールワット、次回はちょっぴり旅行記を休憩して、「行く前に知っておきたい!」カンボジア旅行の注意点、マナー、コツのまとめをお届けしたいと思います!
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Samathi Spa(サマティスパ) 詳細
住所: No. 378, Sombai Road, Wat Damnak Commune, Siem Reap
ホテル Chez Moi Suite and Spa(シェ モア スイート アンド スパ)最上階
電話:Tel: 063-765995
前回ご紹介したホテル シェモア内にあります。空港から9キロ、ワンコールワットから7キロ、オールドマーケットエリアから700メートルという便利な立地です。
カンボジア女子旅におすすめ!ガイドブック2選
今回の旅で、とても重宝したガイドブックを2冊、ご紹介します。
アンコール・ワット (地球の歩き方aruco)
アンコールワット (タビトモ)
arucoは、女性向け。可愛い雑貨やラグジュアリースパ、カフェ、レストランの情報多数です。
また、タビトモはアンコール遺跡のことがわかりやすく解説されています。
特設サイトのご紹介「女子旅ライターが行くカンボジア シェムリアップ」
カンボジア シェムリアップの関する旅情報を、特設サイト「女子旅ライターが行く!カンボジア シェムリアップ」として公開しています。
「シェムリアップについてもっと知りたい!」という方は、こちらのサイトをぜひチェックしてみてください!
さらに詳しく、各種スポットから、カンボジア旅で知っておきたい基礎知識、マナー、注意点…
そして、持って行ったら超便利だった!「カンボジア 女子旅持ち物リスト」も公開しています。
カンボジアでネットにつなぐためには?保険は?使えないクレジットカードは?VISAってどうやってとれば簡単?など、絶対に知っておいた方が良い情報満載です。
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