カンボジアの一軒家スパで体験するオーダーメイド美容。代表 篠田ちひろに聞く「スパクメール」とは?【特集:女子旅アンコールワット(13/17)】
カンボジアはシェムリアップを旅する【特集:女子旅アンコールワット】。
意外と知られていないのですが、「シェムリアップに行ったら、スパを楽しまなきゃ損!」というほど、この地にはその類の施設が点在しています。
中でも、今回ご紹介するスパは、「カンボジアの伝統的な医療をベースにしている」事や、「日本人女性がプロデュースした快適なスペースとホスピタリティを持つ」事などから、スペシャルな場所として名が知られています。
という事で、特集 第13回の今日は、とある一軒家スパ ”スパクメール”についてお届けしたいと思います。
代表 篠田ちひろさんにインタビューしてきました!
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エシカルな想いで作られた スパクメールとは
ホテルスパ、街スパ、路上スパなどの分類されるシェムリアップのスパ施設において、ホテルランクの技術とサービスを提供しているスパクメール。
TVをはじめとする様々なメディアで取り上げられることも多いので、ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、ここは篠田ちひろという日本人女性が立ち上げた事で有名です。
篠田さんは、一部メディアで、”カンボジアハーブの伝導師”などと紹介される事もあるひと。
スパクメールは、もともと、カンボジア流のスチームサウナ”チュポン”に魅せられた彼女の「さまざまな想いをカタチにした場」でもあります。
スペシャリストを育てる!セラピスト教育
施術を担当する現地スタッフは、5か月のトレーニング後、厳しい試験に合格したメンバー。
実は、「現地の雇用を増やす」などの意味でも、田舎の農家出身の人を多く採用しているのだそう。
裸足で大地を駆け回り、鍬を持ち、雑草を抜くという生活をしていた彼女たち。私が今まであったセラピストの中でも、とびぬけて体幹しっかりしている感じがしました。手の温度も高いんだって。
ちなみに、トレーナーは、みんなからニャックルー(「女の先生」っていう意味らしい。)の愛称で親しまれる、上原弥生さん。
セラピストの教育だけでなく、室内設備の仕入れなどから関わる、立ち上げメンバーの一人でもあります。
というワケで、いよいよスパクメール施術体験!
前置きが超~長くなってしまったのですが、ここからは(やっと!)スパクメール体験記をお届けしたいと思います。
スパ専属のトゥクトゥクに乗り、オールドマーケットエリアから南東に位置するスパクメールに到着。
キュートなスタッフさんのお出迎えに恐縮しつつ中へ入ります。
フロントでは、特別にオーダーして作ったという、ヘチマのランプにも注目してみて!
池と飛び石をモチーフにしたセンスの良いロビーにて、ウェルカムドリンクをいただきます。
余談ですが、この時いただいたドリンクが、日本ではめったに見ることができないバタフライピーを使った物だったことをお伝えしておきたいと思います。こういうトコロがいちいちキュンとするんですよね…。
そして、ガーデンエリアへ移動。
施術を行う4つのコテージ、そしてあずま屋が点在している広い空間です。
(ここが、スパクメールが、一軒家スパとかガーデンスパと呼ばれる所以なんですね。)
移動後、あずま屋にて、体質診断チェックシートを記入。
そのまま足湯、そしてスクラブを使ったレッグマッサージを受けます。
スパクメールのおすすめメニュー
スパクメールには、
1.シュガーパームボールマッサージ=オイルを使わない全身マッサージ
2.ハーバルアロマセラピーマッサージ=カスタマイズされたオイルを使用したマッサージ
3.スクラブ&チュポン
4.ハーバルボディー&ヘアラップ
5.フルレッグマッサージ(ヒザ下中心のマッサージ)
などの単体メニューと、そしてそれらを組み合わせたロングメニューが用意されています。
http://www.spakhmer.com/ja/spa-khmer-menu/
最もスペシャルなコースで100ドルほど。アバウトですが日本の約1/5~1/3ほどの価格でしょうか。
使われるハーブは、フレッシュ、ドライの両方のカタチで、9種類。レモングラス、カファーライム、タマリンド、しょうが、クメールしょうが、ターメリック、プルメリア、ガランガル、ジャスミンライス
スパクメールのメニューは、医療の考えをベースにしつつも、ちゃんと気持ちいいというお約束があるので、どれを選んでも安心できます。
例えば、クルクメールの伝統技術であるコックチョール(タイガーバームを塗った皮膚をコインでこする)を取り入れる際には、そのツールをコインから椰子の種ボールに変更。皮膚自体への負担や、痛みなどを軽減した内容になっています。
ちなみに、今回私は、一番人気だというデトックススペシャル(120min 69ドル)をチョイス!
チュポンで汗を流し→オイルマッサージ→スクラブマッサージ…という人気のアラカルトを凝縮したもの。
いざ体験すべくコテージに入ると、↓2つのベットと(パートナーと一緒に受けられます)、チュポン用のテント、シャワーブースがありました。
まずはチュポンから。
ブレンドされたハーブスチームが、テント中に充満。フレッシュでパワフルな香りに癒されつつ、とにかく汗が流れます!
(チュポンの詳しい説明は、こちらをご覧ください。)
皮膚や筋肉を温めた後は、オイルマッサージを。
想像以上に丁寧で、流れるような動き。また、おそらくそういう風に指導されているんだと思うのですが、セラピストの手と、そして私のカラダが、触れていない時間がとても短い。
たくさんの植物が使われたスクラブは、スペシャルケアの名にふさわしい心地よい刺激。
「寝てしまっては勿体ない…」と耐えたのですが、非日常の快感に負け、ウトウトしながらのセラピーとなりました(笑)
出来れば、月に一度、数か月に一度でもいいから定期的に受けられたらなぁ・・・と願わずにはいられません。カンボジア シェムリアップ・・・いいね!><
施術終了後は、受付ロビーの方に移動し、スイカを使ったフレッシュジュースを飲みながらのフィードバック。
今現在の、体や心の状態、おすすめの植物、ハーブについて教えてもらいました。
この時間もまた、後から思い返して「キュン」となる思い出になるコト間違いなし。
あまりにも非日常で、そして特別な時間。
シェムリアップに来たなら、アンコールワットだけじゃなく、ぜひ、こんな贅沢な場所にも足を運んでみて!
ちなみに…ここスパクメールでは、飛行機チケット、ホテルや食事、オプショナルツアーがすべて含まれたデトックスツアーも提供してくれています。
コレ、カンボジア旅、海外旅行に慣れていない方には特におすすめ。ぜひチェックを。
http://detoxtour.spakhmer.com/ja/
さて、【特集:女子旅アンコールワット】次回の記事は、「プロが選ぶ!カンボジアおすすめの女子みやげBEST5」をお送ります。
スパクメールの原点、”ハーブ雑貨を扱うクルクメール”も登場しますよ。
SPA KHMER by kru khmer botanical co.,ltd
スパクメール
住所:salakam reuk commune, siem reap, Cambodia
電話:011 345 039
URL:http://www.spakhmer.com/ja/
予約ページURL:http://www.spakhmer.com/ja/reservation/
特設サイトのご紹介「女子旅ライターが行くカンボジア シェムリアップ」
カンボジア シェムリアップの関する旅情報を、特設サイト「女子旅ライターが行く!カンボジア シェムリアップ」として公開しています。
「シェムリアップについてもっと知りたい!」という方は、こちらのサイトをぜひチェックしてみてください!
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カンボジアでネットにつなぐためには?保険は?使えないクレジットカードは?VISAってどうやってとれば簡単?など、絶対に知っておいた方が良い情報満載です。
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